KIKIの山行き・・・ 山と山の花

2022.10.13
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

設楽町の和市から登る岩古谷山に行ってきました。
初めて登ったのが27年前の1995年12月23日
その後翌年の12月22日、2003年1月、2008年1月、
2017年2月と3月に登り、今回で7回目です。
すべて冬に登っていました。
2020年5月に、隣にある平山明神に登ろうと歩き出して20分ほどで
ヒルの猛攻にあって、途中で逃げ帰ってしまうというアクシデントで、
この近辺の山はヒルが多いとわかっていましたが
もうこの時期になると居ないだろう、急にこのところ寒くなったし・・・
そう思って雨の翌日でしたが登りに来ました。



登山口


登山口の駐車場には車は3台停まっていて
私たちの前に歩く女性二人組と、ぬきつ抜かれつで歩いていきます。




左へ行けば鹿島山、大鈴山へ





植林の中を進みます





十三曲がりの始まり

このあと、五曲がりの手前で、私の相棒のほっぺにペタッと何かと落ちてきて・・・
手をやるとヌルッと小さなヒルが二匹!!
ヒヤッーと大騒ぎ、そこからは足元の点検が始まって
点検以外は出来るだけ長く立ち止まらず
堤石峠目指してガンガン歩きます。





堤石峠のベンチで点検

しかし、私のズボンや相棒のズボンにヒルがついています。
一応ズボンをまくって靴下を見ましたが大丈夫でした
ここでもゆっくりしていられません、大急ぎで峠を後にして出発




尾根をどんどん進みます
ゆっくり歩いていられません





たぶんこのあたりまで登ったらヒルはいないと思うけれど
強迫観念にとらわれて立ち止まれません





メチャクチャ大下りの丸太の階段
滑りそうで怖いので慎重に・・・





下りきったら今度は登り返し・・・号泣





岩にびっしりとイワヒバが繁殖





今度は岩の横を巻くようにつけられた棧敷梯子
明神山を眺めてやっと休憩





大鈴山(左)





岩に付けられた梯子





大岩にジグザグに付けられています





梯子は終わったら、滑りやすいヤセ尾根を両手も使って登る




ここは足の間隔に刻みがあって助かります。





本当に一つの大岩から出来上がっているような岩古谷山





和市の集落と明神山





鍵掛岩の上でもう一度ヒルの点検

ヒルがいっぱいズボンの中にも外にもついていて
相棒は靴を脱いでまで点検しています。
KIKIはズボンをめくって点検しますが、
山頂でゆっくり点検すればいいと思って靴まで脱がずに進みました。
それが大間違い!!




岩古谷山東曲輪




ヤセ尾根を進みます





あと一登り





大きな岩の上で一休み

鞍掛山(右)と宇連山(左)





真正面に三ツ瀬明神山
その左手前に尾籠岩山(おろいわやま)
その左に白岩山




平瀬明神山





トイレなのか物置なのか調べていませんが
小屋の向こうに岩古谷城址





岩古谷城址





岩古谷山はその名の通り岩だらけの山です





一番先端が山頂

左へ下りる梯子は鞍掛峠への縦走路





岩古谷山の山頂(799m)

初めてここに登った時、山頂で仲間とワイワイ騒いでいたら
下の集落の田圃で仕事をしていたお爺さんが
下山後に、山頂で大笑いしていたのはお前さんたちかい?と聞くので
私たちですが…山頂の声が聞こえるのですか?と尋ねたら
下に居たら山頂の声が聞こえるよ、と言われたことを思い出します。
いまでは懐かしい話です。




山頂の岩の上から
岩古谷山から鞍掛山への縦走路と、鞍掛山
左端は宇連山と鳳来寺山方面

この後、お昼ご飯の前にゆっくり点検するために靴下を脱いでみたら
靴下にもいっぱいヒルがくっついて大騒ぎ
靴下は血まみれです





靴を脱いだら、靴のアキレス腱の当たるところに血がついているし
中敷きを取ったら、黄色い靴底にヒルが二匹ピクピクしているし
左足に8か所、右足に2か所嚙まれていました。





下山は同じ道ではなく、堤石トンネルの方に下りようと
急斜面を大急ぎで下山しはじめたら
マムシ注意の看板の手前で、マムシをまたいでしまって
ギャーッと逃げようとしますが、何しろ急斜面のヤセ尾根で
危なくて、怖くて・・・
もう、ほんとに心蔵バクバク・・・




岩の突端にあずまや
でもここでゆっくりする人がいるかしら・・・




和市の集落




こちら側の階段はコンクリート製
しかし急斜面です。





岩の積み重なった間を通過





左の う回路の方がよほど危険です。ここは素直に岩の中をくぐりましょう。




男滝(左)と女滝(右)
しかし水量がほとんどなく、滝らしくありません。
雨の翌日でもこんなに水量が少ないので滝というのは無理がありそう・・・





トンネルの上の登山口に下りてきました。




ピンボケですが、ヒルに注意の看板





旧堤石トンネル
新しいトンネルが下の方に付けられています。

駐車場に戻ってきて靴を履き替える時に、最終点検をしたら
さらに靴下は血まみれで、結局左足9か所右足3か所
合計12か所噛まれていて
血が止まらずどんどん噴き出てきます。
相棒の運転してもらっている間中、ずっと血をふき取り
傷口を絞ってやっと家に着いた頃血が止まりましたが
翌日からずっと痒くて痒くて・・・
傷跡はさらに赤く腫れてひどい状態に・・・

登山をやり始めたころ、無謀にも雨の日に登った谷汲の妙法ヶ岳で
初めてヒルの被害に遭って、それ以来注意していましたが
その後20年以上も被害無く来たのに
今回は判断が甘く、たいへんな被害に遭ってしまいました。
30年近く登山をやってきて、これほどの被害は初めてで
まるで昨日今日やり始めた初心者のようです。
地球温暖化のせいかヒルの生息が以前より長く、また広範囲に広がり
色々なことの総合的判断が甘くてトホホの状態です。
ここしばらく、山はいやだな~~~





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.10.13 22:05:03
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: