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2018/12/14

図書館で借りた本です。漫画「木暮荘物語」を読んだ時に小説版は、
読んだのかしら？あら、読んでいるわ。でも、記憶にないわ…。
という状況になり、ついでに図書館の「三浦しをん」蔵書の確認を
しました。確か、しをんさんに夢中になった時に蔵書のあるだけ全部、
借りたはず。未読なのは、アンソロジー系だけのはず…あら、これは何？
とみつけた本です。なんとゆーことでしょう、漏れがあったなんて。

「シュミじゃないんだ」　三浦しをんさん

【内容情報】（「BOOK」データベースより）
ボーイズラブ漫画にまみれた日常。で、ボーイズラブ漫画って…ナニ！？新・直木賞作家による、愛してやまぬボーイズラブ漫画についてのエッセイ。書き下ろしＢＬ小説「夏の思い出」を収録。
【目次】（「BOOK」データベースより）
きみには見えるか？あの星が／銀河の果てまであなたとともに／幸せを探す銀河旅行／チャック全開の星間探査／いよいよ地球に帰れぬ覚悟を決める隊員たち／さびしい花の咲く美しい星／団体生活は広い宇宙への第一歩／コロニー「唐獅子牡丹」開発事業団／ツチノコ探査マシーン投下／この星は乾いているようでいて、実は…／きみだけに伝えよう、この星の真実を／禁断の惑星／神の光臨／宇宙ボーイズラブ開拓公団勤務／どこにあるのかホーム・スウィート・ホーム／宇宙全権大使になる資格／異世界へ発進！／旅はどこまでもつづく

「シュミじゃないんだ」というタイトルですが、最初に説明がありました。
紹介された女(男)をみて「シュミじゃないんだ」という否定の意味ではない。
ＢＬ漫画を語ることが「シュミじゃないんだ」仕事なんだ！という意味でもない。
「シュミじゃないんだ」のあとに続くのは、「生きる」ことなんだとか。
最後は「愛なんだ！」となっておりました。

腐女子見習いを初めて、まだ３年ほどなので、しをんさんが紹介されている
作家さんや漫画は、みたことも聴いたこともないモノが多かったです。
一番最初に登場したのが小説。Ｔ村Ｋ氏のＧ田さんシリーズ。
これは、好きなのですぐにわかりました。ただ、義理の兄とＧ田さんの関係を
腐女子目線で読んだことがなかったので目からうろこ状態でした。
Ｔ村Ｋ氏の小説、他に結果的にＢＬかよっていう小説があるので、しをんさんの
読みは、あたっているのかもしれないと再認識しちゃいました。
このシリーズの最新刊を図書館に予約してあるので、義理兄の登場に注意して読みます。

ＢＬ系の漫画家さんで名前のわかったのは、鹿乃しうこさん、こだか和麻さん、
門地かおりさん、中村春菊さん、芳崎せいむさんくらいでした。
実際に単行本を持っているのは、鹿乃さんだけ。他の方の作品は、電子書籍版を
読んだくらいです。春菊さんのは、アニメが最初です。

本を書かれた当時は、任侠モノが少ないと書かれているのですが、今は
かなりの任侠モノ（ヤクザモノ）がありますよね。昔に比べて職業も豊富になったと思います。

ＢＬ漫画、小説以外には、ドラマや映画、少女漫画なども登場してました。
ドラマは、観ていないのでそうだったのか…観れば良かったと思ったり
少女漫画は、うんうん、そうだねとわかったり、わからなかったりでした。
しをんさんの大好きな「多毛な方」は、あまり好みではないので、それは賛成しかねるなぁ。

お友達との会話も面白く、ゲラゲラ笑って読めました。
しをんさん、ホントにＢＬを愛しているんだなぁ。
本文は、すべて「ボーイズラブ」と書かれているのですが、そのくせ、オヤジものがいいとか
書かれています。オヤジは、ボーイじゃないよなぁ…なんかＢＬのほうがしっくりくるんだけど？

土曜日には、しをんさんの新刊の順番がまわってきたようなので借りてこなくっちゃ。