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「オーストラリアでおいしい魚は?」と聞かれれば、即答で「レッドエンペラー(Red Emperor)」です。タイの仲間なのですが、味にはもっとコクがあります。干してもいないのに噛めば噛むほど味が出てきます。パース時代には友人が釣ってきたレッドエンペラーを刺身、空揚げにしましたが、一度で病みつきになりました。普通に買ったら結構高いのですが、今日幸運にも例のプラーンの「$5ドル大売出し!」で手に入りました。アマダイに似ているので以前から試してみたかった味噌漬けに。切り身に軽く塩を振って20分放置。表面の水分を拭き取ってから、酒粕、白味噌、みりん、砂糖を適当に混ぜジプロックに切り身と共に入れ、満遍なくいきわたるように袋の外側から手で味噌を伸ばしていく。半日冷蔵庫に保存。取り出したら切り身についている味噌を手でこそげ取る。とった味噌は容器に入れ、パルメザンチーズ・・・がいいのだけれど、なかったので「とろけるチーズ」を代わりに加える。切り身は身から焼いて皮を軽く焼いてから「味噌&チーズ」を皮面に載せてグリルで焼き色がついたらあがり。揚げた長ネギの千切りをのせました。とろけるチーズもそれなりにいいんだけどやっぱり、パルメザンの方が味噌と相乗効果をだすんだなぁ。パッションフルーツの香りのする西オーストラリアのソーヴィニヨン・ブランと合います。
Mar 25, 2006
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お肉の呼び方も国によってそれぞれ。オーストラリアでは、サーロインはスコッチフィレ。ヒレはテンダーロイン。と呼ばれてる。日本じゃ耳慣れない呼び名も飛び交っている。中でもこの「Oyster Blade」の日本の通り名がさっと出てくる人はよほどの焼き肉通の方。とりわけ安いお肉屋(キロ8ドル)で買ってきたので、マーブルがほとんど入っていないが、十分柔らかくておいしい。ただし!キチンとお掃除すれば。この日本では「みすじ」と呼ばれる部位はスジが多いのですが、それを取り除いてやれば「柔らかロース」のできあがり。赤身の旨みにあふれていて、焼肉に最適です。取り除いたスジは、その場で沸騰したお湯に入れ、1時間ほど煮込んだ後、取り出して冷凍しておけばいつでも煮込み料理に使えます。また、ここのスジが他の場所に比べてうまいんだ。今日は甘口白ワインを使った「吉野家風・牛スジ丼」です。紅ショウガはつくれなかったので,昨日に続いてガリで代役。
Mar 12, 2006
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