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愛しい人僕が静脈に青酸カリをオーバードーズしたいって言ったのはほんの冗談のつもりだったんだ愛しい人僕が資本家をギロチン台に並べて首を飛ばしてやりたいって言ったのはほんの冗談のつもりだったんだ今Ustreamで自殺を生中継した若者の気分がよくわかる練炭の煙がiPodを包んでいく様子も大口が大口叩きが止まらない僕には人間の仲間入りさせてもらえる権利なんてないんだ今よくわかる気がするあの若者が息絶える寸前が首を締め付ける縄がだんだん食い込んでいく感触も大口が大口叩きがとまらない僕には人間の仲間入りさせてもらえる権利なんかないんだ大口叩きが止まらないlylic by morrisseysong by jonny marrtranslate and arrange by trainspotting freaksThe Queen Is Dead: A Classic Album Under Review/The Smiths(発売日:2008年06月2...価格:3,980円(税込、送料別)
2010.11.11
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残虐な殺人事件が紙面を賑わせている なぜその娘がそんな最期を 不安と興味の視線がそこら中で飛び交っている 麻薬中毒のセレブに夢中になっている間に 政権が変わった なのに生活は変わらず 会社のお偉方はリストラ中毒 クルマが売れなくてF1も人気がない それだけのことで 僕らの仕事がどんどん消え失せる 子ども手当がチャンスと結婚詐欺がはやり始めた 運命の人 男は確実に焦りはじめ 追い詰められている 愛のない生活に慣れた頃に 決まるだろう 少子化対策のために 非婚高齢者向けの救済案 全ては遅すぎ サイパン行きの飛行機に乗り遅れた 楽園はどこに? もう二度と取れない有給休暇の先に 電車が脱線してたくさんの死者が出ても 僕らはスピードを求めて走っている 見えない誰かを出し抜いて 大儲けするため 意味不明の投資で誰かを搾取して 知らん顔 懲りた顔は一瞬で 先のない生活に没頭中 それが僕らの望んだ 進歩と調和の未来の姿 フランスの大思想家が昨日亡くなった 忘れていたけど 学生時代には彼の思想にかぶれていた 僕の今の仕事はドーナツの穴あけのライン 思想はいらない だけど忙しくて死にそうな気分だ 命の値段はどんどん下落基調にある 人身事故情報 また今日も遅刻する 駅員も対応に慣れている 最近の悩みは夜働かないと生活できないこと 寝る暇もない その会社はやたら社会的責任を強調する ネットの話題は相変わらず移り気 彼女は誰? 5日も離れていたら話題から取り残される 今年のクリスマス商戦は盛り上がらない ボーナスカット そして正体がバレた代理店の大衆煽動 電車が脱線してたくさんの死者が出ても 僕らはスピードを求めて走っている 見えない誰かを出し抜いて 大儲けするため 意味不明の投資で誰かを搾取して 知らん顔 懲りた顔は一瞬で 先のない生活に没頭中 それが僕らが望んだ 進歩と調和の未来の姿
2009.11.08
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時代は危機の只中にあって 僕らの生は空白の砂上を見つめていた 理想は既に死に絶え 夢は脆く原型を保っている 誰一人 祈る者もない 瓦礫の聖堂の中で 不吉な空気が街を蝕み それとない不安が 夜を駆け抜けていく そして今夜 名も知れぬ郊外で 命の泉がもう一つ消えた 荒れ果てたショッピングモールの終りなき戦線 僕は見つめようとした その全てを 流れから抗うために 時間へ投企するために 僕は解読しようとした もてる力を振り絞って 自らの身を守るために 災厄から逃れるために 静かな戦火が 曇り空を覆い 街の灯りが 今 消えようとしている 深い眠りについた破壊の神を パンドラの箱から引きずり出すために 終りなき戦場 沈黙した銃声 そしてまた明日 天使たちの混声曲は 転調を繰り返し 転移していく 流転する空間 崩壊する時代 危うい僕らの愛 空疎な僕らの祈り この戦線で 僕らが 生き残るということ ウィリアム・ギブソン THE BELOVED(voice for THREE HEAD)を元詩にしています
2009.04.09
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昨日 官僚がサバイバルナイフで刺し殺された テレビやニュースはテロだと叫び 僕らはそれに熱狂した だけど犯人はテロリストではなく 動機すらもわからなかった 人を殺す理由などずっと昔に消えているけど 僕らはとりあえず黙った 誰もが不満と不安に満ち溢れて 誰かをつるし上げたい そんな僕らに楽しみを与えてくれた 不透明な悪意のワイドショーの始まり 今夜も中央線が人身事故で一時間以上動かなかった 帰宅途中の酔っ払いが不満をぶつけて 立ちながら居眠りしている 三鷹駅で轢死した若い女性は 赤ん坊と一緒に身投げした 彼女にはカネも居場所も生きていく理由もなかった そんな事件はありふれすぎて 最近僕は気にも留めない そういう僕らの命も 落ち葉より軽く取引されるのだろう 一山当てた敏腕プロデューサーが今夜捕まった わかりやすい話で世間が沸騰 僕も祭りで大騒ぎ でも そのニュースの意味を僕らは知っていた 誰も話したくないし なるべく忘れようとしているけど 彼が生きていた場所は 僕らの場所とさほど変わりがない 誰しもが気まぐれに足元をすくわれる 僕らの新しい生活 デモ隊の隊列に警官が突っ込み 今日も四人が逮捕された サヨクのおじさんは嬉々として闘争を叫ぶけど 