30代の家づくりは不安だらけ、逆に団塊の世代の住宅取得需要が旺盛、その裏に潜む
落とし穴について、先日のブログに書きました。
そのなかで、現場実感として30代をはじめとする一次取得者層の先行き不安感を
書きましたが、その実感を裏づけるデータが公開されています。
「 肌プランニング応援サイト 」をオープンするにあたって、
30~39歳の女性500名に「人生プランニング」に関する調査を実施したそうです。
オルビス株式会社プレスリリース 2010年11月15日 12:20 (Yahoo!オンビジネス)
66%とは、ものすごい将来への不安感です。
おもしろいデータとして「将来に向けて、これから対策をしたいと思うこと」は、
「お金」が76%で第1位。次いで、「健康」(62%)、「仕事」(61%)、「肌」(56%)、
「結婚」(48%)と続いています。
また、「自分は将来設計ができている方だと思うか」という質問には、
「設計できている」と答えた人は、わずか16%。
「設計できていない」と答えた方は、なんと84%に上ります。
「設計ができている」と回答した人の理由として、
「結婚してもしなくても、働き続けられる仕事があり、保険や貯蓄などの計画を立てて
いるから。(34歳・東京都)」など、貯金が出来ている=将来設計ができている、
と考えている人がほとんど。
「設計できていない」人の理由として、
「今は忙しくて家計管理すらできていないから。(37歳・東京都)」、
「今の生活がいっぱい、いっぱいだから。(37歳・静岡県)」など、
忙しいが故に考えられないという意見が多くあがっているそうです。
30代女性ならではの質問だからかもしれませんが、
「自分のことをノープランだと感じることがありますか」ととう設問には、
「ある」という人が86%。
「ノープランだと感じる時」として、「周囲が将来について語る時。(39歳・東京都)」、
「株や外貨預金などの話題についていけない。(37歳・神奈川県)」、
「友達が家庭を持ったとき。(34歳・京都府)」など、
周りの人と自分を比べて、「ノープラン」を実感する人が多いようです。
将来設計=貯金だけではないのですが、独身では家を建てる、家を買うということは
結婚してから考える、先伸ばしにするべき話としか考えられないと思います。
ただし、無計画のまま賃貸住宅で過ごすことが、都内では長期的に大きなリスクに
なりかねない可能性が高い現在。
ややもすると30代になったら
終の棲家
をも考えなければならない時代に突入しているのかもしれません。
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