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うっちゃん1020

うっちゃん1020

2006/01/21
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招待券を譲っていただき、わくわくしながら行ってまいりました。
作家の池澤夏樹氏の講演会@スパイラルホールです。
新訳の「星の王子さま」と新刊の「異国の客」の刊行記念講演会だそうで。

池澤夏樹は7、8年前に初めて作品を読んで以来、ずーっと一番好きな作家さんです。
理系的な文章を書く人です。
英語・フランス語・ギリシャ語などの作品の翻訳もされてます。
何故翻訳をするのかという質問に「"日本語"が得意だったから」と答えていたのが
とても印象深く残っています。

実物の彼を見るのは今回が初めてでした。
どんな話し方をするのかちょっとドキドキしながら伺いました。

話し方や声はイメージ通り。
時々考え込みながら、一つ一つの言葉を確かめるように話していました。
なんか作品から受ける印象に通じるものがありました。

二つの作品の刊行記念の会でしたが、「星の王子さま」の話がメインでしたかね。
文章を書いた人自身に行間の説明をしてもらうっていうのは面白いですね。
訳の手法とかサンデグジュペリの話とか単語の捉え方や日本語への置き換え方とか。
部分部分を朗読してくれたのも嬉しかったなぁ。

一番興味深かったのは、「星の王子さま」に見られるフランス人の自然観の話。
日本人が自然のそのままの姿を愛する傾向があるのに対して、
フランス人は自然が人間にとって意味のあるものにするためには
時にそれを飼いならし手懐け、維持する努力をする必要があるということ。
そしてそれが人間として「基本的な営み」であるということ。

日本には何故哲学が育たなかったのかということ。
日本人にとって季節というものは下手をすると50くらいあるから、と。
桜の咲く前、満開の時期、散り行く頃。
それが全て"季節"なのだということ。
そんなものに彩られて日々が過ぎていくと、哲学なんてものを考える暇がない、と(笑)。

人と仲良くなるということについての話も印象的でした。
ある人と出会うこと。
仲良くなるということ。
その意味のフランス語の単語には「飼い慣らす」とか「手懐ける」という意味もあること。
別れたり離れたりしたくなくなるということ。
お互いの中にある種の責任も出てくるということ。

彼の文章は、読んでてホントに素直に自分の中に入ってきてしまうのですが、
実際に語っていただいた言葉は、それ以上に自分の中にすんなり入ってきてしまいした。
恋に近いですね(笑)。
宗教かも(再(笑))。

講演後はサイン本なぞを買ってしまいました。
永年の憧れの人に会えてとても嬉しかったです。


<画像>新訳「星の王子さま」(サイン入りー♪)






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Last updated  2006/01/22 12:08:26 AM
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