釈然としない 僕らが選んだ自由が僕らを苦しめ 僕らが勝ち取った解放が僕らを追い詰める 支持した僕らに責任はあるけど どうして教えてくれなかったのだろう 大昔の理想を押し付ける昭和時代の偉大な軌跡 そんなときは終ったって僕は言うけど 誰にも通じない クルマが売れなくて 会社が倒産し始めた 新聞は大恐慌と騒ぎたて 統計は最悪値を更新 誰かが始めた新しいゲーム それは終ったと評論家は語る 僕らを苦しめ続けた 新しいサバイバルゲームの震源地 僕の安定は吹き飛び とりあえず みんな大騒ぎをしてみる だけど本当のところ 僕は全て壊れればいいと思っている 自由が安定を食いつぶし 隷属を特権と勘違いしている それが僕の現在の全て それが僕らの未来の指針 限りない世代間闘争が連帯を蝕んでいる それでもそうしなければ僕の居場所はなくなる 僕たちにはわかっているこの闘争に未来も現在もないことを 誰が僕たちに分断線を引いていったのだろう 勝ちとか負けとかに疲れ始めて 最近は癒しを求めている 貧困を他人事のように眺めて 見世物にするのが今の流行 誰も自分がそうなるとは思ってないし 揚げ足取りには都合がいい 僕もそうやって下を見て 自分の生活に満足している振りをしている そんな生き方を覚えて 僕もだいぶ冷たくなれた そうでもしないと自分の生活から 得るものなどないから 安心の場所は破壊され 安息日はどんどん遠のいていく 僕らはみんな生き辛さを感じる 扉は次第に閉まっていく 一年先も見えない将来不安を糧に 僕らは出し抜くため競争する 新しい約束の地は そんなエンジンで動くユートピア 誰もが破壊を望み 誰もが新しいもののために潰れていく 希望の出口はどうすれば 僕らの目の前に現れるのだろう
2008.12.31
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逃げろ この場所から 逃げろ この街から どの道を走ってきたんだ どこから僕はやってきたんだ 夜が終る 全てが見られる どうしてもここから脱出しなくちゃ 逃げろ この静寂に潜んで 逃げろ 誰にも気づかれずに 朝日があと少しで明らかにする 僕の今までの全ての罪状 闇の中なら逃げ切れるはず だけどもう行き先がない 逃げろ 黒い車に乗り込んで 逃げろ 早く僕の場所に行かなくちゃ 僕には本当はわかっていた ここにいたって居場所はない 僕には先がわかっていた どこにも僕の逃げ場はない 逃げろ 闇を貫く光より早く 逃げろ どこへも行けない迷宮の奥へ
2008.10.07
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バブルが終って 僕らは生まれた バブルを知らずに 僕らは育った 大人になって わかり始める 格差の意味をかみしめながら 僕らの名前を 覚えて欲しい バブルを知らない子供たちさ 非正規社員じゃ 許されないから 三低男じゃなきゃ 対象外だから 今のわたしに 残っているのは みじめをこらえて 歌うことだけさ 僕らの名前を 覚えて欲しい バブルを知らない子供たちさ 原曲 「戦争を知らない子供たち」 作詞 北山修 作曲 杉田二郎 歌 ジローズ 改変 trainspotting freak どなたか初音ミクに歌わせてください^^
2008.08.23
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帰り道にコミュニティーホールのわき道を通った そこでは今日もあの男が所在なげに煙草を吸っている 「オイ おっさん調子悪そうじゃないか 昨日の賭けは勝てなかったのかい? 今日もまたさえない顔で 悪酔いして寝るだけかい?」 彼は瞬きもせずに答えた 俺はここでアリバイを売っている 何も持たない俺は失うものもない その代わりに 俺は出生記録すら紛失してしまった 望んでいることは絶対に実現することがない 欲しているものは決して手に入らない 心からの祈りはかなった ためしがない それでも もしかしたら 一度くらいは 起きるかもしれない 駅前広場の噴水前では今日も夢が売り買いされている ギターの弦を切ったその若者は 替えの弦を手に入れることすらできない 鳴らないFコードを押さえて彼は必死で訴えている 自分の行った過ちを正しいと強弁するために 彼には地位も名誉も必要ではなかった だけれど 生活にカネは必要だった 世間の人々は愚か者を殺せと叫んでいる それに立ち向かえるほど この街の風は暖かくない 望んでいることは絶対に実現することがない 欲しているものは決して手に入らない 心からの祈りはかなった ためしがない それでも もしかしたら 一度くらいは 起きるかもしれない 裏通りで物乞いをする彼の目は虚ろで 今でも昔の栄光を夢見ている 路上生活の方法を彼は教わらず 起きた不幸を未だに受け入れられない この街で生きていくのにケインズもゲーテも必要ではない 滔々と語っていた輝かしい知識は ケツを拭く紙切れにもならない そろそろ諦めどころだ 僕がそう口にすると 初老の男は怒りもせず 僕を見透かして答えた 「お前はなぜ裏通りを歩く? そこに何かを隠しているからだろう」 誰にも言わなかった秘密を言い当てられた僕は 戸惑いながらいつもの決まり文句で彼に答えた 望んでいること絶対に実現することがない 欲しているものは決して手に入らない 心からの祈りはかなった ためしがない それでも もしかしたら 一度くらいは 起きるかもしれない 日々の闘争に疲れた人々はテレビで今日も占いに夢中になっている 評論家は美しい未来を語るけど それは日に日に薄汚れてきている メーデーのデモ隊は連帯を叫ぶけど 僕らには届かない 生まれたときからの競争に明け暮れて 信頼の仕方を忘れたから 夢を求めてドロップアウトし 幸せを求めてドーピングする その先にあるのは似たような結末で どちらを選んでも地獄でしかない いつの間にか未来は腐ってしまった 僕たち誰もが こんな終わり方を願いも予想もしていなかったのに 望んでいることは絶対に実現することがない 欲しているものは決して手に入らない 心からの祈りはかなった ためしがない それでも もしかしたら 一度くらいは 起きるかもしれない ローリング・ストーンズの『無情の世界』の歌詞を一部含みます 『レット・イット・ブリード』収録 『無情の世界』 ミック・ジャガー&キース・リチャーズ ボブ・ディランの『ライク・ア・ローリング・ストーン』の歌詞を 一部含みます 『追憶のハイウェイ61』収録 『ライク・ア・ローリング・ストーン』 ボブ・ディラン
