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少し前にオークションでラジオを入手しました。旺文社のラジオ講座(通称ラ講)を聴くのに使っていた短波ラジオです。天面に同調ダイヤルが付いていてなかなかお気に入りだったのですが、実家に無かったので捨ててしまったのかもしれません。オークションで入手したラジオは、ボリュームもスイッチもガリがひどいものでした。そこで接点復活材の登場です。^^KURE 呉工業 接点復活スプレー 220ml NO1424[NO1424]価格:388円(税込、送料別) (2020/6/11時点)楽天で購入まずは分解。意外と簡単に外れました。スライドスイッチ2個、電源スイッチ付きボリュームに接点復活材を吹きかけたら見事にガリが無くなりました。^^ラ講のテーマ曲です。
2020.06.12
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小型のポータブルスピーカーを買いました。AnkerのSoundCore2です。スピーカー【改善版】 Anker Soundcore 2(12W Bluetooth5.0 スピーカー 24時間連続再生) 【強化された低音 / IPX7防水規格 / デュアルドライバー / マイク内蔵 / ブルートゥース】楽天で購入サイズが小さいのでどうかなと思いましたが、結構大きな音が出てくれました。^^
2020.02.17
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長年使っているデノンのヘッドホンAH-D2000のイヤーパッドがボロボロになってきたので交換しました。ヘッドホンを購入したのが2008年12月で、前回イヤーパッドを交換したのは2013年7月なので、大体4年ちょっとで交換が必要になるみたいです。写真は今回購入した交換用イヤーパッド。よく見ると純正じゃなくて、GEEKRIAという会社ですね。右がボロボロになったイヤーパッドで、左がGEEKRIAの交換用イヤーパッド。こちらは裏側。無事に交換できました。^^
2017.10.01
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ケンウッドのOMNI-A5という無指向性スピーカを1台入手しました。もともとは2台一組で35,000円するそうですが、某オークションで100円で入手しました。^^壊れてたら中身のアンプを入れ替えてしまえばいいやと落札しましたが、アンプは無事に動作してました。中を覗いてみても膨れているコンデンサもなさそう。スピーカはマグネットが超大型で凄い迫力。スピーカが上を向いているので埃が凄かったです。カバーも外して掃除しました。^^プロジェクターは意外とスピーカが前や横に付いていたりして、後ろや横の人に音声が届かないことがあります。これを使えば大丈夫ですね。^^
2017.03.22
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奥さんのヘッドホンが壊れてしまったので修理しました。あらら、ボディが真っ二つに!良くみると単に接着が取れただけみたいですね。瞬間接着剤で貼り付けて修理完了。^^また良い音で鳴り出しました。^^
2017.02.11
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こんなブログを書いているくせに、今までオーディオ評論家を見たことがありませんでした。でもそれもおしまい。CEATECのブルーレイのコーナーで麻倉怜士さんを見ました。^^◆◆大人のためのハイレゾ入門 麻倉怜士直伝!! / 麻倉怜士/監修 / 洋泉社価格:1512円(税込、送料別) (2016/10/8時点)
2016.10.07
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ソニーのブルートゥーススピーカ内蔵LED電球です。それとも、LED電球内蔵ブルートゥーススピーカと呼ぶべきか。【送料無料】 ソニー ブルートゥースLED電球スピーカー LSPX-100E26J (ブルート…価格:21,790円(税込、送料込)ま、どちらでもいいんですが。^^;こういうのを使ったら手軽にお風呂で音楽が聴けたりできますね。^^湿気防止のカバーがあるので、少し音がこもるかもしれませんが。^^;
2016.02.28
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例のウォークマン用にワイヤレスのヘッドホン(正しくはヘッドセットですが)を買いました。Bluetooth®4.0に対応。連続通話時間が125%(Bluetooth®3.0比)にアップしたBluetooth&re...価格:1,980円(税込、送料別)無事にウォークマンとペアリングできました。^^今回の教訓!Bluetooth用ヘッドセットには、通話専用と通話・音楽兼用がある。最初に買ったのはこちら。Bluetooth®3.0対応ヘッドセット 連続通話時間6時間、連続待ち受け時間150時間のスタミナバ...価格:1,116円(税込、送料別)これは通話専用です。そのような区別があるとは知らなかったので、ウォークマンとペアリング出来なくて壊れているのかと思いました。
2015.07.23
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電子楽器で有名なコルグと陶磁器で有名なノリタケから、新しい真空管の発表がありましたね。 蛍光表示管の技術を応用した新真空管“Nutube”開発のお知らせ特徴は次の四つ。・大幅な省電力化を実現:従来真空管の2%以下の電力で動作・小型:容積比で従来の真空管に対し30%以下・高信頼度、長寿命:日本製、連続期待寿命3万時間・基板への直接マウント可能:ソケット要らずニュースリリースの本文を読むと、3極直熱管のようです。ブログ友の中にも、3極管で直熱管と聞いて身を乗り出している人がいそうですね。当面コルグの製品に載るようですが、小売りはしてくれるのでしょうか。^^;
