鎌倉街道まで、再び戻り次は建長寺です。一番奥の「半僧坊」まで行く予定です。
鎌倉五山第一位を誇っただけあり(ちなみに円覚寺が第二位)伽藍が立派です。これは三門です。「建長興国禅寺」の額が掛かっています。重要文化財に指定されており上層には宝冠釈迦如来像・五百羅漢像などが安置されているそうですが、公開されていません。
仏殿です。重要文化財ですが、1647年に増上寺にあった徳川秀忠夫人崇源院の霊廟だったものが建長寺に譲渡されたものだそうです。ですから他の伽藍とは作りが異なり禅宗寺院らしからぬ作りとなっています。左手には樹齢約750年のビャクシンも見えますね。
本尊の地蔵菩薩坐像です。室町時代のものだそうです。背面の左右には鳳凰と思われる透かし彫りがあります。
折上格天井部です。中央部が一段高くなっています。元々は書院作りからきているようです。飾りの絵が数多く描かれています。やはり、禅宗の寺とは異質ですね。
正面奥に方丈(近世に京都から移築)、その前にある唐門(仏殿と同じく芝から移築されたもの)、右手は法堂です。
このアングルだとちょっと奈良っぽいですが・・笑。寄棟造の仏殿(右)、入母屋造の法堂(左)がはっきりわかりますね。
建長寺の鎮守「半僧坊」への参道です。半増坊は、現・浜松市の方広寺から1890年に分霊されたものだそうです。
急な長い階段が続き、上りきると半増坊大権現です。右のほうに天狗の像が見えます。まぁ、この「天狗」には色々いわれがあり、山岳信仰との繋がりで権現・天狗の関係が出来たようですね。
見晴らし所から見た相模湾です。富士見台という富士山が見えるポイントもあります。
はるか下には建長寺の伽藍が見えます。
さーて、あとは一気に下って食事タイムだぁ!
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