きんぎょ警報!~金魚飼育日記~

きんぎょ警報!~金魚飼育日記~

2024.05.09
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テーマ: 金魚(1215)
カテゴリ: 金魚の病気



昨日の記事 ​で、素赤琉金の甜ちゃんがエラ病の疑いがあるため
隔離して塩水浴を開始したとお伝えしました。


こちらは、塩水浴開始の翌朝(塩水浴2日目)の様子です。



バック泳ぎもしていませんし、相変わらずエラは両方動いています。
ちょっとボーッとしていますが、まあ元気です。



昨日食べた餌の分の糞と、甜ちゃんの体からはがれた粘膜で
水が汚れています。



全換水を実施します。
ダイソーの持ち手付きのキッチンポットで甜ちゃんをすくいます。



ちょっと待っていてもらいましょう。



水をすべて抜き、容器を水道水で良く洗いました。



0.5%濃度に計量した塩を前もって容器に入れておき、
カルキ抜き・温度合わせ済の新水を投入して水の勢いで塩を溶かしていきます。
溶け残りもしっかり混ぜて溶かしました。



塩が溶けきったら、甜ちゃんを移動。



フタをして完了です。



数時間後、ごく少量の餌をやりました。
元気に食べました。



こちらの餌です↓


キョーリン ゴールドプロスベジ 12g 金魚のえさ 色揚げ 汚れ防止 野菜入り 金魚の餌 お一人様50点限り【HLS_DU】 関東当日便

塩水浴中は絶食の方が良いと思いますが、つい数日前まで5日間の絶食を
していたので、少し栄養補給をした方が良いかと思い給餌しました。


翌日(塩水浴3日目)、甜ちゃんの体に異変を発見しました。

目の周りや体に小さな黒点があります。
黒斑病でしょうか。



黒斑病は白雲病が治癒した際に体表に現れる黒点で、
いわゆるかさぶたのようなものだそうですが、
甜ちゃんは白雲病にはなっていませんでした。
塩水浴で粘膜が剥がれたためにかさぶたになったのでしょうか。

どことなく元気がないようで、たまに10分くらいに1度泳ぐ以外は基本的に
容器の底でじっとしています。

前日と同じように全換水をして、数時間後にまた少量給餌しました。



餌は糸ミミズにしました。


キョーリン ひかりFD ビタミン 糸ミミズ 22g 金魚のえさ エサ 餌 金魚の餌 お一人様72点限り【HLS_DU】 関東当日便


この日の夜。
やはり元気がありません。



夜になり、容器に新聞紙を被せてお休みをした後にちらりと覗いてみると。



底に横たわっています。
これは絶対にまずい状態です。

0.5%塩水浴が合っていなかったのでしょうか。
塩水浴にしてからバック泳ぎこそしていませんでしたが、
日に日に元気がなくなっていったのも事実です。

そういえば、先日無念のお別れとなったオランダ獅子頭の流珠ちゃんと
桜東錦の嵐ちゃんも、0.3%から0.5%の塩水に換えた後に
容体が急変しました。

これはいけないと思い、容器の水量の1/3を1時間かけて真水に交換しました。


その翌朝。

甜ちゃんはまだ横たわっています。
相棒の日ノ出ちゃんにはあまり弱った点ちゃんの姿を見せたくないので、
今日は隔離容器と琉金水槽との間に仕切りをしておきます。



ずっと横たわっているわけではなく、たまに起き上がりますが
すぐに横になってしまいます。
明らかに前日よりも衰弱しています。
呼吸も荒いようです。



餌は与えず、エアレーションを少し強くして様子を見ます。
また、少量の塩水を排水して真水に交換しました。



仕事に行きたくなかったのですが、出勤時刻となってしまい
祈るような気持ちで家を後にしました。


仕事が終わって家に帰ってみると、さらに瀕死状態となった甜ちゃんを
わずかなすき間から日ノ出ちゃんが見守っていました。
日ノ出ちゃんには見てほしくなかった…。



わずかに息があります。

エアレーションを口元に持っていき、人工呼吸のつもりです。
なんでもいい、何かをしたいという気持ちでした。



しかし、帰宅から1時間半後。



びくびくっと体を震わせた後、甜ちゃんのエラの動きが止まりました。

またエアレーションを口元に持っていきましたが、
甜ちゃんのエラが再び動くことはありませんでした。


日ノ出ちゃんにはもう甜ちゃんが瀕死だとバレてしまっていたので、
甜ちゃんの亡骸とご対面してもらいお別れをしてもらいました。

甜ちゃんの亡骸を埋葬した後、日ノ出ちゃんに声を掛けようと近づいたら
背を向けて逃げられてしまいました。



不甲斐ない飼い主に腹を立てているのでしょうか。

無理もないです。
私も自分が情けなく、つくづく無力だと思い知りました。


甜ちゃんは我が家にやってきた時小さかったのですが、
最近は少し大きくなってきていて、これからの成長が楽しみな金魚でした。



いじめられっ子だった日ノ出ちゃんとすぐに打ち解けて、
いつも仲良く寄り添ってくれていました。

大きく成長した姿が見たかったのですが…残念でなりません。


とにかくこのままではいけない。
飼育環境、飼育方法を見直さなくては。

日ノ出ちゃんと親メダカやその子供たちと卵たち、そして職場の金魚たちを
引き続き大切に育てつつ、飼育手法の見直しに着手したいと思います。

甜ちゃんの死を無駄にしないよう、これからも精進していきます。




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最終更新日  2024.05.09 21:59:36
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