2015.01.27
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アナログ回路シミュレータのSIMetrixですが、いつの間にか7.0にバージョンアップしていました。自分は確か、バージョン4の頃から使っていますが、今回のバージョンアップが一番有り難いですね。というのも、海外製のシミュレータなので、登録済みのデバイスも海外品ばかりなのです。当然、馴染みの無い型名ばかりが並ぶことになり、欲しい性能を持った部品を選ぶのが大変だったんですよ。ところが今回からはMOSFET、ダイオード、ゼナーダイオード、ショットキーダイオードが性能で選択できるようになったのです。ここでMOS Power FETを選択すると。。これは超便利!!ぜひバイポーラトランジスタも選択できるようにして欲しいです。^^;
2013.03.13
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こんな本を買ってみました。Excelで操る!ここまでできる科学技術計算エクセルで複素数の計算が出来るんですよ。知ってましたか?今まで、抵抗とコンデンサのネットワークの計算は、複素数の式の変形をして結果を求めていたんですが(式の変形でまる一日ということもザラ)、これなら式の変形はせずとも一発で計算させたり、グラフで表示させたりできます。ゴールシーク機能やソルバー機能を使えば、未知の変数の結果をCPUパワーで求めることも可能です。身近に超強力なツールがあるのを発見して、うれしい気分です。^^
2013.03.08
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久々に電気の記事かな。^^;真空管アンプの実験用に50Vから300Vぐらいまで出力できる高電圧電源があればな~と思っています。市販品もありますが7万円もしますね。 菊水電子工業 コンパクト電源 PMC350-0.2Aとても買えません。^^;なので色々と考えてみます。ボケ防止にもいいですし。^^出力電圧が広範囲なので、出力電圧調整兼用のリップルフィルタの前で、ある程度の電圧に整えておく必要があります。さもないと、リップルフィルタの発熱が凄いことになります。^^;こちら単なるブリッジ整流回路です。ブリッジの部分がずいぶん変形していますが気にしない気にしない。。^^;一方、こちらは両波倍電圧整流回路です。上の二つをくっつけてみます。上記のSWをオフにするとブリッジ整流回路となり、オンにすると両波倍電圧整流回路になります。両波倍電圧整流回路にしたときにD3,D4は余分ですが、逆電圧が掛かっているので悪さはしません。ブリッジ整流回路の時はC1とC2が直列になって容量が減ってしまうので少しもったいないですね。耐圧的にも余裕がありすぎますし。そこでスイッチ部分がちょっと高くなりますが、こんな回路にしてみました。これなら、ブリッジ整流回路の時は平滑コンデンサが2倍になってリップルに有利ですね。
2012.08.28
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久しぶりにアンプの話題などを。。前回の続きです。前回は0バイアスの時の特性を測ったのですが、プレート電流をもっと流したいので、バイアスが正電圧の時の特性を測ってみました。負電圧の時の特性は、「オーディオ用真空管マニュアル(発行:ラジオ技術社)」に詳しく載っているのでそれを見ます。上記がその特性ですが、凄いですね~~。バイアスが+14Vの時にはプレート電圧が45Vの時に300mAも流せますよ。こうなってくるとちょっとしたパワートランジスタ並みですね。^^
2012.07.04
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先日オークションでゲット(死語)した6R-A2ですが、文献によればかなりパワフルな球のようですが、にわかには信じられなかったので簡単に特性を測ってみました。上は測定中の図。^^一番左で横になっているのが6R-A2です。真ん中の二つの小型のテスターは、以前日記に書いたコレです。安かったんで3個買っちゃいました。^^左のテスターがプレート電圧で、その右がプレート電流、一番右がヒーター電圧です。で、肝心の特性ですが、バイアスが0Vの時のプレート電圧-電流特性を測りましたよ。0バイアスで、50Vの時に144mAも流れてくれました。低電圧で大電流が流せるOTL用として開発されたとは聞いていたけど凄いですね。電力増幅用の三極管といえば2A3が有名ですが、プレート電圧が50Vでは35mA程度しか流せないので、2A3の4倍ぐらい流せますね。^^
2012.05.19
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久しぶりのオーディオの記事です。先日、某オークションで6R-A2を2個手に入れました。^^OTL専用の三極管です。OTLのヘッドホンアンプでも作ろうかな。^^
2012.05.14
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先日、図書館で「MJ無線と実験」を借りてきました。というのも、真空管DCアンプの記事を見付けたからです。執筆者は、DCアンプで有名な先生です。回路図はというと、、一応、著作権保護フィルタ(?)でガードしてありますが、見る人が見れば何をやっているかは大体分かるでしょう。ボクのSRPP-DCアンプとは、初段がV-I変換とカレントミラー回路、終段がSRPPと定電流回路によるA級アンプの違いはありますが、終段への信号の与え方はマイナス電源を基準にしているところが同じです。このマイナス電源にリップルがあると、SRPP-DCアンプでは出力にノイズが出るので安定化しているのですが、この記事のアンプでは安定化してありません。記事になっているぐらいだから、ノイズは出ないのでしょうが、その理由が分かりません。いろいろと研究してみようと思います。
