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ご無沙汰です。
と言っても、かつてのブログ友達さんたちも、ほとんどこちらに立ち寄ることもなくなったとは思いますが。
急にブログを書きたくなりまして。
昔、昔のその昔。
小学生の頃は、何故か「読書感想文」というものが少々得意だった記憶があり、超ローカルな賞を貰ったことも少々。
ただ、今の私は全くそんな能力はないのですが。
でも、これを書きたくなったのは、この本を読んで。
いつ購入したかも定かでなく、何故買ったのかも?
ただ、戦争関係の本や映画が好きな私なので購入したのだと思いますが、買ったことすら忘れていて、ふとこの本が部屋から出てきて。
しかし、文庫本なのに厚い。見ると600ページ弱。
イマイチ「読もう!」と衝動に駆られなかったのですが、骨折のわが身で、ちょっと読んでみようかな?と読み始めると。。。
最初は、「あ、0は零戦か~」程度だったのですが、どんどん内容に引き寄せられ。
戦争の惨さ、悲しさ、醜さなどが次々にでてきたのですが。
ただ、この本は、それだけではない。
何故、人は生きるのか。
生きることの目的、価値というのでしょうか?
文章下手の私には上手く言えないのですが。
そして、想像しなかったクライマックス。
不覚にも、私の目からは…。
本を読んでこれだけ感動したのは「壬生義士伝」以来。
きっと、あの戦争では、色々な悲劇はあったと思います。
想像できない悲劇も数えきれないほどに。
実は、私の家族でも戦争で亡くなった人がいます。
その人は、「兵隊だけは行きたくない」と言っていたそうですが、赤紙が来て。
東シナ海で、亡くなったそうです。たぶん、戦う前に。
その頃は、満足な輸送船もなく、普通の商船かなにかを改造して輸送船にしていたそうで。
しかも、制空権のない海で、連合軍の容赦ない攻撃でたぶん。
もし、その人が生きていたら、当然、家系も今とは違っているから、この世に私はいなかxった。
きっと、当時、戦争で亡くなった人は、皆、死にたいと思った人なんかいなかったと思います。
生きることの大事さ、命の重さ。
上手く書けないのですが、この本はとにかく素晴らしい本でした。
その後、これだけ素晴らしい内容なので、ドラマか映画にならないのかな?とネットで調べてみたら。
来春に公開だそうです。
ただ、個人的には、ドラマにしてほしかったなぁと。
僅か2時間程度の映画では、この内容をすべて表現するのは難しいだろうし。
でも、絶対に見たいと思います。