軒の飾りが派手なのは日本の寺社建築でもありますが、ここまで鮮やかな彩色が施されているのはないですね。
それぞれの壁画には意味があるのでしょうけど僕にはわかりません。
六角の本堂?に媽祖像が安置されています。香炉がいくつも置かれています。中に入るには拝観料が必要ですが、外から見る分には無料です。
媽祖とは、中国の道教の神の一つで、航海の安全の神とされ、台湾や福建省などで強く信仰されているそうです。日本に置き換えると金毘羅にあたる感じでしょうか。僕は知りませんでしたが、日本でも江戸時代以前から伝来していて媽祖像があるそうです。何十年も昔に訪れた、長崎の興福寺にも媽祖像があるそうです。僕の見ているはずなのでしたが記憶にありません。韋駄天像のインパクトが強すぎたせいもありますけど・・・・
ちなみに、この媽祖像は中国福建省で製作されたそうです。媽祖の祖地の湄洲媽祖廟にて分神、小媽祖の分霊が行われたそうです。由緒正しき媽祖像というわけです。
それにしても派手でにぎやかです。提灯が張りめぐらされていますが雨でも大丈夫なのでしょうか。中華街はグルメの街としてだけではなく、華僑の人たちの生活の一端が垣間見れる場所でもあります。
石の柱にも見事な細工が施されています。日本の建物では見られないものです。
その向こうには先ほどの山下町公園が見えます。人民軍に仕切られる前の中国ってこんな感じだったんでしょうね。
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