2012.02.01
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なんとビックリ!あのイヤースピーカーのSTAXが中国企業に約1億2千万円で買収されたそうです。下の写真は、20年近く前に自作したSTAXイヤースピーカ用アンプです。オペアンプと12AU7を2本使っています。中身です。出力は12AU7のA級アンプになっていますが、出力電圧を電源の中点にするために直流帰還を掛けつつ、コンデンサで交流帰還も同時に掛けるというフィードバック回路になってます。日本に買収する企業はなかったのですかね~、、とは思うのですが、他方で世界的に貴重なこの企業が無くならなくて良かったとも思うのです。
2011.12.24
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例のスナバ回路の定数を求めるページを見ながら実験しました。まずは、スパイク共振の周波数を測定します。20V/DIV 2uS/DIVあれ?拡大してみました。20V/DIV 200nS/DIVスパイク共振が見当たりません。。結構きれいな波形ですね。良く考えたら、ウチのオシロ(岩通SS-570S)は帯域上限が40MHzなのです。例のページの例は35MHzでしたので、それぐらいの周波数だったら見えない可能性大なのです。しばらく考えて、プローブを回路に当てずに近くに置くようにして、静電結合で飛び込んでくる信号を見ることにしました。2uS/DIVしめしめ、スパイク共振が観測できました。^^信号の立ち上がり(実際にはFETがオフする瞬間)の部分がそれです。拡大してみました。10nS/DIVスパイク共振の周期が16nSなので、周波数は62.5MHzですね。ウチのオシロじゃ見えないわけですね。この周波数を半分の31MHzに落とすにはFETのドレインとGNDの間に330pFのコンデンサが必要でしたので、寄生容量は1/3の110pFということになります。10nS/DIV330nFを入れて周期が32nSほどになりました。スパイク共振周波数と寄生容量から寄生インダクタンスは0.059uH、特性インピーダンスは23.2オームと計算されました。よって、スナバ回路の抵抗とコンデンサは24オームと1000pFとしました。100nS/DIVスパイク共振が全く見られなくなりました。しかし、ここまで徹底して共振が見られなくなると、それはそれで心配になります。(心配性?^^;)なので、スナバ回路の有無で消費電流がどのように変化したか測定してみました。ヒーター電流が350mAなのでそれを減じてあります。 スナバ回路なし:260mA スナバ回路あり:318mAスナバ回路ありの方が約22%の増加です。入力電圧は12Vですので、58mAの電流増加は約0.7Wの電力消費の増加となります。これだけ小さい筐体の中で0.7Wもの増加はかなりきついですね~。ノイズ低減の効果も考慮して、もう少し控えめな定数にしようと思っています。
2011.10.15
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スイッチング電源に入れるスナバ回路ですが、抵抗とコンデンサを直列にしたのをFETのドレインとGND間、またはコイルの1次側に入れるのは分かるのですが、その定数を求めるのが面倒そうです。^^;総当りでやればいいかなぁ、、といい加減なことを考えていたら、マキシム社の解説ページを発見しました。^^理論で説明するページも多いのですが、別に勉強をするつもりは無いので^^;、もっと手っ取り早く分かるページは無いかと探していたら行き着きました。分かりやすくて、定数が実践的に求められるページです。それにしても、内容がイコライザアンプとどんどん離れていってますが…。^^;;
2011.10.14
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その後、ノイズを低減すべく、いろいろとやっています。オペアンプを変更したり、自動バイアス調整回路の出力のフィルタの効きを強くしたりとしましたが、余り効果がありません。先日の測定用フィルタ(500Hz~7.5KHz)をかませると残留ノイズは0.28mVになり、十分なS/Nが取れていますが、実際のノイズの測定も必要と思い、20Hz~20KHzのフィルタも作りました。写真に写っているオレンジのコードが先日のフィルタ(以下オレンジ)で、緑のコードが新規に作ったフィルタ(20Hz~20KHz)(以下緑)です。緑で測ると残留ノイズが3mVもあって非常に大きいです。やはりスイッチングレギュレータからのノイズが多いのだろうと思い、-B電源やオペアンプにパスコンを追加したところ、オレンジで0.21mVに、緑で0.58mVになりました。今考えているのは二つあって、ひとつはスイッチングレギュレータにスナバ回路を入れることと、もうひとつはイコライザアンプ部のローパスフィルタをSRPP-DCアンプに持ってこれないかということです。ローパスフィルタが後段にある方がノイズに対して有利だと思うからです。
2011.10.10
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ホワイトノイズ系のノイズ量を測定するために、簡単なバンドパスフィルタを作りました。本来であれば選択レベルメータとかA特性のフィルタなんでしょうが、そんな気の効いたものはありません。^^;抵抗二本とコンデンサ二個で出来ています。一番左の1Mオームは低周波電圧計の入力インピーダンスのつもりで書き加えてあります。シミュレーション結果は下記の通りですが、実測値は、センター周波数が2KHzで、-3dB低下する周波数は535Hzと7.65KHzでした。これでいろいろと対策してみたいと思います。^^
2011.10.05
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当ブログにいつも書いていただいている方で、楽天ブログ以外の方のホームページをBookmarkを登録しました。どのページもとっても濃いですよ~。^^
