日々のあぶく?

日々のあぶく?

January 30, 2006
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カテゴリ:
ARSENE LUPIN
ポプラ社。

ルパンシリーズにいざ!
あとがきを読んだらこれは訳者の南氏が子供が読みやすいように書き改めているらしい。
やられた…。
どおりで書かれた時代と国を照らし合わせてみても"スーパーマンのような"という表現がしっくり来なかったはずだ。
ずっと同じところ(出版社)で読もうと思ったが(図書館に揃っていたため)断念しよう。
とはいえ、物語の大筋はきっと変わってないだろうし、楽しめることは間違いないのだけれど。

大ニュース・ルパンとらわる・
天才的頭脳と運動神経を持った変装自在の怪盗紳士・アルセーヌ ルパンがフランスからアメリカへ向かう大客船プロバンス号に潜伏しているとの噂が広まる。
お互いを疑う一等船客達。
ルパンが狙うのはお金持ちのみ。しかも、それを貧しい人に分け与えたりするから二等、三等船客には人気である。
途切れた電報から金髪で右腕に傷があるRと言う人物が疑われるが―
ルパンと美しい少女との恋。
第一話がガニマール警部に捕まる話だったとは驚きだった。
作者・ルブランとルパンが友人と言う設定は怪盗と探偵の違いはあるけれど、横溝正史と金田一耕助みたいだなぁ…
と思ったが、ルパンが先か。
文脈にホームズがしょっちゅう出てくるのは作者(ルブラン)が気になっている作品ゆえか?

悪魔男爵の盗難事件・
フランス・サンテ刑務所に捕らわれているはずのルパンから財産家であり、悪魔(サタン)男爵と呼ばれるカオルン男爵の住む城に予告状が届く。
警察は(ルパンは刑務所にいるため)取り合ってくれず、男爵は休暇で近くに来ていたガニマール警部に協力を頼むも計画はまんまと実行されてしまう。
刑務所にいながらの犯行。
ガニマールがルパンに尋ねるとその真相は―
ルパン三世もよく銭型警部に変装していたなぁと思ったが、ここが原点だったのかな…

ルパンの脱走・
公判前に脱走を宣言したルパン。
そのため彼の監視は厳しくなる一方である。
馬鹿し合い、騙し合いの中、監視の目を知った上で脱走し、そのまま刑務所に戻るルパン。
公判の日、そこに立っていたのは彼ではなかった!
どこでルパンは消えたのか?

本人が本人ではない振りをする。いるのにいない、いるはずないと大衆心理が後押しする…
人の心理をよく読んでいるなぁ。
ガニマール警部とルパンのやり取りは微笑ましい。

奇怪な乗客・
ルパンが脱走してからまだ捕まっていない。
どこか遠くへ逃亡したのかそれとも…
パリ発ルーアン行きの列車内、青年紳士と警視庁警務課勤務の夫を持つ女性が乗り合わせた男に襲われた。
盗まれたものを追って青年紳士は警察の手も借りて男を追う。

誰がルパンかは一目瞭然。
でも、油断大敵、怪盗紳士が襲われることだってあるってこと。

ぼくの少年時代・
スーピーズ伯爵家に伝わる家宝のネックレスが盗まれた。
疑われたのは夫人の友人で今はお手伝いとして城内に身を寄せる未亡人・アンリエットだった。

母を想い、盗んだ宝石を売って密かに支える子供ラウール。
後にスーピーズ夫人に母の疑惑を晴らすため真相を伝えたのはルパンである。
母亡き後は乳母ビクトワールに育てられたと言う彼。
ビクトワールはきっとこれからも登場するのだろうとチェック。





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Last updated  January 31, 2006 02:29:14 PM


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