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2012.04.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今回は、高校でしっかりと学力を身につけるためには
何が重要なのかについて書きたいと思います。

まず、最初に頭に入れておきたいことは、
「無理をしてレベルの高すぎる高校に入らない」
ということです。

話は変わりますが、私がだいぶ前に教えた子で、
宮城一女(現宮城一高)に推薦入試で合格した子がいました。
(仮にA子としておきます。)

A子は定期試験では常に450点以上取っていましたし、
生徒会でも副会長を務めていました。
部活動も積極的にやっていて、
内申書もほぼオール5でした。

ただ、模試を受けるとまったく点数が取れず、
偏差値は50台の前半ぐらい。
もっとも、志望校は公立の中堅高校でしたので、
十分合格できたでしょう。

ところが、入試が近づいてきたある日、
学校の先生から、「宮城一女を推薦で受けてみないか」
と、声をかけられたのです。

最近は、中学校の先生が
推薦をすすめてくださるようなことは
なくなりましたが、
公立高校全体に推薦入試が導入されたばかりのころは、
そういうことも珍しくなかったのです。

本人も本当は宮城一女に行きたかったようです。
それで急きょ志望校を変更し、
先生の言うとおり、宮城一女を受験することになったのです。

推薦入試の結果は見事合格でした。
それで「めでたしめでたし」ということならば
問題はまったくありませんが、
これには後日談があります。

それからしばらくして、
A子の友人から嫌な話を聞きました。
A子がとある校内の試験において、
学年全体で最下位になったというのです。

A子はあわてて好きだった部活動もやめ、
勉強に専念したそうです。
もともとまじめな子ですから、
本当に一生懸命勉強したのだと思います。

しかし、その後もたまにA子の噂は聞こえてきましたが、
結局、卒業まで低空飛行から抜け出せなかったようでした。

自分の夢をあきらめず、
本当に自分が行きたい高校を受験して
合格を勝ち取った、
と言えば、ある種「美談」のような扱いを
受けることでしょう。

私もそのこと自体は素晴らしいと思います。
しかし、特に上位校になれば、
まわりは本当に優秀な人ばかりですし、
当然みんな一生懸命勉強します。
学校の授業もハイレベルなものになりますから、
「やる気」とか、「まじめさ」だけでついていけるほど
甘くはないのです。

厳しい言い方になりますが、
少なくとも、A子のように、
模試の基準偏差値と
10以上かけ離れているような子では、
高校の授業についていくのは
無理だったのです。

高校の授業をしっかりと理解している子は
恐らく3割程度しかいません。
平均より少し上の成績を取っている子でも
「十分に理解している」とは言い難いでしょう。

その辺を考慮すると、
やはり、最低でも模試の基準偏差値を
安定して超えるぐらいの学力がないと、
学校の授業についていくのは難しいと思います。

そもそも、大学進学を考えている子にとって、
高校は通過点に過ぎません。
自分の行きたい高校に進学し、
そこで授業についていけず、
大学は第二・第三志望のところに
行くことになるのであれば、
高校はワンランク下げたところに進学し、
そこでしっかりと授業を理解しながら学習し、
第一志望の大学の合格を勝ち取るほうが
良いのではないでしょうか。

「それでも、第一志望はあきらめたくない」
というのであれば、
とにかく一生懸命勉強し、
志望校の合格ラインを
大きく上回るだけの成績を取った上で、
受験するべきです。


≪その2に続きます。≫





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Last updated  2012.04.23 16:14:13
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公立高校入試での複数校志望制度実現を望む理由  
仙台金四郎  さん
「そもそも、大学進学を考えている子にとって、
高校は通過点に過ぎません」というご指摘、全く同感です。 残念ながら仙台では、通過点に過ぎない高校に入るのに相当のエネルギーを費やさなければならないようです。さらに第一志望の公立に落ちたりすると、かなり不本意な私立高校に進むしか選択肢はなくなります。
 高校受験で疲弊した二高生を見たりすると、「第一志望仙台二高、第二志望仙台二華高、第三志望泉高校」といった出願ができればいいと思わずにいられません。
 学校間格差、序列はしょせんなくならず、なくす必要もないと思います。滑り止めが確保できれば高校受験学力は多少低下するでしょう。しかし大学受験に向けてのエネルギーを温存することで大学進学実績の向上につながるのではないかと私は見ています。
 実際問題として、倍率が一倍を切るような地方進学校で難関大進学率が結構高い例はあり、仙台市内でもいろいろな高校から東北大合格者が出るようになった一因は、高校入試で無駄な苦労をせずに済むけれどもそこそこのレベルは維持されている高校が出てきたことによるのではないかと思われます。 (2012.04.25 15:28:46)

Re:公立高校入試での複数校志望制度実現を望む理由(04/23)  
yoshi-k-ks  さん
仙台金四郎さん、いつもコメントありがとうございます。

学校間格差、序列はなくならないし、なくす必要もない、
というご指摘、私もまったく同感です。

ただ、複数校志望校制度が実現する可能性は、
恐らく限りなくゼロに近いと思います。

宮城県には多数の私立高校があります。
今の公立高校の入試制度は、
そういった私立高校にも配慮した上で
決められるのが現実です。

もし、複数の公立高校に願書を出せるようになったら、
優秀な生徒はほぼ100%公立高校に
進学することになるでしょう。
私立高校は、公立高校に進めないような子だけが
集まる高校になります。
雰囲気はかなり悪くなるでしょうし、
各高校の進学コースなどは、
実質的に消滅してしまいますから。 (2012.04.25 17:36:18)

Re[1]:公立高校入試での複数校志望制度実現を望む理由(04/23)  
仙台金四郎  さん
yoshi-k-ksさん、コメント有り難うございます。

>もし、複数の公立高校に願書を出せるようになったら、
>優秀な生徒はほぼ100%公立高校に
>進学することになるでしょう。

 とのご指摘、たしかにいままでの仙台に限って言えばそうなると思います。しかし学業成績優秀な生徒を特待生扱いで集めている私学、要するに宮城県内の私立野球強豪校と似たようなことをやってる学校は存在する模様です。
 ある意味でなりふり構わぬやり方かもしれませんが、私立進学コースの魅力が増せば、宮城県の公立高校も内申書重視のようなことはやってられなくなるでしょう。一昔前には考えられなかったような私立高校から難関大合格者が出る最近の状況はいい変化だと思います。
 単に進学実績を競うのではなく、充実した高校生活と進学の両立で私立と公立が切磋琢磨するようになって、いつの日か公立複数校志望制度が実現することを私は望んでいます。 (2012.05.03 17:16:45)

Re[2]:公立高校入試での複数校志望制度実現を望む理由(04/23)  
yoshi-k-ks  さん
仙台金四郎さん、こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。

本来、私立高校は公立にはない魅力を持つべきだと思います。
「授業料が高い」というマイナス面はありますが、
保護者や中学生に「それでも行きたい」と
思わせることができなければ、
存在意義はありません。

ただ、残念ながら、宮城県では
そうなっていないのが現状です。

客観的に見れば、私立高校はどこも
一生懸命やっていると思いますし、
公立よりも魅力的だと思える部分がたくさんあるのですが…。 (2012.05.07 15:24:55)

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