2011.10.04
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基板が完成しました。^^ヒーターの灯りが良く見えるように撮ったら暗くなりすぎました。^^;最初に電源を入れたら、信じられないぐらいハムノイズが出てビックリ!!ゲインが高すぎるのかと測ってみましたが50dB程度と予定通りでした。結局、入力をシールド線にし、基板の下にシールド板を敷き、イコライザ部の上にもシールド板を載せたら、耳につくようなハムノイズは無くなりました。金属ケースに入れるのでハムノイズの方は大丈夫そうですが、サーっというホワイトノイズ系のノイズが意外と大きいです。
2011.10.03
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部品(電解コンデンサ)不足で今日の組み立てはこれでおしまい。真空管のソケットを載せてみました。なかなかサマになってきました。^^もちろんソケットは裏返しの状態ですよ、誤解なきよう。^^;
2011.09.25
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部品の配置を直して配線を始めました。一応、パスコンも含めて全部入っています。配線です。ノイズの影響を受けにくいように、なるべく小さな面積で組んでいます。実はまだ途中です。ちょっと風邪気味なので、切り上げて寝ようと思います。
2011.09.24
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基板に電源回路を載せたので、次はイコライザ部とSRPP-DCアンプ部を載せないといけません。で、どのような配置にするか検討中であります。^^まだまだ途中です。パスコンとSRPP-DCアンプのグリッドとカソードに接続する部品が抜けています。
2011.09.19
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トランス式の電源から自作のスイッチングレギュレータに取り替えてみました。真ん中の緑の基板がスイッチング電源です。電源のパスコンなどはほとんど入っていない状態で動作させています。一応、ゲインやf特については問題ないようですが、やっぱり残留ノイズが大きいです。トランス式だと0.8mV程度だったものが20~30mVぐらいあります。オシロで見ると、やっぱりスイッチング電源のノイズでした。ちゃんと基板に組んで評価したいと思います。
2011.09.02
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電源部だけ、ユニバーサル基板に組んでみました。^^まずは基板を筐体に入るようにカットします。へこんでいる部分は電源スイッチをよけるためです。これに電源部を組み込んだのがこれです。右側のフィライトコアの部分、なんだかアイアンマンみたいでドキドキしますね。^^+12Vから-105V、+85V、-15V、+10Vを作ります。最初の三つはスイッチングレギュレータで少し高めの電圧を発生し、リップルフィルタで出力電圧を調整しています。+10Vだけは入力(+12V)をそのままリップルフィルタに入れて出力電圧を調整しています。中央下がスイッチング制御ICで、その上が+100V発生回路で、すぐ左が-118V発生回路です。右上が-18V発生回路です。左端にリップルフィルタが四つ並んでいます。回路図です。↑クリックすると拡大します。回路図を見て分かるように、結局共通インピーダンスによるノイズから逃れることはできなくて(-20V電源を-118V電源のかさ上げに使っているため)、GNDも含めた全出力をインダクタを通してリップルフィルタ部に送る構成にしました。測定結果としては、リップルは全出力とも1mVp-p以下、スパイクは10mVp-p以下です。効率は、リップルフィルタを入れている関係で、約56.2%でした。
2011.08.18
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スイッチング電源で作った-20Vに3端子レギュレータを入れて安定させる作戦でしたが、入力のリップルやスパイクに敏感に反応してしまい、出力に数十KHz、1V程度のノコギリ波が出てきてしまいました。^^;3端子レギュレータの内部は負帰還増幅器のカタマリですから、入力に処理できる帯域外の信号が入ると誤動作するのは当然ですね。仕方ないので、-120Vや+100Vで使用しているトランジスタ1石のリップルフィルタに切り替えたら綺麗な出力となりました。^^
2011.08.16
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出力電圧は最終的に、+100V、-119V、-20Vが出力できるようにしました。それぞれ10mA、12mA、15.5mAを消費した時に、入力(+12V)は329mAとなりましたので、効率は69.6%となりました。^^なお、右側にリップルフィルタが書いてありますが、上記の効率はこれらが無い時の効率ですよ。この回路図を見ると、線の引き方がずいぶん変わってますね。通常のアンプ回路の部分であればそれほど気にしないのですが(厳密にはクロストーク、発振余裕、f特などに影響あり)、電源回路のような電流の変化の大きい回路では、回路間で配線を共有することによって発生する微小な電圧変化が他へ悪影響を及ぼす(主にノイズ)場合があるので、配線をどのように結線するかは大事な問題なのです。(回路間で共有する配線の持つインピーダンスのことを「共通インピーダンス」といいます)図の赤い矢印で書いた部分は、単に電圧的にはこの結線でよいのですが、上記の問題があるので、どうしようか悩んでいる部分なのです。図ではC1につないでいますが、C8につなぐべきなんじゃないか~とか、上のほうもC6につないでありますが、本当はC7とかC3なんじゃないか~とか。なので、実際に組んでみて判断しようと思っています。
