かすみ草 の原っぱ

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たらりん♪@ Re:「ぞうきん」河野進(10/03) こんばんは。 久しぶりに、ここへ来ました…
かすみ草¨ @ Re[1]:目を逸らせられなくて(03/05) やまひで0207さん そうです♪ 瀬戸内の…
やまひで0207 @ Re:目を逸らせられなくて(03/05) わぁ くぎ煮なんでしょう?

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5月16日朝の日記 象さん123さん

小鳥の巣 やまひで0207さん

ぽん ’s world ぽん#さん
2004.01.06
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カテゴリ: 暮らしの中で
昨日今日と子供たちが家にいなかった。
食事の時間も寝る時間も、全く気の赴くままに。
ふと気づいたこと。
時計が全く気にならない。
なんてゆったりするんだろう。

夕方子供たちが帰ってきた。
「おっかえりぃ~!」
「たっだいまぁ~!」
と再会を喜び抱き合う。(麗しき親子愛よ!)

と思ったのはそのときだけだった。
しばらくすると
「そろそろ○時だから夕食の支度をしなくっちゃ。」
「そろそろ○時だからお風呂を洗ってお湯を張らなくっちゃ。」
「そろそろ○時だから歯磨きさせて布団に入れなくっちゃ。あさってから学校も幼稚園も始まるし。」
と、イライラモード。

はぁ~、2日間の開放感も終わりかぁ。

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のんびりとした時間の間に、帰省から帰ってからの新聞をゆっくり読んだ。
Y新聞1月5日朝刊に「元気出せ!日本」というテーマで3人の方の主張・提言が載っていた。

童門冬二氏(小説家)は渋沢栄一氏の「家庭の集合したものが一郷となり、一郡となり、一国となるのだから、夫妻子女により形成されたる一家庭なる小政府を完全にしなければ、理想的国家を円説することはできない。」との言葉を引用し、「小政府とは『権限と責任による自己完結性を持つ存在』ということだろう。・・・『地方主権の実現は、家庭の再構築からはじまる』。当然、家庭の再構築はその構成者である夫妻子女個人の再構築からはじまる。」と言っている。
さらに「個人の再構築とは何か。一言でいえば"らしさ"の創造だ。それも接するものに"なら"と思わせる"らしさ"のことだ。『うちのお父さんなら、後姿で学んじゃう。』『うちのお母さんなら、絶対に信頼できる』と子どもたちが感ずるのなら、親としての"らしさ"を立派に父母が創造したことになる。」

これは"らしさ"を求めるあらゆるもの(人、組織、企業・・・)に当てはまりそうな考えだと思う。
わたしらしさ、我が家らしさ、我が市らしさ・・・わが国らしさ。"なら"と思わせる信頼感、実績を構築するということだろうか。
"らしさ"よりはっきりしている"なら"の視点で、生活してみよう。

もうひとり、森永卓郎氏(経済アナリスト)は大都市(特に東京)と地方を景気と人々の表情という視点で対比している。
「東京がミニバブルと言ってよいほどの活況を呈しているのに対し、地方は商店街のシャッターが閉まり、人通りも少ない。
ところが街に住む人たちの表情は、景気と裏腹だ。
東京のサラリーマンが無表情で、無感動で、無愛想なのに対して、地方、特に農村部にすんでいる人たちは表情豊かで、感謝の心にあふれ、そして誰にでも優しいのである。
もちろん、所得は都会の方がずっと多い。それなのに、都会のサラリーマンのほうが不幸そうに見えるのは、彼らに心の余裕がないからだろう。・・・
確かに所得は多いほどよいのかもしれない。だが、これ以上の所得拡大が、心と体を犠牲にしてまで必要なのかを都会の人は考えていないように思う。・・・
さらに、農村部では、互いに気遣い支えあうコミュニティーが今も生きている。・・・
そこには、誰がやるかと言うルールはないし、必ず自分の利益に帰ってくるという打算もない。あいまいで優しい日本の文化が生きているのだ。
・・・都会の人も含め、日本人が本来の姿に戻ることが、私は日本が元気を取り戻す一番の方法だと思う。やることは簡単だ。勘定を素直に表現するようにすればよい。・・・
・・・経営者は、グローバル競争に勝ち抜くためには、大幅なリストラが必要だと繰り返す。しかし、完全競争の下では利益がゼロになると、どの経済学の教科書にも書いてある。グローバル競争の勝者は、競争を勝ち抜いたものではなく、競争に巻き込まれなかったものなのだ。
私は、日本が目指すべきモデルはイタリアだと思っている。中国と競合しない高付加価値のモノ作りによって、イタリアは空洞化と無縁だ。・・・
イタリアの所得水準は日本の半分しかないが、皆が歌って、踊って、恋をして、人生を謳歌している。そこから豊かな感性が生まれている。」
大都会と地方を単純に比較したり、日本の本来の姿に戻ることが元気をとり戻る方法だと言いながらモデルはイタリアだと言ったり、納得しがたいところがあるにしても、「所得拡大を目指し続けることが元気が出ることだ」という風潮を批判しているところは一理あると思う。
幸せって何か、元気が出ることは何か、もう一度見つめなおすきっかけになった。

最後に、増田明美氏(スポーツライター)はマラソンの高橋尚子選手についてこう言っている。
「・・・周りは何かと騒がしい。
しかし、彼女の生活は変わらない。淡々と、いつもの毎日を送っている。・・・
今はまだ目の前に明確な目標があるわけではない。・・・それでも『今日』という日を悔いなく生きなければ明日が始まらない人なのだ。」
また、ラドクリフ選手(女子マラソン世界最高記録保持者)の逸話を引用しこう言っている。
「(東京国際のゲスト解説の後)『未来の自分にメッセージを』とテレビ局側に頼まれるとラドクリフさんは『自分でコントロールできるのは"今"しかないので、未来のことは話せません』と答えていた。世界のトップアスリートに共通しているのは、『今に生きる』強いエネルギーなのかもしれない。」
さらに「人生はよくマラソンにたとえられる。・・・目の前のゴールに向ってひたすら走り続けているのだろう。それでも、うまく行くこともあれば、いかない場合もある。だが、大事なことは、結果ではなく、一日一日を"自分らしく"がむしゃらに生きぬくことではないかしら。後ろを振り向かずに真っ直ぐ前を見つめて。そんな一人一人の『一日』から日本の元気が生まれてきたら、すてき!」
と締めくくっている。

興味深いことに、ここにも"らしさ"という言葉が出てきた。
わたし自身、マラソンのようにじっと前だけ見つめてがむしゃらに走り続けるなんてことはできそうにないが、一日一日を"自分らしく"、さらに言えば今この時を平安な気持ちで自分らしく過ごすことができたらいいなと思う。

時計を気にせず、新聞記事を読みながらいろいろなことに思いをはせることができた日でした。

余談・・・小さな記事での発見。
大平首相ってクリスチャンだったのね。知らなかったわぁ。





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Last updated  2005.03.08 09:20:02
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