2008.05.21
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頂点から転げ落ちる 成功者の悲劇が最高 自分よりも弱い人たちが ますます苦しんでいるのが最高 僕はいつも怖れている 誰に自分の席が奪われるか 僕が次に行く席には どれほどの価値が伴っているのか 誰もがみんな焦っている 自分の地位を守ることに 誰かが君を狙っている 次に陥れられるのは僕か 荒波の勢いは激しくて 誰もついていくことができない わけのわからない人生ゲーム そのゴールには何が待ってる? 今日もどこかの知らない場所で 誰かがうまくやっている 誰が勝つか? このゲームに ルーレットが音を立てる 安全地帯にいる人たちが 危険にさらされる姿は最高 自分より少し豊かな人たちが 落ちぶれていく姿は最高 僕は誰よりも卑しくなっていく 毎日明け暮れる生活の中で 僕は誰よりもあさましくなっていく それでも自分の立場は守れない 誰もがみんなおびえている 自分がそこから転落するのを 誰もここから離れたくない 路上の生活など知らないから 黄昏の勢いは強力で 誰もが影に呑み込まれている 人生ゲームの手は尽きた 今度は何を信じればいい? 今日もどこかの知らない場所で 誰かがうまくやっている 誰が 今度 その席につく? ルーレットは今日も激しく軋む 終わりなどあるのか?この闘いに 誰も答えを教えてくれない 誰が始めた?この新ルールを それは時間が語ってくれる 待つ余裕もなく現れる敵 その正体を誰も知らない 共闘する理由もなくなってしまった 僕の同僚は傭兵だから 魂を使い果たした その代償はあまりにも少ない 搾り取られた君を踏みつけ 僕は次席につかなければいけない 新しい道徳は終わりなき闘争 それは僕たちのユートピア 新しい自由は新しい搾取 それを僕たちが選び取った 今日もどこかの知らない場所で 誰かがうまくやっている 誰が 今日 その地雷を踏む? ルーレットは回り続ける
2007.07.01
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逃げられる日を 待ち望んでる 追い越されるのを そのままにしてる 夜はまた明け 静寂は破れず 縮んだ曇り空 しばらく晴れない 遠ざかるのを 放っておいてる 捨てられるのを 見守っている ダンスフロアーの 人影も消えた どこにも行けない 愛からの逃亡者
2007.06.18
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起きたら会社遅刻だよ 行きたくねぇー 部長に「有給頼みます」って電話 でも「グズグズ言わずに早く来い!」 会議を大遅刻 報告書だって作っていねぇよ 部長の言うことにゃ オレはごくつぶし社員だってよ 闘え 君の権利のため パーティーする権利のためにさ 禁煙ルームで煙草を一服 警備につかまって「ふざけんな!」だってよ テメーは防災センターで2箱吸ってるくせによ 会社にいる時間なんて息苦しい地獄だぜ パソコンの壁紙でダウンロードしたポルノも誰かに削除されちまったよ (くそったれ!) 闘え 君の権利のため パーティーする権利のためにさ そのスーツを着て今度会社にきたら 放り投げてやるぞだって? そのヒゲをそらなきゃ お前はクビだだと? 部長が火を噴いて怒鳴る「その着メロは何だ?」 おぉー 妬いてんの こいつがビースティーボーイズ 闘え 君の権利のため パーティーする権利のためにさ original lylics the beastie boys "fight for your right" japanese translate 高見展 japnese translate arrange trainspotting freaks
2007.05.14
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愛はいつも近くにあって それでいて手に届かない場所にあった 僕は掴もうと手を伸ばすけど いつかは必ず崩れてしまった 偽りや嘘でも構わない 真実なんて欲しくはなかった 僕はいつまでもあなたの胸で ずっとまろどんでいたかった 僕らは愛の名のもとで 限られた命を燃やし続け 僕らは愛の名のもとで うすよごれた魂を焼き尽くす 愛はいつでも輝かしくて 僕の目はかすれて眩んでしまった 僕等の愛は沈黙したまま 地下鉄のノイズにかき消されていた 偽善でかためた優しさで構わない 失うことが怖かっただけ 僕はあなたの腕の中で その温もりを確かめていたかった 僕らは愛の名のもとで 美しい理想を語り続け 僕らは愛の名のもとで 奪い 争い そして傷付く
2007.01.14
