日々のあぶく?

日々のあぶく?

December 16, 2009
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MOMENT
今回の主人公は「M~」の主人公神田の幼馴染の葬儀屋・森野。
「M~」から時は経ち、現在森野は29歳。
人の死と向き合い、残された人のため、死者を眠らせるために心を尽くす森野の姿が
亡くなる直前の人のために奔走した神田と重なる。

ACT.0 プロローグ
18歳のとき、両親が事故で亡くなった。
両親の葬儀を手配したのは従業員の竹井だった―

ACT.1 空に描く
高校の同級生だったという佐伯杏奈の父の葬儀を請負う。
後日、彼女の周辺に父親が出たという。
死者を眠らせるのが葬儀屋の仕事だと、不思議な話の原因を探ることに。
そこには血縁は関係なく、父からの愛が隠された秘密が隠されていた。

神田は7年前に大学を卒業した後、アメリカで暮らしている。
(交換留学生として2年アメリカに→その後、帰国して大手の出版社に入社
→2年後、退職し、アメリカでアメリカの出版物を翻訳する仕事に。)
神田との関係性が変わっていたのが、「M~」で森野を気に言っていた自分には嬉しい。
が、何か躊躇しているところがあるようだ。
従業員として残った竹井と、新たに正社員として雇ったのはバンド上がりの桑田。
葬儀屋である森野は色々な宗派の葬儀を請負うから無信心(菩提寺はあるが)という言葉に妙に納得。

ACT.2 爪痕
一度、妻が喪主として済んだ葬儀を自分を喪主としてやり直して欲しいと依頼してきた女。
断るが、その後も女の影があり、調べると依頼人(の名前の女)は既に亡くなっていた。

同じ状況の人間に思い入れする余り暴走する。
そのために言いがかりをつけられてしまう人もいる。
人の心は簡単で、脆く、危うい。

神田も国際電話から助言。

ACT.3 想い人
15年前に亡くなり、森野の父が担当し、葬儀をした夫の生まれ変わりが姿を現したと、
老女・有吉里子が訪ねてくる。
調べると生まれ変わりでは無いが、彼女のことを想っている中学生の姿が浮かび上がる。

いじめられていた少年のために一肌脱ぐ森野ら。
桑田と元バンドメンバーたちの友情、老女を思う少年の心意気はなかなか。
森野を娘のように思う竹井の”親心”も心に残る。

ACT.4 空に描く(REPRISE)~エピローグ
佐伯杏奈の母が精神不安定のままだという。
その原因を探り、解放の手助けをする。
竹井の助言で今度はちゃんと喪主として両親の葬儀をしなおすことに。
そこに、神田の姿が―

森野が飛び込める場所を作る為、あえて家族と離れ、組織からも身を外し、一人となった神田が
竹井の嘘に背中を押されるかたちで森野を迎えに来る。

WILL~いつだって意志と一緒にあるもの
未来、森野の名前でした。





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Last updated  December 16, 2009 02:12:24 PM


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