『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記

2009.07.11
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カテゴリ: 読書前感想文
『疑う力、信じる力』(中経出版)斎藤広達・著

  ―――第31回・読書前感想文


「ベストセラーBOOK TV」メインパーソナリティーの斎藤広達さんの最新刊です。




(帯がない表紙写真です)


本書で語られている PAC思考 とは、ロジカル思考の基本となっているもので、

米国MBAホルダーなら必ず身につけているそうです。

P(Premise 前提/事実)、A(Assumption 仮定)、C(Conclusion 結論) で、PAC。


特に、 「仮定」 に対する考え方(本書でいう「アタック」)が充実しているので、

思考系の本が好きな人にはとても面白いと思いますよ。


本として、構成もよく工夫されています。

たとえば、章立ては


2章 「PAC脳」に進化せよ
3章 「PAC脳」を鍛える習慣


なのですが、(明示されていませんが) 1章=前提、2章=仮定、3章=結論

PACに対応しています。

あと、3章以降はとても文芸チックな箇所が多いのですが、

それは読んでのお楽しみ、ということで  (^。^)



さて、本書は著者ご本人から直接手渡しで頂いたのですが、

タイトルと帯の写真にちょっとご不満を持たれているようでした。


……その理由は、なんとなくわかります。

本書の「終章」では喜怒哀楽が大事だということが書かれているのですが、

このタイトルや帯写真では喜怒哀楽が消されていますからね。


あえて感情を消したタイトル・帯写真にしたのだと思いますが、

タイトルを 『PAC脳に進化せよ』 にして、表紙写真を 「怒っている表情」 にしたほうが

「表本一致(表紙と本体のコンセプトが同じ)」 になるような気がしたり、しなかったり。








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最終更新日  2009.07.11 16:07:13


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