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時間はとうに流れて行った 煙草は全て灰に変わった 魔法が解けた その瞬間に 僕の未来は反転した 逃げてるだけだとわかっていた 逃げ切れると思っていた そんな楽観は脆く崩れて 僕は独り取り残された 音楽が途切れた場末のバーで ジュークボックスが錆びついている 輝きをなくしたミラーボールの下 今度は何の曲をかけようか 僕が知ってたラブ&ピース それは偽善の作り物だった 今夜全てが暴露された 僕は騙されていたかったのに… 壁に貼られた招待状も 僕には単なる紙切れに変わった 僕が信じた魔法の言葉も 今夜単なる戯言に変わった 走っていると思っていた ほんとは止まっていただけなのに 自由の代償が今日贖われる 僕には何の用意もなかった 静まり返った街の真ん中 行き場なきブルースが泣き叫んでる 凍てつくベッドの片隅で レコードの針が飛び散ってしまった たとえ嘘だとわかっていても 僕にはそれしか残されていない ラブ&ピース フォーエバー 僕は独り そうつぶやいた
2007.01.01
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自分の未来は 他人事じゃないのさ 押さえつけられか それとも死ぬまで逃げるか 世界が悪くなるほど 必要 ROCK’N’ROLL 話そうとはしない 自分の国の悪行を 聞こうとはしない せかいの弱者の泣き声を 死のニュースが増えるほど 生まれる ROCK’N’ROLL 立ち打ちできない 奴等の出番さ NAPALM ROCK 落とせこの街 NAPALM ROCK 落とせこの国 NAPALM ROCK 落とせ世界に TVを見れば 殺人・自殺に・TAX・WAR チャンネル変えれば 馬鹿が着飾り 尻をふる 世界がうまく回れば 転がる ROCK’N’ROLL 立ち打ちできない 奴らの出番さ NAPALM ROCK 落とせこの国 NAPALM ROCK 落とせこの街 NAPALM ROCK 落とせ世界に 世界が悪くなるほど 必要 ROCK’N’ROLL 立ち打ちできない 俺達出番さ NAPALM ROCK 落とせこの街 NAPALM ROCK 落とせこの国 NAPALM ROCK 落とせ世界に 作詞 森山達也 改変 TRAINSPOTTING FREAKS 収録アルバム ザ・モッズ『NAPALM ROCK』 ザ・モッズ・ベスト『Records』
2006.12.23
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どうして君は優しくしてくれるの 僕が与えられるものなど何もないのに 君がくれた優しい笑顔を 頼りにしてここまで歩いて来れた どうして君はそんなに輝いているの 真っ黒な夜を照らす星のように 僕はそれを道標にして ここまでやっと辿り着いた 雨の夜に蹲っていた僕を 君は手を差し伸べてくれた そんな君は僕は少し ずっと甘えすぎていたんだね 次にやってきた嵐の朝に 君は風の中へ消えて行った 僕は怖くてそして哀しくて 泣き喚くことすらできなかった 温かい君の手を握っているだけで 僕は平気だって笑っていられた 君の笑顔を思い浮かべれば どんな不安だって乗り越えられた 君はきっと僕のために 少しの間だけ地上に降りて 美しい翼を隠しながら ここに来てくれた天使なんだね 君が去って行った次の朝に 僕の心は壊れていた 君のぬくもりをただ確かめていた 胸に残っているその暖かさを その次の夜 僕は夢の中 君の幻と出会っていた 君は僕に囁いていた すぐに立ちあがって歩いて行けと 「君無しの僕では夢さえ見れない 僕には君が必要なんだ」 そう言う僕を君は優しく あの美しい笑顔で拒絶していた 温かい君の手を握っているだけで 僕は平気だって笑っていられた 君の笑顔を思い浮かべれば どんな不安だって乗り越えられた 君はきっと僕のために 少しの間だけ地上に降りて 美しい翼を隠しながら ここに来てくれた天使なんだね あれからいくつも夜が明けて 僕はまた独りに戻った もう君に会えることはない そんなことはもうわかっていた 僕はもう探していないよ 君の輝いたその瞳も 君の美しいその笑顔も 多分夕暮れの果ての世界で 君は違う生活をしている 夢の途中で疲れ果ててた 僕をここまで連れてくるため 君は僕に勇気をくれた だからもう追うのは止めにしたんだ 温かい君の手を握っているだけで 僕は平気だって笑っていられた 君の笑顔を思い浮かべれば どんな不安だって乗り越えられた 君はきっと僕のために 少しの間だけ地上に降りて 美しい翼を隠しながら ここに来てくれた天使なんだね
2006.11.05
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終わりは突然やってきた全ては無駄だった 僕は全力をつくしたのに…溜め息を何度ついてももう既に遅い全ては台無しさ ベイビー・ブルー部屋の真ん中でこんがらがったブルースバルコニーから投げ落としたそこに残されたのは 抜け殻のような面影陰鬱なギターコードが今夜も泣き叫んでいる奪い取った愛はたやすく壊れてしまった掴み取った幸せは 今日白紙に戻されてしまった嘆き悲しんでももう既に遅い全ては台無しさ ベイビー・ブルー
2006.10.22
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嫌なヤツらがのさばってきている 嫌なヤツらがのさばってきている 弱い人々の人生を犠牲にして 自分の信条を押し付けている 嫌なヤツらがのさばってきている 借家住まいのつつましいカップル達は 豊かだと感じられただろうか? ローンを背負った若いカップル達は 幸せを感じられただろうか? 政府の政策は 君の夢を殺すために作られる あぁ パパやママ… 貧しい家で生まれたらもう二度と這いあがれない おもしろい薬だね 君が取り出した錠剤 本当のところを教えて それは君の助けになるの? おもしろい薬だね 君の持っている錠剤 それって本当に君の助けになるの? 君が恥じ入る理由なんて何もありはしない 「豊かさをもてあました怠情だって…? 周りを見てよ 僕等を責められるの? 僕等を責めたてるの?」 Original Lylics Morrissey Japanese translate trainsppotting freak
