2015年01月05日
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カテゴリ: 電子工作
こんばんは、キハです。
前回はパワーパックのケース加工をしましたが、今日はPWMの回路を組みました。

私の場合は、電子回路の設計の知識はほとんど持っていませんので、回路は

拓啓ぽんさんの「鉄道模型と電子工作」
http://www.geocities.jp/y_taka216/mokei/index.html

を参考にさせて頂いております。
本当にいつも楽しませて頂いております。
ありがとうございます。

拓啓ぽんさんはスプレットボードを巧みに使い、なるべくハンダ付けせず誰でも簡単に作れるように配慮しているのが素晴らしいですね。
私は真逆でCADでパターンを描き、プリント基板をエッチングして回路を作っています。
かなりの電子工作マニアでなければ手を出さないところです。
この回りくどさを楽しんでいます。

下の写真はプリント基板にピンバイスで電子部品の足を通すための穴をあけているところです。
ピンバイスとは細い手回しドリルだと思ってください。直径0.6mmの穴です。
ドリルの歯が細いので変に力を入れるとポッキリ折れます。
写真は以前アップしたもですが、基本変わらないので使い回しです(笑。

201501051.jpg

下の写真は部品をハンダ付けして実装したところです。
最近は老眼が入ってきましたので、メガネをつけたり外したりで結構大変です。

201501052.jpg

右側は3Aに対応したタイプ。
ショトキーバリアダイオードとポリスイッチ(PTC)を3Aに耐えられるデカイのをつけています。
ダイオードは電流の逆流を防止するもので、PWMのようなスイッチングで電圧制御をする回路には一般的なPN接合のダイオードではなく、
電圧降下が低くスイッチング速度が速いショトキーバリアダイオードを使います。
ポリスイッチ(PTC)はリセッタブルヒューズといって、ヒューズですので規定の電流以上流れると遮断されます。
普通のヒューズだと規定以上の電流が流れると線が解けて遮断しますので、新しいものに交換しなければなりませんが、ポリスイッチは一度電源を切ると復旧します。
実際には車両が脱線してショートしたときに電流を遮断して回路と車両のモーターを守る働きをします。
左側は1A仕様です。
電圧は15Vまです。LMC555タイマーICが15Vまでなので、それ以上突っ込むと壊れます。

さて、次回はケースいれ外装部品と配線して出来上がりです。
お楽しみに。

キハ 拝。






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最終更新日  2015年01月06日 00時23分12秒
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