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Oct 13, 2022
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カテゴリ: カテゴリ未分類
宝石、貴石はコマーシャルネームが沢山見られる分野かも知れませんね。鉱物名とは違う名前で売られている石は沢山有ります。有名どころでは、「タンザナイト」はティファニーが名付けたゾイサイトの商標名ですし、「サファイヤ」・「ルビー」もコランダムですものね。
 それで、どれを例に挙げようかと迷ったのですが、
「パライバ イン クォーツ」、或いは、「パライバクォーツ」で売り出されていた石です。本来ならば、ギラライト(ジラライト)イン クォーツが穏当な所でしょう。人気絶頂で高騰していたパライバトルマリンにあやかって名付けられた名称でした。
 まぁ、産地もブラジルのパライバ州だったのですが、発売当初は「パライバトルマリンが含まれた」の様に紹介されていましたものね。あれは如何なものかと思いましたが。
 羽毛の様だったり海月の様だったりする内包物はギラ石(ジラ石)と言って、銅の珪酸塩鉱物です。





 前にもちらっと書きましたが、特にインクォーツ系にはコマーシャルネームが多いように思います。色を冠してルチルで一括りにされている石も、実際はトルマリンや角閃石が入っていることが少なくは有りません。
 それから、良くあるのは妙な省略形ですね。レピドクロサイト イン クォーツを「レピドクロサイト」、デュモルチェライト イン クォーツを「デュモルチェライト」と呼ぶような例ですが、あれは可笑しくないですか?それじゃ、リチウム イン クォーツは「リチウム」と言う名称で売るのかと言ったら、そうではないでしょう。大騒ぎになるでしょうよ。

 宝石、宝飾品としてだけではなくて、所謂、スピリチュアルな方面での需要も高いために、境界線があいまいになっているのが水晶類なのかも知れません。
 ともあれ、一時のブームで爆謄させておいて投げ出したりするのは勘弁だなぁと思います。相場が動くと、偽物づくりも増えますしね。





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Last updated  Oct 13, 2022 11:35:17 AM
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