Nov 23, 2011
カテゴリ： 小さい旅
わたしには息子がいる。二週間前に一歳になった。ーーーで始まるまえがきを読んで、この作家が、その視線や表現が水に合うと憶えた。
わずか２ページだが、ごく短い短編小説を感じる。終わりは、というより主題だが、こう書かれる。
離れれば離れるほど募る思いもある。逢えないひとに恋心を抱きつづけるように、わたしは本に恋をしている。
よさげですね。艶を綾で加工するってこういうことかな。
もっと早く読めばよかったか。
「言葉は静かに踊る」柳美里 新潮文庫 ２００１年
わずか２ページだが、ごく短い短編小説を感じる。終わりは、というより主題だが、こう書かれる。
離れれば離れるほど募る思いもある。逢えないひとに恋心を抱きつづけるように、わたしは本に恋をしている。
よさげですね。艶を綾で加工するってこういうことかな。
もっと早く読めばよかったか。
「言葉は静かに踊る」柳美里 新潮文庫 ２００１年
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kats_miz
心が彷徨っているとき見えて来る 時に痛みを感じそしてゆるやかに流れるものへ 刹那に震える表現へ いくつもの旅と風とともに
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