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これは偏差値50→70になる難易度と偏差値30→50になる難易度は大きく異なります。
偏差値が低いほど、アップはしやすいので単純に偏差値があがったという表現は起点の数値をもとに
表現しないと独り歩きしてしまいます。
偏差値で表される模試の母集団にもよりますが、初めて受ける模試の結果と、その後の模試は同じ模試であることは当然ですが、比較してどのくらいアップしたかを比較するのが最初の一歩です。
■ポイント
国語の場合は、説明的文章、文学的文章、語句、文法に内容が分けられます。
確実に地道な努力が結果として現れ、自信もつき、文章読解にも役立つ漢字・知識について、
どのように仕上げると再現性があがるのかについて考えてみましょう。
◆塾の総合テストで範囲が決まっている語句や文法があれば、訓練によって正答率は上げられます。
・試験日までに、反復練習の時間をつくること。
・授業や宿題としてひととおりやってあること。
これらが前提ですが、テスト前日や直前には書かずに間違えた直しのあとを 「声に出して読む」
ことをお勧めします。
※認知の得意パターンによって「黙読する」というのも効果的です。
時間に余裕があれば、自問自答しながら「読む」のが一番ですが、学習する時間もなく再現性が向上しない場合は第三者やプロに相談しましょう。
中学受験までの時間は限りなく「有限」です。
◆一般の模擬試験を受験する場合は、一冊漢字や知識の問題集を仕上げることです。
小学漢字は1026文字あるので、小6の1学期までには終わらせておきたいです。
知識においては塾の総復習の問題集、市販のものであれば語彙や文法の問題集を1冊ずつ。
大まかな手順は以下の2とおりがよいです。
・問題集を2周する場合
ひととおりまず最後まで解く。直しは赤、もしくは青で書く。
2回目は赤だけ見る。
・問題集を3周する場合
ひととおりまず最後まで解く。直しは青で書く。
2回目は直しの問題を解く。さらに赤で書く。
3回目は赤のみ声に出して読む、もしくは見る。
国語だけでなく、他の教科の学習時間もあるため、地道にコツコツできる子ならば3周、
そうでなければ2周することをお勧めします。
ただし、解きなおしや確認を子どものみでできるか、親がみるか、第三者がみるかによって
効果は変わります。
国語が苦手な子どもほど、自分で訓練し、正答率を上げるのは難しいものです。
まずは、ひととおり1冊解き終えるところまでは全力で応援しましょう。
■市販の問題集のオススメ
A4判で直接書きこみやすいものをお勧めします。
本紹介の最後にここだけの話が書いてあります。
漢字は小学生分として6年生の夏休みまでには終わらせておきたい。
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語彙はまずは1冊
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中学受験国語の必須語彙ドリル B・C(標準・ハイレベル) [ 井上秀和 ]
問題集コレクターにはならないように注意願います。
塾や家庭教師などで使っている教材がある場合はそれを基本としましょう。
一冊は家庭で「お守り」として購入するくらいがよいかもしれません。
問題集に書き込むかノートに書くかのはどちらがいいかは決まりはありません。
ただし
・我が子がノートを見直す機会が少ない
・機会はあってもノートを探すことでもたもたしてしまう
なんだかんだと自力での見直しは難しいならば、ノートは誓わずに問題集に直接書き込むことを私はお勧めしています。
アドバイスとして私の造語ですが、 「間接時間の省略」
といいます。
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