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2018/10/15

「さよならドビュッシー」　中山　七里

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91742)

カテゴリ：今日読んだ本

図書館で借りた本です。弁護士・御子柴礼司シリーズが面白かったので借りてみました。
予約本の順番が回ってくるまでの間にすぐに借りれたら借りよう！と思っている本が
何冊かあります。今回は、空いていたのがコノ本でした。

「さよならドビュッシー」　中山七里さん

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さよならドビュッシー（宝島社文庫） [ 中山七里 ]
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内容（「BOOK」データベースより）
ピアニストからも絶賛!ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遙、16歳。祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。それでもピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する―。第8回『このミス』大賞受賞作品。

途中から読んでいて不思議でした。
あら？こんなにはっきり書いてあるのに？この子は、ほんとは、どっち？
火事のあと、大変な目にあったのに、めちゃ頑張る子。陰湿ないじめもどきにも
けなげに立ち向かう…

障害がある状態になってはじめて、世の中って健常者のために作られていると気づく。
私もそう思います。ひざが痛くてしょうがない時、手すりのない廊下、トイレ、玄関の段差
色々なところで障害者向けではない建物に苦労しました。
おかんの車イスを押している時もほんのちょっとの段差で苦労したし。
どこもかしこも段差だらけ。すべての人に優しい世の中を作るには、費用も増大しちゃうから？

最初にはっきりと書いてあった通りでした。
勝手に間違えて、勝手に顔を変えられて、勝手に喜んでいるオトナに翻弄されても
頑張っちゃった女の子のお話でした。
岬先生は、お見通しだったっていうオチ。コンクールに出してあげたかったってことだね。

音楽、ピアノの曲は、無知です。ピアノの森で聞いてもすぐに忘れる…
この本で登場する名曲も解説されても、さっぱり。唯一、タイトルを聞いたことのあるのは
「ラ・カンパネラ」くらい。YouTubeさまでちょこっと聞いてみようと思います。
ドビュッシーって、どんな曲の人？弾くのが難しい曲の色々も書いてあるのですが
ピアノというか楽器演奏すべてが苦手でまともに指が動かない私には、さっぱりです。
やっている人が読むと　そうそう！　そうなのよ！　って感じなんでしょうか？