2006.09.12
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24時間続くパーティー 音楽はまだ続いている 今夜誓った愛と平和 それの期限はいつまでだろう 終わりの気分でブルーに絡んでいる こんな夜が何回来ただろう 今日繋いだ彼女の手は もう一度繋ぎあえるだろうか 今夜は遊びつかれたから 答えはまた今度にしよう せめてこの曲が終るまでは 考え込むのは やめにしよう 今夜聞いたNGOのアピール ほんとに信じて構わないの? 最後に歌った「人民に力を」 その結末を僕は知ってる ここで感じた全てはいつか 撤収作業で片付いちゃうの? 何かが変わるその感覚は 単なる錯覚に過ぎないの? 今夜は遊びつかれたから 答えはまた今度にしよう せめてこの曲が終るまでは 考え込むのは やめにしよう 僕は暗くて皮肉屋だから 祭りの終わりを台無しにする だけど僕はわかってるんだ これがなければ死んでしまうと 格差はどんどん深まって行く そんな世界を僕らは選んだ ゲームはますます複雑になり 僕の悩みも深刻になる 愛も神も救ってくれない 僕の独りの生活までは 現実は何も変わらない 今夜のこのお祭り以外は でも 今夜は遊びつかれたから 答えはまた今度にしよう せめてこの曲が終るまでは 考え込むのは やめにしよう 基本的に自分の詩の解説というか、言い訳をするのは好きではないのですが、この詩に関してはさせていただきます。 この詩はフジロック最終日のハッピーマンデイズを見て、オアシス広場で腹ごしらえをしようと思った時に思いついた詩です。手帳に書くのが恥ずかしかったので、携帯電話で必死に打ちこんでいました。 個人的な話ですが、今年は足の関節を負傷したせいで、思いっきり踊ることもジャンプすることも朝まで踊ることもできず、かなりヘビーな気分を引きずりながらのフジロックでした。 それで暗くなってしまった。そんなところはあると思います。 でも。フジロックは楽しかった。また来年も行きたいです。そしてできれば思いっきり踊ったりジャンプしたりしたいです。 前回の日記でフジロックのレポートを更新すると書きましたが、ちょっと時間的に忙しいのと記憶の薄れのせいで、難しそうです。もし楽しみに待っていた方がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。 それでは。ご訪問ありがとうございました。
2006.08.14
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駅前広場で立っていると 人込みの中で迷ってしまう 僕は誰と待ち合わせしてるのだろう この沢山の人込みの中で… 夕方から降り出した雨は 日付が変わってもやみそうにない 路地裏で流した涙も 明日までに洗い流すだろうか ポケットにしまいこんだ煙草は 十七の時からずっと変わりがない ラジオも言葉も忘れたけど 流れる音だけは絶え間がない 誰の希望を背負い込んだのだろう いつのまにか勝負がついてる 僕は誰のためでもないのに 周りばかり気にして生きている 駅前広場は様変わりして 僕はいつのまにか取り残されている 僕は何を待っていたんだろう ありもしない希望を口にして… 季節はいつしか変わってしまって 夢さえ口に出せなくなった 折り合いさえもつけられずに 僕はただ歳を重ねた 昔歌っていたメロディーを 今日はなぜか思い出せない なくしたコードを繋ぎ合わせて 僕は今をごまかしている 美しい詩を探していたのだろう? 翼すらも見つからないけど 天使はどこで待っていたのかい? そんな人はどこにもいないのに ずっと立ち止まっている できることもできずに… ずっと途方にくれている できないことばかり気にして… 駅前広場の喧騒が過ぎて 踏まれたチラシが風に舞っている 誰にも知られることのない 僕の独り言のように 待ち望んでいた結末は来なくて 終わりがないゲームにうんざりしている 僕らが手にした未来の地図は こんなにくすんで不透明なのか 生き残った者には先があるけど 灰色で曖昧な原野しか見えない この場所で何の絵を描こうか 不器用にナイフを隠したままで 満足も幸福もよくわからず ただ今日のことばかりに追われている その先で僕に待っている 収支決済も目途がつかない 駅前広場では人々が歩き 今日も列車に吸い込まれて行く それぞれの戦場に向かって 消耗戦を闘い続ける 新しく選ばれたヒーローは 本当は僕らの裏切り者だった だけど気付くのが遅すぎた 世界は既に動いていた 闘うことすらできなかった 僕はいつも臍を噛んでいる 優しくある強さこそが 僕に残された武器だったのに… 僕は若いふりをしていて 時代が勝手に追い越してった 僕が口ずさむあの日の歌は 誰の胸にも届かない ずっと立ち止まっている できることもできずに… ずっと途方にくれている できないことばかり気にして…
2006.07.23
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君に抱かれている夢をみていたその温かい腕で強く優しく僕はずっと震えていた幸せなその夢が醒めるのが怖くてなぜ君はそんなに優しいのだろう約束すら果たせないこんな僕に今はただ失うのが怖くて曖昧に笑って過ごしている今日は何度君のキスを思い出しただろう?明日は消えて幻となる赤い糸を探してた君に恋している僕はきっと嘘をつき続けるだけなんだろうそんな僕に君は傷付いて夜を涙でぬらすのだろう僕はあまりに弱すぎて恋していいのかもわからないだからせめて夢の中で僕を強く抱きしめてほしい今日は何度君の愛を確かめたのだろう明日もしも君を裏切ったら構わず僕を捨てておくれ
