かかかノの家　こおしんのブログ

前回 のあらすじ
ソラとデルビルが探すルーンストーンの持ち主を封印していたのは、なんとZERO英雄達だった。
ZERO英雄達に、封印されている女性 エアレンに会いたいと頼むソラとデルビル。
デルビルがポウォールだという事実から 難色を示すZERO英雄達だったが、自分達ならエアレンを救えるかもしれないというジュニア達の説得により、彼らはエアレンの元へ向かうこととなる。

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・・・・・・・・・全然変わってないな、ここは。


【プロフェッサーＪ】
・・・・・・・・・ここに来るのは本当に久しぶりですね。




皆さん、ご紹介しますね。
彼女が私達の仲間、エアレンです。






ほう・・・
彼女がエアレン・・・

確かに周りから異質なオド（気）を感じる・・・
これがイスシの力か・・・




わー！
キレイなおねえちゃんだね！ ﾄﾞｷﾄﾞｷ




また・・・お姉・・・ちゃん・・・




ふふ、そうでしょう。
エアレンは昔からずっと綺麗だったわ。
私もちょっと憧れているの。




そ・・・そうだったのか！？
でもアリアだってキレ・・

そうですか？
アリアもエアレンに負けないくらい綺麗だと思いますよ。




まぁ、有難う♪
プロフェッサーＪ。




ﾁｯ
プロフェッサーＪ・・・今オレが言おうと思ってたのに・・・




ん？
マーリン なにか言いましたか？




なんでもねえよ！！！




・・・・・・ねえねえジュニアくん。
私のことも 「デルビルお姉ちゃん」 って呼んでくれていいんだからね♥




ふんっ。

そうだぞ。ジュニア。
コイツのことを 「デルビルオバちゃん」 と呼んでやれ。




えっ、、
うん！わかったよ！デルビルおねえちゃん！！




フフフ、よろしくね♪
ジュニアくん。




ﾁｯ




は？
なによソラ、ジュニアくんの呼び方に なにか文句でもあるわけ？




いや？ 文句など無いさ。

ただお前にはもっとお似合いの呼ばれ方があると思ってな。




（なんだかこの２人・・・マーリンとプロフェッサーＪみたい・・・。）






・・・
・・・
・・・


【ソラ】
（しかしエアレンのこの状態・・・
確かに話をすることもできないな・・・）



【エアレンの封印されるクリスタルに手を触れる ソラ】
（まずはここから、エアレンからイスシを切り離す方法のヒントをなにか見つけられればいいのだが・・・）




ん？
なんだ？

いま誰かなにか言ったか？




あれ？
どうしたのソラおにいちゃん？




あ、いや。
なんでもない。

（気のせいか・・・？）



【ソラ】
（ん・・・！？
ダンカンさんから預かったルーンストーンが、鳴動しているような・・・！
これは一体・・・

少し意識を集中してみよう・・・）

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

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【ソラ】
（！！！！！
なんだこの空間は！！？

いや・・・さっきと同じ場所か・・・？）



（おや・・・あそこにいるのは・・・まさか・・・）




【？？？】
・・・・・・・・・・・・・・・ふぅ。
誰かと話すのって本当久しぶりだから少し戸惑っているわ。
誰かによって目覚めるとは思わなかったから・・・。

あなたソラって言うのね？
さっき可愛いお馬さんに呼ばれていたけど。




あっ・・・あぁ。
あなたは・・・まさか・・・




【エアレン】
そういえば、まだ挨拶もしてないわね。
私はエアレン。
かつてはあの３人と行動を共にした・・・仲間だったの。

あいつら・・・相変わらずだね。
でも、こうして会話ができるのはあなただけみたい。
それはちょっと寂しいわ。




ソラ。
あなたに聞きたい事がたくさんあるの。
どうやってここに来れたのか、そしてどうして私と会話ができるのかなど・・・。

そして・・・マーリン、アリア、プロフェッサーＪとはどういう仲なのかも。

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ねえ！ソラおにいちゃん！どうしたの！？

たいへん！ マーリンおにいちゃん！
ソラおにいちゃんがエアレンさんのクリスタルにさわったままうごかないよ！！！




なんだって！！？

ソラ！ 大丈夫か？
どうした？ どっか具合でも悪いのか？




ハッ。
どうせコイツのことだから、クリスタル越しにこのエアレンに触れてなにかいやらしいことでも考えているんでしょ。

本っ当！どうしようもないクズね！
引っ剥がしちゃえばいいのよ！




まって！！ デルビルおねえちゃん！
なんかソラおにいちゃん、ルーンストーンごしにエアレンさんといしきがつながってるみたい！！
いまはなしたらソラおにいちゃんがあぶないかも！




あら？ そうなの？
（余計に引っ剥がしたくなってきたんだけど・・・）

さすがジュニアくん♪ かしこいのね♥




確かに・・・
ソラさんがクリスタルに手を当てたとき、突然クリスタルが微かな光を放ちました。
もしかしたらソラさんは、ルーンストーンを通じてエアレンと交信しているのかも？




そうか・・・
エアレンのルーンストーンを通じて・・・
まさかあの中にもイスシが宿っていたのか？

くっ！その手があったか！！




（そっか・・・
エアレンさんはイスシのちからをもっているから、おなじイスシのちからをもっていればイスシをとおしておはなしができるのかも・・・）



（じゃあぼくも、この ”しゅうはすうたんちレーダー” でイスシのはちょうをたんちすれば、エアレンさんやソラおにいちゃんとおはなしできるかも！
ためしてみよう！）



【エアレンの封印されるクリスタルにクチバシで触れる ジュニア】






（まずいわね・・・
ソラに先を越されてしまったわ・・・

もしこのままエアレンの封印が解けなかったりしたら、ソラだけがチェーンブレイドの使い方を教わることに・・・
その自体はなんとしても避けないと・・・！）



（確かあの２人、 「ルーンストーンを通じて」 とか 「イスシが宿っていた」 とか言ってたわよね？
ってことはつまり、 ソラはルーンストーンの中に宿っていたイスシを通じてエアレンと交信してる ってこと？

ってことはもしかして、同じ魔族の力を持つ私なら 直接同じ波長で交信できるかも・・・？
試してみる価値はあるわね。）



【エアレンの封印されるクリスタルに手を触れる デルビル】

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

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・・・
そっか・・・。
そんなことがあったのね。

・・・・・・・・・あなたがマーリンと出会った事件以外にも、きっと私の知らない間に いろんなことがあったんでしょうね。
わかってはいたけど、私が封印されている間にも彼らの時間は進んでいるんだものね・・・。




エアレン・・・




・・・・・・・・・。
でも嬉しいわ。
もう二度と誰かと話すことはできないと、諦めていたから・・・
たとえ１人だけでも、誰かとこうやって話すことができて・・・




あ！ はいれたー！
ここがエアレンさんの ”しんしょうせかい” なのかな？

あっ！
ソラおにいちゃーん！！




１人だけでも・・・




ん・・・っ。

ここは・・・さっきの場所・・・？
・・・ではなさそうね。

あらっ。
ジュニアくんも来てたのね♪

ﾁｯ・・・
やっぱりクソラもいやがるわ・・・




・・・・・・・・・




いっぱい来た！！！！！

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続く…

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