日々のあぶく?

日々のあぶく?

January 4, 2006
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カテゴリ:
BRAVE STORY
装画 いとう瞳 ブックデザイン・鈴木成一デザイン室
宮部みゆきが手がけた冒険ファンタジー。
年越しで読んだ本。

"汝は選ばれた。道を踏み誤ることなかれ"―
東京下町の大きな団地に住み、新設校に通う小学五年生の三谷亘は幽霊が出ると噂される建設途中のビルが気になっていた。
幽霊などいないと発言したことが発端となり、女子に「嫌い」と言われたことも気になっていたし、
別のクラスにきた転校生・芦川美鶴が撮ったと噂の心霊写真らしきもの、彼のすかした態度も気懸かりだった。
また、最近聞こえる甘い女の子の声、幽霊ビルのオーナーの娘で心が壊れてしまったという大松香織の存在なども彼の心に留まっていた。
気懸かりなことは多々あるが、親友のかっちゃんと遊び、ルウ(悟)伯父さんの所で楽しい夏休みを過ごそうと思っていた。
だが、平穏だと思っていた家庭も父の不倫が発覚、思いつめた母がガス栓をひねったところを幻界(ヴィジョン)から来た美鶴に救われ、
また、ビジョンを旅する"旅人"の資格を手渡される。

ヴィジョンへと渡ったワタルを待っていたのはラウ導師。
彼の示す試練を越えた彼は勇者となり、5つの宝玉を集め、運命の塔に行けば願いが叶うと知らされる。
水人(トカゲのような人)のキ・キーマ、ネ族(猫のような人)のミーナという仲間と共に冒険の旅へ!
ワタルの後を追うオンバという甘い声の持ち主の正体とは?
魔導士となったミツルの手段を選ばぬ宝玉集めの行方は?
ヴィジョンに忍び寄る影、千年に一度人柱を立てて女神が結びなおす"ハルネラ"の人柱になるのは誰か?
ワタルの冒険の先に待つものとは?
運命は変えられるのか―

ゲーマーでもある宮部氏の冒険小説の主人公は勇者となってもごく普通の男の子。
様々なモンスター、呪い、厳しい自然、旅人に課せられた過酷な運命が待ち受けるビジョンを迷い、傷つきながらも成長し、仲間や助けたドラゴン・ジョゾとその一族に支えられて乗り越えていく。
自分の中にあるものも影響するビジョンに起こる災難を人ごととは思えず、ハイランダー(ドラゴンの末裔がはじめた国を守る仕事)としても活躍するワタル。
自分の中の憎しみや恨みの分身と向き合わなければ最後の試練は乗り越えられない。
ワタルとは正反対にたった一人で信念を貫き、時には強引な手段に出ることも厭わないミツル。
彼は父親が母と彼女の不倫相手、妹を殺し、父自身も自殺したという壮絶な事件の生き残りだった。
境遇が似ていても進む道が分かれた二人。
彼らに降りかかる運命に翻弄される。
慈悲と叡智、勇気と信義を勇者の剣に集めたワタルが変えるのは運命ではなく、彼自身。

ヴェスナ・エスタ・ホリシア(再びあいまみえる時まで)
幻界に、現世に
人の子の生に限りはあれど、命は永遠なり。

たった一度の人生、運命を切り開く意思を持ったものに幸あれ。

これも映画(アニメ)化されるという。
ワタル:松たか子
ミツル:ウエンツ瑛士
キ・キーマ:大泉洋
カッツ(ハイランダー):常盤貴子
オンバ:樹木希林

…ところどころ不安を感じるのだが、大丈夫なのかなぁ?
ジブリで映画化でも良かったのに(爆)こんなこと言ったらせっかく作ったスタッフに失礼ですね…





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Last updated  January 5, 2006 03:08:12 PM


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