昨日は、やっとの休日。正月らしく、近所で初詣の梯子をしてきました。まず最初に行ったのは上永谷の高台にある「日限地蔵」です。地元ではそれなりに有名なので人出もあります。線香の煙が立ち込める所です。
日限地蔵というのは通称で、正式には高野山真言宗 八木山福徳院といいます。1866年に三島の蓮馨寺から勧請された石造の地蔵尊の堂を建てたことに始まったそうです。ただ、それが著名な僧侶などではなく一般庶民がスタートさせたと言うところが変わっています。そのため、今でこそ高野山真言宗金剛峰寺の末寺とはなっていますが昭和28年までは何処にも属さない単立だったそうです。
この地蔵尊のことの記述に「日本三体地蔵の一つといわれ・・・」というのが目に付くのですが、この日本三体・・・というのが全く意味不明で、そういう部分はやはり民衆の信仰だったからというのが否めないでしょう。
本堂のわきを抜けると坂を下るように石畳が続きます。
降りきるとそこも線香の煙が濛々と立ち上っています。どうも民衆に支持された宗教は煙が濛々・・というのは共通事項のような気がします。浅草寺、銭洗弁天などなど
煙の向こうに浄行地蔵があります。水とタワシで、自分が良くしたい場所を洗い清めることでご利益を得るというもので、賑わっていました。大昔、初めてここに来た時の地蔵とは代替わりしたような・・・?
陽射しは暖かい日でした。サザンカが綺麗でした。
寺内には小さなお堂と色々な地蔵尊が祀られています。奉納されたものでしょうか?それだけご利益がある・・・ということでもありそうですね。
続く
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