地域の中小・中堅建設企業は、先が見えない建設投資の減少に歯止めがかからず
公共投資の削減による受注減、それに伴う競争の激化、ダンピング受注による
利益率の低下。何年も続く資材価格の高騰などで、
各社とも経営環境は極めて厳しい状況にあります。
加えて,金融危機をうけて金融機関の貸し渋りや貸しはがしが急増している事実が
各社の財務面での環境悪化が追い討ちをかけています。
そうした中,地域経済を支えてきた中小・中堅建設企業は、
各社とも生き残りをかけて業態の変革を必死に考えています。
そんななか・・・
国土交通省の公募事業「建設業と異分野とのコラボレーション促進支援事業
を観て、しみじみ感じたこと。
大学・企業等が持つ技術・事業シーズを中小・中堅建設企業に展開する
スキームなのですが、これは中小・中堅建設企業の新分野進出を支援し、
企業の複業化を促進することを目的にしています。
基本は『ものづくり系=理系』の発想から出た仕組みのように感じられますが、
実際のところは、それらのスキームをどうつないで(プロデュースして)、
どうやって売っていくか。。。
誰でもよく陥る罠ですが、
一所懸命開発したところで、売る場所や買う人が居ないままの状況が
ずっと続く・・・ということも十分に考えておく必要があると思うのです。
その件で、最近とっても変わったなぁ・・・と感じたこと。
いままでであれば、役所に相談に行ってもまず具体的なアドバイスは
ありませんでしたが(いままで聞いた相手が悪かっただけか?)
最近は、(誰に相談するかにもよりますが)真剣に考えている方々が多い、
という印象。
その背後には、政策をしっかり具体化とようとする政治家・民間ブレーンの存在
が明確に感じられます。
※その方々と実際にお会いして、いろいろなお話をお聞きして、
納得できた要素は数多くありました。
そのあたりのカラクリが見えてくると、
ほんとうに仕事の段取りがサクサク進んでいきますね(笑)。
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