コチさんの日記なので、タイトルを見て、一瞬季語かと思いました。^^;

なんとなくタイトルだけでも惹かれますね。
図書館でチェックしてみます。
松浦寿輝さんは、気になりつつまだ読んだことがないので。。
(2004/11/25 07:28:41 AM)
2004/11/24
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カテゴリ: 国内小説感想
 新PC。しばらくは文章打つのも慣れない。
 俳句と詩を経て現代に帰ってきたつもりで、とりあえず嫌悪感なしに読める作家を片っ端から借りて読んでいこうという趣旨のもとで小川洋子、玄侑宗久らと並びこの作者を選んだ。 花腐し/松浦寿輝(07/01) では「しかし、この作者の他の本を読みたいと思うほどでもなく」などと書いていたけれど。
 三篇それぞれ繋がりがある。『あやめ』『鰈』までは、素人の書いた小説みたいだ。別に小説本業でなくても食っていけるんだから、こんなもんかな、と感じた。前二編の反省かまたは蓄積か、『ひかがみ』だけは格段に良い。舞台となる、時代遅れの鳥獣店に似た店を知っているからかもしれない。ほとんど閉店後にしかその店のある道を通らなかったが、まだやっているんだろうか。飲み屋街の中に、鳥篭並べ、奥に爬虫類の隠れていそうな店。不思議と動物の匂いを辺りに撒き散らしているというわけではなかった。小説の中の店と同じように、ほとんどの動物が既に処分された後だったのかもしれない。
「ひかがみ」とは膝の裏の窪みのこと。女陰のような描かれ方をしているから本物より女陰的で。
 画面は大きくなったのに、使い勝手になれないから何するにしろ前と同じように全画面でやっていると、眼に入るものが多すぎて、頭が痛くなる。何か確かめるのが億劫になる。設定を微妙にいじってもどれもまだしっくりこない。季語修練を二日さぼった。一日だけでも何もやっていないという寂寥感に襲われる。
 器用だけど下手、という印象。肝心のテーマ、核となるセリフと地の文がそこだけはっきり浮いている。「ここが大事ですよー」と説明されそうな。男前だけど演技が臭い。長篇ならば変わってもくるか。『ひかがみ』がなければ感想書いただろうか。各篇の繋がりはあるものの薄いから、『ひかがみ』単独でも読める。これだけを読んでいたら、好きになっていただろう、この作者。
 手探り。いろいろな事。





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Last updated  2004/11/25 02:26:03 AM
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Re:あやめ 鰈 ひかがみ/松浦寿輝(11/24)  

Re[1]:あやめ 鰈 ひかがみ/松浦寿輝(11/24)  
コチ3247  さん
某賞受賞作『花腐し』というタイトルも、夏の季語「卯の花腐し」からとってますから、あながち俳句と遠いわけでもありませんね。
「お勧めですか?」と元気よく聞かれた「お勧めというほどでも・・・」というくらいです。 (2004/11/26 12:48:12 AM)

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