PR
カレンダー
サイド自由欄
自宅で簡単調理♪錦水館のあなご飯
簡単レンチン♪錦水館まめたぬきのあなご飯&牡蠣飯
広島の酒粕を使った新宮島スイーツ♪
こんにちは!錦水館の上甲です。今日のブログでは、ちょっと面白い宮島の秘密をお伝えしたいと思います。実は、宮島には「あるもの」が存在しないんです。その「あるもの」とは、一体何か?この記事を読んでいただければ、宮島の歴史や文化に対する理解が少し深まるかもしれませんよ。
それでは、早速答えをお伝えします。それは「お墓」です。そう、あの亡くなった方々を供養するための「お墓」が、宮島には一つも存在しないんです。この事実、意外と知られていないんですが、宮島が「神の島」として大切にされてきた歴史が大きく関係しています。今回は、なぜ宮島にお墓が無いのか、その理由について詳しくお話ししますね。
「穢れ」とは、古代から日本の信仰において忌み嫌われるもの、つまり汚れや不浄を指します。特に「死」というものは大きな「穢れ」として見なされており、これを神聖な場所に持ち込むことはタブーでした。そういった理由から、宮島にはお墓が作られることが許されなかったのです。
宮島が「神の島」であり、穢れを避けるべき場所だという考え方が根強かったため、死者を弔うための墓を島内に建てることは非常に不適切とされました。墓地や葬儀場といった死に関する施設は、神様の住まう神聖な場所にとって大きな不浄の象徴と見なされていたのです。
厳島神社の存在そのものが、島が神聖な場所であることを物語っています。海の上に浮かぶ大鳥居は、神様と人間の世界を隔てる結界の役割を果たしており、その奥に続く神社は神様の居場所です。この神社と共に島全体が「神の土地」として特別視されてきたため、宮島にお墓を建てることは避けられてきたのです。
では、宮島に住む人々は一体どこにお墓を建てているのでしょうか?
宮島の住民たちは、お墓を対岸の「宮島口」に建てています。宮島口は宮島への玄関口となる地域で、島からフェリーで数分の距離にあります。宮島口周辺には、島民のためのお墓がいくつか存在し、島で暮らす人々は亡くなった後、ここに埋葬されるのです。
お墓参りの際も、島から船に乗って対岸へ渡るという少し変わった習慣が続いています。島民にとっては、お墓参りをするために宮島口へ渡るのはごく自然なこととなっており、島民ならではの生活の一部になっています。
さて、宮島にお墓が無いことについてお話しましたが、実は他にも宮島には「無いもの」がいくつかあります。これらの「無いもの」も、宮島の独特な環境や文化に関係しているんです。今回は、その中でも特に目立つものを2つご紹介します。
宮島を訪れると、すぐに気づくかもしれませんが、島内には「信号機」が一切ありません。観光地として多くの人が訪れる宮島に信号機が無いのは意外かもしれませんが、これには理由があります。
まず、宮島には車が走行できる道路が少ないんです。島内の主要な交通手段は徒歩か、自転車、そして観光業者が使う限られた車両のみ。さらに、島の道は狭く、車通りが少ないため、信号機の必要性がほとんどありません。
「横断歩道さえあまり見かけない」という状況ですが、それでも歩く際には左右をしっかり確認して、安全に渡るようにしてくださいね。とはいえ、のんびりとした島の雰囲気が漂っている宮島では、車を気にせず歩けるのも魅力の一つです。
次に、もう一つ宮島に「無いもの」として目立つのが「ゴミ箱」です。宮島内にはほとんどゴミ箱が設置されていないんです。実際、ゴミ箱があるのは主にフェリー乗り場くらいで、観光エリアには基本的にゴミ箱が見当たりません。
これには、宮島に生息している「鹿」が関係しています。かつては島内にもゴミ箱があったのですが、鹿がゴミ箱を漁ってしまったり、食べてはいけないものを口にしてしまうという問題が発生したため、ゴミ箱が撤去されることになったんです。鹿が人々に親しまれる宮島ならではの事情ですね。
そのため、観光客の皆さんには、自分で出したゴミはしっかり持ち帰るというルールが求められています。宮島には美味しい食べ歩きグルメがたくさんあるので、ゴミが増える場面も多いと思います。だからこそ、コンパクトに畳めるゴミ袋などを持参して、ゴミを自分で管理できるように準備しておくといいですね。
こうして見ると、宮島に「無いもの」は、どれも島の美しさや神聖さを守るための工夫や配慮によるものだとわかります。信号が無くても、ゴミ箱が無くても、これらは全て、宮島の自然や文化を守り続けるための選択なのです。
観光で訪れる際には、こうした宮島の特別な事情を理解して、島の環境を保護するために協力していただけると嬉しいです。
宮島の不思議な「無いもの」をご紹介してきましたが、ここで少しだけ別の話題を。錦水館では、宮島観光のお供にぴったりな「島旨PAN」の「極」生食パンをおすすめしています!
ふわふわでしっとりとしたこの生食パンは、宮島の自然に調和した優しい味わいが特徴。朝食やおやつにぴったりで、食べた瞬間に幸せな気持ちになること間違いなしです。
さらに、この生食パンを購入していただけると、ブログの更新が励みになります(笑)。美味しいパンと共に、宮島の素晴らしい景色や文化を感じながら、ぜひ素敵な時間をお過ごしください!☆★☆ご購入はこちら☆★☆
いかがでしたでしょうか?今回は、宮島にお墓が無い理由についてご紹介しました。宮島が「神の島」として大切にされてきた歴史や文化を知ることで、観光地としての宮島の新しい一面が見えてくるかもしれません。次に宮島を訪れる際は、ぜひこの話を思い出して、神聖な空気感を感じながら島を歩いてみてください。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!最後に、「島旨PAN」の「極」生食パンをお試しいただけると、私もますますやる気が出ます(笑)。美味しいパンと共に、宮島の歴史や文化を感じる時間をお楽しみください!
楽天ROOM-広島・宮島に特化した商品
■広島・宮島旅行に関するYouTube動画はこちらから☆
錦水館しか知らない宮島の世界
■錦水館のご予約はこちらから☆
宮島潮湯温泉 錦水館
■ホテル宮島別荘のご予約はこちらから☆
ホテル宮島別荘
https://travel.rakuten.co.jp/camp/50luxday/
錦水館のYouTube全貌!140本の動画で届け… 2024.11.18
宮島の龍神信仰と紅葉が織りなす開運体験… 2024.11.17
2024年宮島紅葉の見頃はいつ?紅葉谷公園… 2024.11.16