無名絵描きジジイのつぶやき

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2023.05.04
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石仏は語る 苦難の村人、  石仏は語る 苦難の村人、来世に望み託し 天正二年
銘磨崖仏 (msn.com)
来世に望み託し 天正二年銘磨崖仏

「能勢妙見道をたどる山間部には集落が点在し、各所に開けた棚田があります。
その1カ所に高さ約2・6メートル、幅約6メートルの巨岩の高まりがあり、
自然石(結晶片岩)の片側が、節理に沿って割れたような垂直面となっていて、
その岩肌を利用した磨崖仏が彫り込まれています。
 磨崖仏は上下2段、計28体が合掌形の立像で約2センチほど彫り込んであります。
その像容には線刻枠が示すような区分があったと考えられます。
中央部には総高約40センチ、放光状光背を負い蓮華座(れんげざ)上に合掌形の
地蔵菩薩立像があります。
左右に「甲/天正二(1574)年」、「戌、十一月十五日」の紀年銘があります。・・」

来世に望みを託して、コケシ状に図形化した線刻像を並べ、素朴で稚拙ながら、
当時の村人たち自らが彫った磨崖仏は、石工の技巧ではない、野仏の純真さがあると言う。

今の日本の世界に比べれば、想像を絶する苦難であったろう。

なんせ、徳川綱吉さんの時代以前は、農民は身内に不幸だ出たら、
遺骸は、野辺に捨てられていた時代。

綱吉さんの時代に入って、死人が出た時は、ちゃんと葬るように
と、お達しが出たという。

天正と言えば、まだ、戦国時代か・・







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Last updated  2023.05.04 10:30:59
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