住宅展示場の歩き方
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久しぶりにこの部屋にやってきた。この部屋、少しカビ臭いかも。やってきたついでに日記をかいておこうかな。民主党が90年比で25%のCO2削減を目標にした。私の日記を読んでいただいていた方は、私が環境保全に積極的だということをご理解いただけると思うが、この25%には、「ほんとかよ?」という気持ちが強い。日本の状況と欧州と全く違うにも関わらず目標パーセンテージだけが横並びに並べられている。1990年は10月に東西ドイツが統合された年。その頃の東側のエネルギー効率の悪さは日本と比べものにならない。イギリスなどは石炭をまだたくさん使っていた。要するに改善代がたくさんある。しかも、ここからが重要だが、民生の事情が全く違う。欧州は基本が全館空調に対して、日本は個室空調。つまりは炬燵にストーブだったものが、新築になると全館空調になる。海外は単に効率を上げれば、その分が節減につながるが日本は効率向上、総量拡大の道の途上にある。しかもエネルギー会社は、単純に効率をあげると使用料がへるので、利便さをアピールして例えば浴室乾燥機とかをすすめる営業を行う。欧米は民生にも改善代があるが、日本は効率向上で利便拡大、総量拡大が顕著ではないか。典型的なのは、乾燥機付き洗濯機というようなものの普及だ。大雑把にいって、民生用エネルギーは、90年に対して、03年のレベルですら20%も増えている。大幅に増えているのは電力。個々の電気製品の省エネ性能が上がっても、製品を使う場面が拡大していけば、省エネはおぼつかない。毎日テレビでこんなに省エネ性能が上がったと聞かされているので、民生の省エネも進んでいるように感じるが、実は前は暖かい部屋は居間だけで、寒い寝室の布団に潜り込んでいたりしていたのだ。今は効率の悪い電気で各部屋を暖房して、暖房便座を使い浴室の床まで暖房している訳だ。ちなみに冷房用のエネルギーは夏のピークで話題になるので沢山使っているような気がするが、たいしたことはない。随分、乱暴な計算だが、各家庭が90年の25%減のレベルにするとしたら、今の電力使用量を5割以下にしなければならないと思う。それが79年レベルの使用量。昭和54年だ。産業界の省エネはかなり進んでいるので、民生はもっと削減しなければならない筈である。当然、そんなの無理だということになるが、あとは排出権を買うという、地球温暖化の本質と関係ない処理の仕方になる訳だ。冷静に考えても、これはええかっこしい、だと思えてしまう。環境にうるさい私がこんなことを書くのは、省エネ性能と総量拡大のことを考えて欲しいからです。
2009/09/08
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