2011.08.12
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スイッチング電源IC1個で、3電源出力の回路が出来ました。^^+12Vを入力することで、+120V、-140V、-17Vが出力できます。真空管用の電圧はもうちょっと低くていいので、電圧の調整をしないといけません。平滑用コンデンサの容量が小さい(1.8マイクロF)割りにリップル電圧はそれほど大きくないです。これらの出力にリップルフィルタまたはシリーズレギュレータを入れる予定です。
2011.08.05
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トーキンのSNコイルは使えなかったので、自作のコイルで何とかしようと思いましたが、結局もう一種類フェライトコアを買ってきました。左のコアがそれです。千石電商で240円でした。中央は最初から使っていたコアで、右はトーキンのSNコイルです。中央のコアで粘るつもりでしたが、通電すると電流が途中から弓のように急上昇してしまいました。どうも磁気飽和が発生しているようです。ひょっとしてコイルの線径が小さい(φ0.32)せいかも、、、と思ったので、改めてφ0.65で巻いてみたのですが、残念ながら変わらなかったです。右のSNコイルは効率が低いのでNG。左のコアにφ0.65を巻きましたが、電流はリニアに上昇しており、全く問題ありませんでした。効率も62%程度取れます。なので、ちょっと直径は大きいですが、これでいくことにしました。^^
2011.08.01
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コイルに流す電流が1Aを越え始めると磁気飽和して電流が急激に上がるので、やはり「餅は餅屋」ではないですが、秋葉原で本職(?)のコイルを買ってきました。^^トーキンのSNコイルです。二次巻線のせいでちょっと見苦しくてすみません。^^;本職のコイルだけあって正常に発振してくれますが、触ってみるとやけどしそうなぐらい熱いです。本当にコアはフェライトなのかなぁ~。手に持った感じが重いし、ちょっとバッタもん臭い気もしますが…。効率を測ってみますと、自作のコイルの方が効率がいいです。自作のコイルだとおおむね50%以上ありますが、SNコイルだと30~50%でした。今は自作のコイルで何とかならないかと思っています。
2011.07.25
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スイッチング電源の実験を続けています。単に12Vを90Vに昇圧するだけなら簡単に出来たのですが、-130V電源を作るところでつまづいています。左が最初に作ったコイルで一次が17T(ターン)で、二次が25Tのもの。90Vが上手くいったので二次側も巻いたのですが、二次側から電流を取り出すと無負荷では十分な電圧も一気に落ちてしまいます(レギュレーションが悪すぎ)。それにつられて一次側も電圧が落ちました。これは二次側を巻いたことでインダクタンスが低下したなと思ったので、巻き数を増やしてみました。それが右のコイルで一次が40Tで、二次が64Tのもの。今度はインダクタンスがでか過ぎるのか、入力電圧が12Vでは上手くいかなくて24Vにしないとキチンと出力しません。それに、時々不正発振してFETを流れる電流値が数アンペアになってしまいます。これは磁気飽和していると考えて、真ん中のコイルを巻き始めました。でかいフェライトコアがなかったので、接着剤でくっ付けています。断面積が2倍になればいいのかと思ってやっていますが、これが正しいのかどうかは分かりません。^^;まだまだ道は険しそうです。
2011.07.20
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最近IE9を入れました。ブラウザの上の方に「お気に入りバー」というのがあるのですが、そこに秋月だの千石だのと登録していたら手狭になってきました。^^;なので、ブログのBookmarksに追い出すことにしました。^^(最近はやりのクラウドってやつですね。^^;ナンカチガウ…)コメントがなんかヘンですが、あまり気にしないでください。^^;
2011.07.17
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今日は秋葉原に行ってきました。イコライザアンプの部品を買うためです。お得な商品を発見しました。^^まずはACアダプタです。スペックは、12V、1.5Aで、650円でした。買った店はラジオデパート3階のトモカ電気です。ふつう1A品が600~700円ぐらいすると思うのでお値打ちでした。^^続いて基板です。今回は、タカチのガラエポ両面スルーホール基板にしてみました。買った店はラジオデパートのエスエス無線でした。確か700円前後だったと思います。サンハヤトのほぼ同規格の品物(ICB-97GHD-PbF)は定価で1,845円ですから、ずいぶん安いです。タカチ電機工業[TNF122-99]TNF型鉛フリーユニバーサル基板【ポイント10倍】タカチ電機工業 [TNF122-99] 「直送」TNF型鉛フリーユニバーサル基板 TNF12299 【エントリーでポイント最大10倍 7/15 10:00~7/18 23:59】サンハヤト[ICB-97GHD-PbF]ICB-97GHD-PbF(両面)【ポイント10倍】サンハヤト [ICB-97GHD-PbF] ICB-97GHD-PbF(両面) ICB97GHDPbF 【エントリーでポイント最大10倍 7/15 10:00~7/18 23:59】
2011.07.16
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早速スイッチング電源の実験をしています。^^使用しているスイッチング電源ICは、LT1172CN8です。なんとコイルは手巻きです。^^当面使い道のないジュンフロン線(0.32mm)があったので、ポリウレタン銅線の代わりに使ってみました。半田付けしても絶縁被覆が溶けないのはメリットですね。12Vから92Vを作り出していますが、比較的順調に動いています。あと-130vと-20Vを取り出さないといけません。最初、FETのドライブ回路は下記の様なものでした。これで動かしたら、FETがオンしっ放しになってしまい、猛烈に熱くなりました。^^;Aスイッチング電源ICがオフを出力してもQ101への電圧が電源電圧近くまで上昇しないとFETがオフしなかったことが原因です。直した回路が下記です。虎の子のFETが壊れなくて良かったです。^^
2011.07.16
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やっと本体の回路も電源回路も出来上がったので、キチンと基板に組んでケースに入れようと思っていろいろと考えていたのですが、せっかくなので今までに無い組み方をしてみたいと思いました。LBHC型イコライザにSRPP-DCアンプを組み合わせたイコライザアンプは部品も少なくシンプルな構成なので、それに見合う小さな電源回路で小型の筐体に組もうと思ったのです。今回作った電源回路はこれ。リップル電圧などは十分に小さいのだけど、使っているトランスも大きいし、電解コンデンサも結構大型です。それでスイッチング電源も考えてみることにしました。^^で、とりあえず回路図。↑クリックすると拡大します。ポイントはL101ですね。スイッチング電源1個で3電源を同時に発生させようと思っていますが、こんなコイルは市販されていないので、どうやって作るのかが鍵ですね。ひょんなことから手に入れたフェライトコアです。必要なコイルのインダクタンスをざっと計算したところ、100~200マイクロHほどあれば良いようです。このフェライトコアに電線を12ターンしたところ、100マイクロHになりました。実験してみてうまくいくようであれば、スイッチング電源を採用しようと思います。^^
2011.07.03
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SRPP-DCアンプのまとめページを作りました。いくつかの日記に分かれていたのが一度に読めて、とてもおとく。^^ ^^ SRPP-DCアンプのページいろんな人に活用して欲しいと思います。^^
2011.06.29
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最終的な回路図です。ゲインは20.2dB、出力インピーダンスは1.56Kオームで、周波数特性は下図の通りです。(出力インピーダンスは、10Kオームと4.7Kオームを接続して測定)↑クリックすると拡大します。
2011.06.28
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続きです。自動バイアス調整回路について説明します。この回路は、SRPP回路の出力の直流分が0VになるようにQ1のベースにバイアス電圧を出力します。その際に、U1とC1、R6で構成される積分回路によりSRPP回路の出力を平均化します。C1はフィルムコンデンサでまかなえる容量とし、それに合わせてR6を選定しました。この積分回路の特性は数式で解析するのは大変ですから^^;、SIMetrixで出力させました。縦軸は増幅度です。出力が入力の振幅と一致する周波数は0.159Hzとなっており、10Hzでは約-36dB、20Hzでは約-42dBとなっています。100Hz付近から下に曲がっているのは、R7とC2の影響(後述)です。U1のオペアンプは、入力が飽和しても出力が反転しないものを使用します。R5はR6と同一抵抗値にして、オペアンプが出力するオフセット電圧が最小になるようにします。R7とC2はオペアンプの発生するノイズを低減するローパスフィルタです。D1はオペアンプの出力が正電圧に振れた場合のQ1の保護用です。
2011.06.27
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続きです。フィードバック回路は、本来であればR4にコンデンサを直列に接続して、Q1のエミッタへの影響を抑えるべきですが、コンデンサを省略しても自動バイアス調整回路が影響を取り除いてくれる(自動的に出力を0Vにする)ので、実質的には無くても問題ありません。逆に入れてしまうと低域において特性が変わってくると思うので無い方がいいと思います。カソードにはゼナーダイオード(ZD1)を使用していますが、(通常の自己バイアスのように)抵抗と電解コンデンサで構成しても構いません。実際にやってみましたが、ゼナーダイオードを使った時と違いはありませんでした。ゼナーダイオードから発生するノイズ(こことここを参照)の心配がありましたが、信号ルートから電解コンデンサを徹底して排除したかったのでゼナーダイオードにしました。SRPP-DCアンプの前段はOCL回路(アウトプット・コンデンサーレス)にする必要があります。コンデンサが入ってしまうとエミッタ電流が流れないためコレクタ電流も流れず、その結果R2に電圧が発生しないからです。出力がマイナス側に振れてしまいます。フィードバック回路がありますが、出力を正常な電圧に維持するほど補正を掛けることはできません。
2011.06.26
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続きです。入力を接地した場合の電圧値を下図に示します。ネッ!計算値どおりには行ってないでしょ?^^;;<自慢すな!R3の両端の電圧より、上球と下球のプレート電流は約4mAです。(R4やABC回路が入っていますが、これらはインピーダンスが高いので無視できます)上球は4mAのプレート電流に対してバイアスは-1.886Vになり、下球は-2.425Vになります。上球と下球は、12AU7の第二ユニットと第一ユニットを割り当てていますが、ちょっとバランスが悪いような気がしますね。【追記】最初に載せた実測値は、テスターの入力抵抗(1Mオーム)が無視できない測定方法だったので再測定をしました。
