KIKIの山行き・・・ 山と山の花

2023.07.31
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22(土)

道の駅で朝を迎えて、これから向かう山のほうを眺めたら
浅間山は雲が無く噴煙をあげています。

湯ノ丸山の登山口の地蔵峠に向けて車を走らせましょう。
グニャグニャの道を、どんどん高度を上げて行きます。





駐車場で朝ごはん食べて、支度して出発。
まず湯ノ丸山を目指します。






看板を確認して全体をイメージします
浅間山や前掛山、黒斑山、高峰山、篭の登山や水の塔山、三方ヶ峰は登っていますが
この湯ノ丸山と烏帽子岳は初めてです。






地蔵峠とありますが、私が見た限りでは
地蔵様は見つかりません。
峠というよりスキー場の広場です。





登山口





ゲレンデを斜めに歩き、リフトの方を目指します。





二羽のカラスがラブラブ






近づいたら飛んで行ってしまいました、私が邪魔をしてしまったようです。

ここからまっすぐリフトの左側のゲレンデを登るルートと
リフトの向こうの森の右側を登るルートがあります。
特に理由は有りませんが、相棒が森の向うを行くというので従います。





イブキジャコウソウ
それほどまだ標高が高いとは思えないけれど
イブキジャコウソウがいっぱい!!
ウツボグサもいっぱい。





ハクサンフウロもいっぱい!!






シモツケ





シモツケもいっぱいでした。






この斜面もゲレンデのようで
登っていると一番上に牛さんがいっぱい





ちょうど朝ごはんの最中でした。
すぐ横を通りますが、われらを全く無視してお食事中






マルバダケブキ






前方にリフトの山頂駅が見えてきました。






ここで、ゲレンデ直登のルートと合流






ここからは斜度がほとんどなく、進みます。





ヤマオダマキ






レンゲツツジの花が満開になったらきれいでしょうね、
今は葉っぱだけのレンゲツツジ






シャジクソウ
この花もこの山ではいっぱい咲いています。






牛さんの落とし物
あちこちにあって、うっかり踏みそうになります。
このあたりにも牛さんがやってくるのですね。





シュロソウ





シシウド
でしょうか、セリ科の花もわかりません






ハクサンフウロ?
というのは、花弁の切れ具合がイブキフウロのようなのです・・・






ウスユキソウ
地味ですが、ビロードのようなガクのグラデーションが好きです。






イチヤクソウ




あずまやの手前はレンゲツツジの花畑
ヤナギランが目立ちます。





レンゲツツジは毒があるので、牛さんは食べずに
それ以外の草を食べています。






シャジクソウ






ホツツジ





ホツツジ





少しピンボケですが、シラタマノキ





鐘分岐
鐘を一回だけ突かせてもらいました。





現在地が全体のどこあたりかわかりやすくて
この看板はありがたいです。
鐘分岐から緩やかな歩きは終わり、この先斜度の出てきた道を進みます。





シラカバの林を抜けて








岩の出てきた斜面を登ります。






シロバナのニガナ






ヤマハハコの蕾






グンバイヅル






ハクサンオミナエシ






ウスユキソウも群生していると目立ちます。






シモツケ






ヤマブキショウマ






シャジクソウ
いかにこの花が多かったか・・・






チダケサシ






ゴゼンタチバナ
もう終わりですね








ガスガスです
残念ながら展望はだめですが、花が慰めてくれます。





歩きにくい岩だらけの道
この岩は濡れていると、もっと歩きにくい






ハクサンフウロ






もうすぐ山頂なのに、ガスが湧いてきて
山頂の写真のためにしばらく待とうか、と待ちますが
ガスが全体を覆っていて、風も無く流れていきません。





タカネナデシコとウスユキソウたち






湯ノ丸山南峰 山頂(2101m)
丸くてだだぴろい山頂です。




ガスガスで何も見えない
晴れていたらすごい展望なのに・・・
北峰に行っても同じガスガスの景色なので、下ります。






ニガナ





ハクサンフウロ

この数年、高い山に登れていないので、ハクサンフウロは久しぶりです。
この花に会えたら高い山に来ていると実感します。




歩きにくい岩々の登山道は気を使います。
ナナカマドの気の早い一枝は紅葉しています。





クガイソウも久しぶり~~






クルマユリ





途中で木の間から、今から向かう烏帽子岳がガスの切れ間に見えました!!






少し斜度が緩やかになって





鞍部に到着
せっかく登って、ここまで下ってきました
そしてまた、ここから烏帽子岳に登り返します。





看板にミヤマシロチョウが載っています。
この山は蝶が多いそうです。
蝶の好む花が多いからですね。





この鞍部から烏帽子岳が望めるはずですが
ガスガスで見えません。
だから休憩もそこそこに登り始めます。






ウツボグサもいっぱいです







クガイソウ






ヒヨドリソウ





クルマユリ





タカネナデシコ









カワラマツバ






ハバヤマボクチ






滑りやすい山土と岩





シュロソウ






ハクサンオミナエシ






湯ノ丸山がガスの中から少し出てきた






チダケサシ






シロバナノニガナ






ヤナギランはまだ蕾






マルバダケブキ






稜線が近づいて
右端は烏帽子岳だと思いたいのですが
小烏帽子です。




少しズームで見てみたら
ガレの上の小烏帽子の頂に、人が居ます。






稜線に到着したので、お茶を飲んで息を整えます。





小烏帽子の手前は、ガレ場
ガスが流れて青空が一瞬!!





トンボソウ





ヤマトシジミ





マツムシソウ
この花は何となく好きです。
写真撮っても失敗しませんから。




シュロソウとネバリノギラン






カワラナデシコ






小烏帽子のピークに到着
烏帽子岳の山頂が見えます。

蝶の写真を撮りに来ている人がたくさんいます。






ガレの道を登ると烏帽子岳山頂






烏帽子岳山頂(2066m)

ランチしながらじっくり、湯ノ丸山のガスが取れるのを待ちました。
(この写真は下山する前に何とかガスが切れたので)




ミヤマキンバイ
この花も久しぶり





下る途中で小烏帽子の手前から、湯ノ丸山の姿が青空と共に。






イチヤクソウ






ガスが消えて青空も出てきた 湯ノ丸山
もう少し待っていたら、烏帽子の山頂できれいな写真が撮れたのに・・・





グンナイフウロ
もうほとんど終わっています。






鞍部まで下ってきました。






ゴイシシジミ





湯ノ丸山の山の腹を巻いて中分岐まで下って
キャンプ場の中を通って登山口まで下りてきました。
いかに蝶が多い山なのか、看板が物語っています。





ヤナギラン


湯ノ丸山と烏帽子岳は登り始めから、下るまで、花の多い山でした。
花が多いと疲れ方が違います。
花に導かれながら写真を撮りながら登ったら
いつしか山頂に導かれて登り切れます。
帰ってから写真の整理が大変ですが、たくさんの思い出で
印象的な登山が出来ました。
思った以上に花が多くて久しぶりに高い山を楽しめました。
今年はここ数年ぶりに夏山を謳歌できそうです。

翌日は黒斑山に登りました。





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Last updated  2023.07.31 18:46:43
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