2006.05.22
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僕達はずっと話し続けた あるはずのない夢物語を 決して辿り着けない遠い先は 目を凝らしても見えるはずもない それだけで全てがかなうはずと 幻を信じて悦に入っていた そんな日々が終わっても認めない 僕が生きているこの世界を 最近の僕は待っているばかり ありもしない幸せな時間を 悪い便りばかりが埋め尽くされた 暗く小さな寒い部屋で… 僕達はずっと語っていた あるはずのない愛の形を 理想でかためた純粋さは それだけで窒息寸前だった 当たり前のように壊れたハートマーク それでも頑なに僕は信じた それがたとえ誤ちだとしても 僕が正しいと身悶えしていた 最近の僕は望んでいるばかり この毎日が崩れる時を 羨んでばかりで何もできない 弱く小さなこの身体で…
2006.04.26
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リサはシンジに恋してる 彼女の夢はシンジとの生活 大きな夢はもう捨てたから 今は近くにいる人が愛しい 彼女のパートはフルタイムで 社会保険も何もないけど 責任だけは自覚していて 決して手を抜こうとしない 結婚は近くて遠い夢で 明日の暮らしの見通しすらない それでも最後に残った夢は 絶対手放すわけにはいかない 過去から今日へ 今日から未来へ 僕らの生き方が無駄にならないように 不寛容なこの街でも 明日は自由を語れるはず GOOD MORNING TOKYO シンジの目標はただひとつ それは誰にも言えないけど この国で夢を追った責任 それを果たすのが最後の務め 公営住宅での孤独死が シンジに残った最後の希望 彼のような優しい人間に 生きる権利はここにはない リサの気持ちはよくわかるけど シンジはリサを巻き込みたくない リサの涙は辛くて痛いけど あきらめさせようとずっと悩んでる 過去から今日へ 今日から未来へ 僕らの信じたことが紙切れになる前に 政府が良心を取り締まっても 僕らは希望を語り継ぐだろう GOOD MORNING TOKYO ロンドンからエルサレムへ バグダッドから東京へ 正義は安価で取引され 株式市場で乱高下している ロールモデルは牢獄へ 敗残者は裏通りへ 明日のヒーローの席はわずかで 失敗ばかりが積み重なった 若者支援の名目のもと 審議会で強制労働が決まった こんな場所で何とか生きてる 彼や彼女に罪を着せるの? 過去から今日へ 今日から未来へ 僕らの「自由」がキレイ事に変わる前に 政治家の圧力で公正が歪んでも 僕らは尊厳を忘れはしない GOOD MORNING TOKYO
2006.03.14
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彼女は耳にピアスをつけてる白い首筋には小さな傷跡もあるそこを僕が優しくなめると彼女は小さな声をあげた彼女は僕だけのものではなく彼女は自由が大好きだっただけど本当は自由になれずにいつも誰かに傷付いていた彼女の腕の赤い線は孤独な彼女の闘いの記憶27度目 彼女はついにその思いを遂げてしまったなぜかは知らないけど涙が出た彼女は何も言わずに消えたいつか彼女は辿り着くのか彼女の生きれる小さな世界に誰もが彼女に優しくした彼女は誰にも優しいからそんな彼女の本当の素顔は僕にも誰にもわからなかった彼女に恋して寝た男は僕以外にもたくさんいた今になってもわかりはしない彼女が本当に思ってたことは誰かと寝た次の朝に彼女は必ず手首を切った僕と寝た次の朝にも彼女は手首にナイフを刺したなぜかは知らないけど涙が出た彼女は何も教えずに消えたいつか彼女は辿り着くのか彼女の生きれる小さな世界へ彼女は心を許さなかったどんなに優しく抱きしめられても彼女は言葉を信じなかった僕が必死で話した事も彼女は冬の小さな星座を首飾りにして微笑んでいたその美しい笑顔の影で心の茨を隠していた誰の罪かはわからないけどさだめは人を選びやしないちょうど僕は27人目である朝浴室で彼女は死んだなぜかは知らないけど涙が出た彼女は何も言わずに消えたいつか彼女は辿り着くのか彼女の生きれる小さな世界へ
2006.03.07
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LABOR FOR SALE オレの時間を安く売りますLABOR FOR SALE 別にスゲーことできないけどLABOR FOR SALE 食うためには仕方がないからLABOR FOR SALE 身体を資本にその日暮らしBODY FOR SALE 私の体 高く売りますBODY FOR SALE 私の貞操は札束次第BODY FOR SALE 買いたいもの 沢山あるからBODY FOR SALE 少しの痛みは我慢できるPEACE FOR SALE 戦争紛争高く買いますPEACE FOR SALE 死体の数は我が社の利益PEACE FOR SALE 政治も倫理もこれには勝てないPEACE FOR SALE これが噂のスゴ手ビジネスLOVE FOR SALE 愛は金ですぐに買えるわLOVE FOR SALE 打算 色気でうまくやるんだLOVE FOR SALE 純愛なんて 口先 建前LOVE FOR SALE 勝ち抜きゴールよ 人生ゲームLABOR FOR SALE 雇用なんて誰が守る?LABOR FOR SALE 搾取 使い捨て それが現実LABOR FOR SALE 夜のビールで忘れちまうLABOR FOR SALE 先行きのない 曖昧な不安