2011.06.23
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イコライザアンプの出力段に使用したSRPP-DCアンプについて書きます。入力信号は、R1とQ1で構成された電圧-電流変換回路(V-I変換回路)により電流に変化し、それをR2に流す事によって電流-電圧変換(I-V変換)が行われ、V2のグリッドのバイアスと信号になります。V2とV1は一般的なSRPP回路となりますので、V1のカソードが出力となります。自動バイアス調整回路(ABC回路)は、SRPP回路の出力が0VになるようにQ1のベース電圧を調整します。単純に入力電圧が0Vの時に電流も0にするのであれば、ベース電圧は-0.65V程度にしておけばよいのですが、そうするとR2で発生する電圧が0Vになってしまい、グリッドへのバイアスが深くなりすぎてしまいます。そのためR2に適当な電圧を発生させて、適正なバイアスを印加させる必要があります。ABC回路は入力電圧が0Vの時でも、ベースに適当な電圧を出力し、R2に電流を流させる事によってSRPP回路の出力が0Vになるようにします。(したがってSRPP-DCアンプの前段はOCL回路の必要があります)増幅度は、V-I変換回路とI-V変換回路で(つまり入力からV2のグリッドまでで)R2/R1になります。図では、22Kオーム/10Kオーム=2.2倍ということですね。SRPP回路の増幅度は、、、、真空管によって変わると思いますので、それなりの資料をご覧ください。^^;SRPP部にはプラス電源とマイナス電源が必要です。トランジスタ等であれば絶対値が同じ電源を用意するところですが(例えば+50Vと-50V)、SRPP-DCアンプでは、プラス電源よりもマイナス電源の方が電圧の絶対値が大きくなります。マイナス電源の絶対値は、{R3での電圧降下(プレート電流×R3)+プラス電源の絶対値(V1のP-K間電圧)+ZD1}以上となります。例えば、プラス電源が90V、R3の電圧降下が1.9V(4mA×470オーム)、ZD1が6.2Vだったとすると、90V+1.9V+6.2V=98.1V以上になり、マイナス電圧は-98.1V以下となります。ZD1の電圧値は、{V2のバイアス電圧+グリッドへの入力のマイナスピーク電圧}以上となります。例えば、V2のバイアス電圧が-2Vで、グリッドへの入力電圧がサイン波で3Vp-pとすると、2V+3V/2=3.5V以上になります。でも、このあたりの電圧はなかなか計算値どおりにはいきません。実際に試して決定します。
2011.06.22
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「SRPP」と「DCアンプ」、両方ともオーディオではポピュラーなワードだと思いますが、これの組み合わせというのは余り無いようです。検索エンジンではそのようなアンプはヒットしませんし作例も無いようでした。今回のイコライザアンプの終段はDCアンプにするつもりでしたが、SRPPでやるつもりは全く無く(そもそも出来ないものだと頭から思っていた^^;)、普通のシングルアンプの負荷をトランジスタで構成したハイインピーダンス回路にするつもりでした。入力電圧を電流に変換できれば可能なんだが…と、ずっと考えていた時になひたふさんのホームページを発見しました。ここにあるV-I変換回路はシンプルでピッタリだったので使わせていただくことにしました。そんなわけでこの回路も無事に完成したわけです。^^ちなみに、まだ半日なのに「SRPP」と「DCアンプ」をGoogleで検索すると、ウチのブログが1番目にヒットします。^^
2011.06.21
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イコライザアンプの主要部がようやく出来上がりましたので回路図にしてみました。↑クリックすると拡大します。左上は今までに何度も出てきたLBHC型イコライザ回路です。ハイカットフィルタの抵抗値は最終的に750オームではなく780オームとしました。予想通り次段の入力インピーダンスの影響を受けるので少々あがりました。右側はSRPP-DCアンプ部です。通常、SRPP形式のアンプというと出力にコンデンサを入れているのがほとんどのようなので、今回はコンデンサを省略したDCアンプにしてみました。^^Q1のトランジスタはV-I変換用のトランジスタです。イコライザ部からの電圧信号はR9とQ1で電流信号に変換されてR12へ流れ込みます。R12ではI-V変換を行っており、SRPPの下球にバイアスと信号を供給します。R10はフィードバック抵抗で、無くても動作しますが、あれば特性が良くなります。出力信号は自動バイアス調整回路部に入力されて、GND(0V)との差が0になるようにQ1のバイアスを調整します。R11とC7はU2の発生するノイズの低減用です。最初はこちらの自動バイアス調整回路を使おうと思いましたが、今回の回路の方が断然シンプルで性能もいいので、こちらに変更しました。^^;SRPP-DCアンプ部のゲインは20.2dB、出力インピーダンスは1.56Kオームで、周波数特性は下図の通りです。↑クリックすると拡大します。SRPP-DCアンプはなかなか興味深いテーマでしたので、あとで項を改めて書きたいと思います。^^トータルゲインは1KHzで46.8dBで、RIAA偏差はおおむね±0.1dB程度でした。↑クリックすると拡大します。
2011.06.20
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以前、インクジェットプリンタ用の透明ツヤ消しラベルを紹介しましたが、今回はカラーレーザープリンタ用のラベルです。カラーレーザープリンタでは(LEDプリンタも同様ですが)、トナーの定着のため紙を高温にする必要があります。そのため、それに耐えられるノリである必要があるんだそうです。そうでないと、高温で染み出てきたノリがドラムに付いてしまって交換…なんてことになりかねません。【35%OFF】A-ONE ラベルエーワン レーザープリンタラベル 透明ツヤ消しフィルム A4判 ノーカット 28428【10P13Jun11】今度の休みにでも買ってこようかな。^^
