『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記

2012.05.05
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カテゴリ: 歴史の話
昨日のブログの続きですが、

今、またどうして日本史の論文を読み漁っているのかというと、

『経営者・平清盛の失敗』 の補足と申しますか、補論をどこかで発表しようかと

思っているからです。


実は、『経営者・平清盛の失敗』では触れなかった論点がいくつかあるのです。


たとえば、本書では

「政府未公認の外国貨幣がなぜ400年間も普及したのか?」

という宋銭の話題を取り上げましたが、この宋銭の時代が

「なぜ400年後に終焉を迎えたのか?」

という謎も残されていたのです。


ちなみに、宋銭の時代がどのようにして終わったのか、についても諸説あるのですが、

この鍵となる人物が、 織田信長 、そして、 徳川家康・家光 だったりします。



また、そもそも 「どのようにして貨幣が生まれたのか」 についても

一度どこかで書こうと思っています。

というのも、一般的には西洋の貨幣の説明がなされるのですが、

日本を含む 東洋では別の原理で貨幣が普及している からです。


(西洋では貨幣の価値が金属自体の値打ちとほぼ同じところからスタートしていますが、

 東洋では早い段階から貨幣の価値が金属自体の値打ちを上回っている(=名目貨幣)

 と言われています)


まあ、そんなGWでした。



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『経営者・平清盛の失敗』(つづきは本になるのかしら…)











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最終更新日  2012.05.06 22:15:32
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