2006.01.10
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愛は奪うものでも与えるものでもなくただ失われるためにあるものだったもう一度愛していると君に言ったなら君は僕を笑い飛ばしてくれるかな愛だけが僕の心をかき乱す愛だけが深く僕の心を傷付ける一番愛しいものは失くなるまで気付かなかったそんな愚かなゲームを繰り返し 僕は生きているもう一度チャンスを 今度は必ずうまくやってみせるそんな僕の戯言を君はきっと笑ってくれるね愛だけが僕の心をかき乱す愛だけが深く僕の心を傷付ける
2005.12.06
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僕は何でも欲しがってしまう手に入るもの 手に入らないものカネさえあれば何でもできるだから僕も競争に加わるカネがこの国のルールだからカネがここの全てだからカネのためなら何でもするそういう僕はどこか変かな?自分の労働は売ってはダメなの? 自分の自由は売ってはダメなの?自分の信仰は売ってはダメなの? 自分の思想は売ってはダメなの?僕がネクタイ締めていなくても金を持ってるとちやほやされる人の価値はカネではないそんな言葉も取引のたね僕がもし無価値ならばそれはカネに縁がないから君がもしVIPならばそれはカネに縁があるから自分の尊厳を売ってはダメなの? 自分の恋愛を売ってはダメなの?自分の心を売ってはダメなの? 自分の希望を売ってはダメなの?僕がどれほどダメな奴かそれくらいはもうわかっているだから僕はカネを欲しがるそのカネを誰かが愛してくれる愛も命もカネで測れる戦争も平和も金で買えるそんな僕らが流す涙は一体いくらで取引されるの?君の身体を買ってはダメなの? 君の隷属を買ってはダメなの?君のセックスを買ってはダメなの? 君の内面を買ってはダメなの?だけど時々こうも思うこの紙切れが燃えたらいいと一万円札十数枚で僕の全てが決まるなんてカネ抜きで僕を愛して欲しいそんな願いは欲張り過ぎかなだからせめてあの札束がガラクタに変わる日を待っている自分の運命を売ってはダメなの? 自分の魂を売ってはダメなの?自分の権利を売ってはダメなの? 自分の信念を売ってはダメなの?自分の魅力を買ってはダメなの? 自分の欲望を買ってはダメなの?自分の幻想を買ってはダメなの? 自分の命を買ってはダメなの?
2005.11.26
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僕らの願いはいつも同じで 望むものはかなうと思っていた二人の未来は約束されてて どこまでも行けると思っていただけど女神は知っていた 僕らの愛の放物線を引力に逆らうことは出来ず 僕らは地面へ堕ちていった多分僕が間違っていた 僕が全てを壊してしまった僕らが立ってたCROSSROADで 二人は終わりを選んでしまった僕は距離を測っていた 君と少しでも近付きたくてそんな僕を君は笑って 手を握り締めて先に歩いた君の仕草の何もかもが 愛しくて離したくなかったそんな僕の切実な気持ちが 二人を引き裂くナイフに変わった多分僕が間違っていた 僕が全てを壊してしまった僕らが立ってたCROSSROADで 二人は終わりを選んでしまった僕の小さなベッドルームで 二人の愛は燃えさかった強く抱きしめた君の身体は 熱くてとても優しかった掴み取れた小さな幸せ 続ける事はたやすかったそれが今では愛の幻想 再現するのは不可能だった多分僕が間違っていた 僕が全てを壊してしまった僕らが立ってたCROSSROADで 二人は終わりを選んでしまった元に戻るのを焦ったけど 僕らの愛は迷宮入りした僕らが望んだことではないのに 二人の行き先は決まっていた二人の映ったあの写真には 愛の証しが刻まれていたでもその愛は何よりも強く 二人の心を粉々に砕いた多分僕が間違っていた 僕が全てを壊してしまった僕らが立ってたCROSSROADで 二人は終わりを選んでしまった君の泣く声が闇を切り裂く 僕の涙が星空を溶かすだけど全ては無駄に終わった 僕らは二度と戻れない
2005.09.10
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町外れのレストランで 彼女はずっと待っていた窓際の破れた席で 繋がりをずっと確かめていた彼女のハートは少し壊れて 何かがうまくいかなかった僕の煙草が尽きた頃に 彼女は独り涙を枯らす道沿いのアウトレット・モールで 彼は三度も道に迷った'50年もののビンテージジーンズ それを探して車を走らす入り口はいつも輝いてるけど 出口はどこかわからない傷だらけの彼の車は いつもエンジンがかからない駅前のマーケット・スクエアで オールドミセスは苛立っている全てが揃った棚の上には 必要なものが置いていない捨てた袋に詰め込んだのは 昔作った花の腕輪美しき春は遠い思い出 枯葉の秋に埋もれて眠る街外れのレストランで 彼女を迎えに誰かが来るテーブルの上の灰皿で 五本の煙草が灰に変わった全てが終わったその後でも 彼女はまだ何かを信じる彼女が外に飛び出す時に 街灯の明かりが輝き始める
2005.09.03