2011.06.14
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前回の日記の続きです。イコライザ部の各部の定数の決め方について書きます。今回のイコライザ部はLBHC(Low Boost High Cut)型ですので、積分型補正回路と積分回路(ハイカットフィルタ)に分けて考えます。積分型補正回路と積分回路が1KHz以下と以上で分担します。まずは積分型補正回路の部分ですが、周波数がDCではC2をオープンと見なせるので下図の様に書き換えられます。この回路の増幅度は次のとおりです。 Adc=((R2+R3)//R5+R4)/((R2+R3)//R5)*((R2+R3)/R2)また、高域ではC2がショートと見なせるので下図の様に書き換えられます。R2とR5は単なる並列接続になるので、これはごく一般的な非反転増幅器になります。よって、この回路の増幅度は次のとおりです。 Ahigh=R4/(R2//R5)+1なお、Rx//Ryみたいな記述がありますが、これはRxとRyの並列接続を示しています。ですから、合成抵抗は次のようになります。 Rx//Ry=Rx*Ry/(Rx+Ry)今回は必要な高域(といっても1KHz程度)での増幅度は26~30dB(20~30倍)としました。その場合、DCでの増幅度はちょうど20dBアップした値になりますので、46~50dBとなります。R2~R5に適当な値を当てはめて、Ahigh=26~30dB、かつ、Adc-Ahigh=20.0となるような値を見付けます。これはエクセルのゴールシーク機能を使うと簡単ですよ。↑クリックすると拡大します。R1の決め方ですが、オペアンプの出力が0だと仮定すると、R4はGNDに繋がっていると見なせますから、-入力の合成バイアス抵抗は次のようになります。 -入力の合成バイアス抵抗=((R4//R5)+R3)//R2これをR1とするのです。最後にC2ですが、計算して求めるのも面倒なので、実際に実験で求めました。150Hz程度の周波数の増幅度を測り、RIAA特性から外れない値にします。積分回路の定数は、カットオフ周波数が2,122Hzになるように設定すればOKです。^^
2011.06.10
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前回の日記には、バイポーラでもFET入力でも、オペアンプの出力にオフセット電圧がかなり出てしまいました。バイアス電流をキャンセルする回路などいろんなことを考えたのですが、結局オーソドックスに+入力と-入力に接続しているバイアス抵抗の値を同じにする事にしました。それがこの回路。。。カートリッジのインピーダンスに合わせて+入力は47Kオームとしています。-入力も同じく47Kオーム。だから所定の増幅度を得るためにはフィードバック抵抗が、、、、11Mオーム?^^;;;ウソです。^^;フィードバック抵抗がありえないぐらい高くなっています。本当はこちら。フィードバック抵抗を小さくしつつ、バイアス抵抗の値も+と-で揃えてあります。え!+入力の51Kオームと-入力の56Kオームじゃ違うだろうって?直流域ではコンデンサがオープンと等価ですので、書き換えると下図のようになります。(R6,C3は省略)R4はオペアンプの出力に繋がっていますが、出力が0だと仮定すると下図のように書き換えられます。このR2~R5までの合成抵抗が50.96Kオームになり、ほとんど+入力の抵抗値と同じになるのです。またフィードバックの抵抗値も常識的な値になっています。こちらはオペアンプの出力をR4とR5で分割してフィードバックする事によりR3が上がり過ぎないようにしています。前に反転増幅器でのテクニックを書きましたが、それを非反転増幅器に応用したものです。もしオペアンプの入力バイアス電流がデータシートの通りで、かつ入力のオフセットが電圧、電流とも0であれば、オペアンプがNJM2114およびNJM2068では出力オフセット電圧は4.8mVと1.5mVになりそうですが、実際には127mV、25mVとなりました。ただ、これぐらいの直流であれば、次段のDCサーボで除去できそうです。^^入力にはコンデンサを入れました。カートリッジ内にバイアス電流を流さない方法もいろいろと考えたのですが、やっぱりコンデンサを入れるのが一番スマートで確実です。それにサブソニックフィルタを入れておきたいと思ったので。カットオフ周波数が6.6Hzになっています。この回路の利得は27.2dBで、RIAA偏差は±0.2dB以内となっています。↑クリックすると拡大します。中域以上が若干落ちていますが、次段の入力インピーダンスが接続されることにより、1KHz以上でのレベル上昇が見込まれますので、とりあえずはこれでいいことにしておきます。^^【追記】この記事は当初6/3にアップしましたが、内容にアヤしい部分があったため一時掲載を取りやめていました。
2011.06.03
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スイッチばかり16個も並んでいると、何のスイッチか分からなくなりますね。^^;レタリングした想像図です(笑)。あれ?左上のスイッチの位置がズレているのがモロ分かりですね。^^;人様のホームページを見ていると、綺麗にレタリングしたパネルだったりしますが、どうやって作っているでしょうかね?とりあえず下記の商品を買ってきました。これにプリンタで印刷して貼り付けようと思います。【メール便でお届け】(送料160円)【セール35%OFF】(^o^)v【エーワン】 インクジェットプリンタラベル透明ツヤ消しフィルムA4判 ノーカット28793【10P18May11】
2011.05.24
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