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うっちゃん1020

うっちゃん1020

2007/09/12
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カテゴリ: 能狂言
開演時には脇正からSB・GB席までみっちり満席。
さすが友枝先生。

東京囃子科協議会定式能の9月の公演に行ってまいりました。
囃子方の先生方の主宰の公演ですが、シテ方がいつも豪華。
そして、休憩が一回も入らないという…(-_-;)

舞囃子「高砂」は喜多流の粟谷明生先生。
舞囃子「三輪」は金春流の櫻間金記先生。
舞囃子「藤戸」は金春流の高橋汎先生。
一調「山姥」は観世流の遠藤六郎先生と金春国和先生。
狂言は「井杭」で三宅右近家。
能「井筒」はおシテは喜多流の友枝昭世先生。

豪華です。

明生先生の舞はピシッと決まっていて、ホントにかっこよかったのですがー…。
お笛がもうちょっとついていけたらよかったのに(怒)。

桜間先生の舞を観ていて、家元の場所に近い方ほど、衒いとか遊びのない
“正しい”舞の型になっていくのかなーと思いました。
見事な構えでした。
正面から拝見できて良かったー。
正之助先生の大鼓の音が意外なほど柔らかくて、ちょっとよい感じでした。

高橋先生の構えは、なんていうか、昔ながらの形という印象。
古き良き時代の能楽師の方々って皆さんこんな風に舞っていらっしゃったのではないかなーと。

遠藤六郎先生は、年を経た方でないと決して出せない、いぶし銀のような謡をされてました。
国和先生の太鼓、手組がとても美しかったです。

井杭で、高澤さんの息子さん登場。
かわいーねー。
好きな狂言の一つです。

で、「井筒」。
たぶん技術的にとても高度なお舞台だったと思う。
いつも観世を拝見しているので、喜多との差の違和感を抜きにしたとしても
うーん、あまり自分の“好み”ではないかも。
遊びや芝居っ気を完全に排除しているからなのかなぁ。

でも↑で書いたように、技術の面において確かに当代一というのはわかる。
まったくブレることがないのですね。
だって、あの足のはこびだけでご飯三杯食べれちゃうくらい。

「見れば懐かしや」が、あんなに生々しい井筒は初めてです。
考えてみれば、あの一節のために2時間弱のお舞台があるのかな、と。
溜めて溜めて、淡々とお舞台を進行させていくのも、あの瞬間をより際立たせるために
お舞台を進行させていくのかな、と。
あと、井戸を覗き込んだその姿が、逆に、井戸に映った影に見えたのも
不思議な印象でした。

立グセの時に少し足を合さずにしていらっしゃるのは喜多の型なのかなぁ?
“女”の時には低めの謡で、逆に“業平”のときは高めのお謡いをされるのですね。
草色の長絹にオレンジ色の縫箔、ちょっと見たことのない素敵な合わせ方でした。

藤田朝太郎先生のお笛がとても良かった。
意外と、と言っては失礼ですが、大五郎先生の休演もなんのその。
洋太郎先生の鼓もとても良い音を出されていました。
欣哉さんの気配の消し方はお父様譲り?、絶品でした。
三宅さんの息子さんも頑張っていましたけど、できれば高澤さんに
アイをやってほしかったかな、と。

序ノ舞。
お笛は一緒なのに、結構違うものなんだな、と。
拍子の箇所も違うし、型も結構違う。
あれ?三段だよねぇ?
こういうところも楽しめるようになったのがうれしい♪

「友枝さんの舞台」というだけで、微妙な緊張感と空気感がお舞台の上にありました。
それが良いように作用して、いつもの2割増しくらいの感じで
お舞台が作り上げられているように感じました。
瞬間的に2割増しだけど、これがコンスタントにお舞台を重ねられたら
それがスタンダードになってくるのだろうな、と。
喜多流、目が離せませんね。






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Last updated  2007/09/15 12:54:42 AM
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