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誰もが心の奥に 暗い闇を持っているの
その心の闇に 小さなお堂があるの
お堂の中に 一匹の鬼が居て ローソクの灯が
絶えない様に 見守っているの
問題なのは そのローソクの材料が 恨みや 妬みや
怒りや 憎しみ等で 作られている事なの
だから 一本や 二本じゃないの
人其々 数も 大きさも 全部違うの
日頃の 愚痴や批判が 小さくなって行く ローソクを
補っているの 溜息も 消えかかっている灯を
再び燃え上がらせているの
このお堂には 人間の業が 祭られているの
お堂のローソクを 消して行くには 感謝しかないの
「有り難う」「有り難う」 「お陰様」「お陰様」と 言っていると
消えて行くの
燃え盛る ローソクの煙や熱が その人の心に悪さをして
材料を調達しているの
鬼は暗闇が嫌いなの
だから お堂の灯が途絶えると 鬼はその人から
逃げ出すの
どんどん感謝を伝えて お堂のローソクを 消して行きましょ
そして 鬼様を追い出しましょ
喜文治
爺様。月曜の朝に、心の暗いお堂の御伽噺かよ?
・・・・・?
一週間が、暗くなちまうじゃねぇかよ?
・・・・・?
まぁ、何曜日が良いって訳じゃないけどさぁ?
・・・・・?
それでなくとも、全国的に雨か雪とか、空も暗そうなのに、気持ちまで!馬鹿!
「 ご免なさい。」
しゃないよ。読んじまったたからなぁ~。
・・・・・?
爺様。何か厭な事でも有ったか?
「 別に有りませんけど。」
・・・・・?