香和会 茶道教室

香和会 茶道教室

2020年11月01日
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先日は、87才の方とのお稽古。
この自粛期間中、外に出れなかったので毎日毎日ご自宅でお茶を点てて過ごしていたそうです。

母に連絡があり、一番難しい「真台子」のお稽古がしたいから準備してもらえないかとのこと。
その意気込みに背中を押され、「真台子」のお稽古してきました。
何度も何度も、お稽古した成果がうかがえるお点前。
最後は「立ち上がれないわ」と言いながらも充実したお顔。
このコロナ渦の中、一番年上の方に励まされ背中を押されるとは思いもせず。
なぜ、一番難しい点前なのかとお聞きしたところ、「茶道が日本に入ってきて、一番難しい点前を習得できたら、利休さんがなぜわびの点前にしようと思ったのがわかると思ったから」とのこと。

茶人の境地。

その姿を実際に見せてもらえる有り難さ。

最後に、平点前で薄茶を一服して風炉のお稽古仕舞い。

母が用意した漆専堂の「菊薫」と金漆で書かれた大棗。
茶杓銘は「汲古」
汲古とは、昔のことを調べ見識を高めることという意味。
凛とした時間でした。





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最終更新日  2020年11月01日 10時37分23秒
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