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激しく打ちつける雨の中アクセル踏んで走りぬけてく雷 時々 雲を照らす車のライト届かないけど エンジンうならせる8ビート人影もない十二時の街君の家へ続くあの道は僕のナビから抹消されてる夕暮れ前 波打ち際で交わした約束 果たせない夜明け前 ふたりの空は今日の雨で流れて行った名もなき灯台目指して走るいつかふたりで愛を誓った流れる雨音 かき消し進む今日も君がそこで待ってる台風近づく 嵐の道時速100キロ 突っ走る風音鳴ってる 夜のハイウェイ誰かの泣き声 押し殺したラジオで唄うアイツの声暗闇に響く 叫び声ふたり 笑ってた あの日の夏僕等を祝福してたのに夏の終わり 海岸通り泣いてた君を忘れない冬の始まり 黄昏どきサヨナラなんて信じられない名もなき灯台目指して走るいつかふたりで愛を誓った流れる雨音 かき消し進む今日も君がそこで待ってる
2005.08.14
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昨日の夜夢を見た 君と出会ったあの日のことを僕はまだ何もわからなくて あの日の奇蹟に戸惑っていたそんな僕の手を握り締めて 僕をここまで連れてきてくれたそんな君が今夜いない そんな君が今はいない多くの夜と曇り空を 君と一緒に駈けまわった空を飛ぶ翼はないけど 僕らは世界を走りつくした君といれば大丈夫だった どんなに僕が怖いときもそんな君が今夜いない そんな君が今はいない今日の朝僕は涙が出た 夢の中で君が笑ってたから君の笑顔をずっと見たくて 僕はずっと強がっていた君の手はとても温かくて 握っているだけで幸せだったそんな君が今夜いない そんな君が今はいないいくつもの月夜と星空の下 僕らは自由に走っていられた静かな町に潜む天使を 僕らは起こして一緒に笑ったたとえ世界がそっぽを向いても 君といられればそれでよかったそんな君が今夜いない そんな君が今はいないほんの少しの嘘と荒さで 君をここから出さなければでもそれは僕にできないこと そんな僕を君は知ってたもしできるならあの日に戻り 君を抱きしめてキスしたかった求めたものが僕ではなくて 他の場所にあったとしても…
2005.07.17
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高架橋のざわめきの中で 僕らの愛は絶頂を迎えた土曜日の夜 胸騒ぎの予感 それだけが僕等を繋ぎとめてた明日すら知れない僕らにとって 何が未来を約束するのか僕らの愛はガラスより脆く あの月光より激しくて熱い街は今喧騒を閉じ 時計が夜を更新した偽りを映すネオンライト 僕らの銃口で燃やし尽くそう街の天使は羽根をなくして 昔の場所には戻れないだから今夜僕らの愛は 行き場所をなくして燃え尽くすしかない制御不能な僕らの運命 誰が僕らの愛を救うの暗号は解読できない 赤い糸の縺れはたどれない破滅の作動が埋めこまれた愛 別離をプログラムされた出会い僕らはそれを操作しようとしたが 愛の遺伝子は組替え不能だった暗がりの町の夜は明らみ 一時だけの愛が消去されてく愛の屍骸は道を埋め尽くし 噴水は涸れて枯葉に埋まる僕らはまた別れ もう二度と会えない そんな事ばかり繰り返しているそして今度の土曜日のために もう一度愛を電話登録する
2005.06.11
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今夜海岸でまた6人練炭自殺した/そんなニュースは最近ありふれて新聞記事にもならない/レンタカーは毎晩自殺志願者を乗せてハイウェイを走る/見知らぬ他人同士で誰も話すらしない海岸でそのレンタカーを見つけたのは中年のサーファー/彼はサーフィンで世界のトップに立つのが夢/夢を見ていればとりあえず明日を忘れられる/明日もマックジョブで心も身体も疲れ果てるだけサーファーの同級生が昨日老人を殺した/同級生は帰る部屋もなく車で生活していた/最近仕事が見つからなくて食うものに困っていた/だから彼は刑務所で食い扶ちを得るつもりだったその同級生の友達は子供を連れ去り/車の中で小学生を犯していた/レイピストの彼はだらからも相手にされず/風俗に行くカネもないからそうやって欲望を満たしていたレイピストの勤め先にはエリート社員がいる/彼は毎日サービス残業で家にも戻れない/貯金はしてみたけど使い道は何もない/こんな生活が何時まで続くか不安でならないエリートの恋人は派遣社員でコンピュータ入力をしている/彼が仕事ばかりで自分に構ってくれないと不満げ/玉の輿は逃したくないけど本当は彼が好きじゃない/できれば結婚していい男と不倫したいと思っている派遣社員の昔の友達は今もフリーター/最近できちゃった結婚でDV男と一緒になった/毎日泣き叫ぶ子供を今日も殴りつけている/どうしてこうなったのか 中絶が遅かったと後悔しているフリーターの隣の家では三十代のニートがいる/彼は引きこもって7年以上も外に出ていない/何をやってもうまく行かない現実が嫌になった/彼には未来も現在も明日も希望もないニートの彼の部屋からは巨大なマンションが見える/そこには一発当てて勝った大金持ちばかりが住んでいる/そのマンションに住む人はみんな抗鬱剤を手放せない/ドンペリに混ぜて飲む睡眠薬はとても苦いそのマンションの近くには巨大な繁華街/今日もギャングスターが勢力争いで血を流している/彼等はみんなエクスタシーで夢うつつの状態/彼等の集うクラブではアメリカンヒップホップが流れるクラブのDJはアルバイトの掛け持ちをしてる/小さな空間での盛り上がりだけが彼の楽しみ/国民年金なんて払わないし雇用保険にも入れない/とりあえず今の夜が楽しければいいと思っているDJブースの脇でぼんやりしてる大学生の娘/彼女は今まで7回リストカットしたけど死ねなかった/この先何があるかわからないけどいい事はない/彼女はここに生まれてこなければよかったと思う最近正義の味方が多すぎて困る/無限の正義の名目で人殺しのお手伝い/強い人には優しいのに弱い人には厳しい/それが今の流行 歴史の証明結果
2005.06.05
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