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至宝(しほう)とは極めて大切な宝のこと。
国宝、重要文化財、重要美術品、その他もろもろがテーマに沿って展示されていました。
Ⅰ:尚武 もののふの備え
尚武(しょうぶ)とは、武道・軍事などを大切なものと考えることです。
国宝の太刀や重要文化財の脇差は一つのものを所有者が何人にもわたって大切にされていたものだと知り感動しました。
Ⅱ:精雅 茶・能・香
重要文化財の柳燕図(りゅうえんず)は柳にとまる燕を題材に、雨後の情景を描いたものです。
浮世絵で教科書や問題集で一度は見たものではないかと。これも感動。
Ⅲ:求美
重要文化財の純金製の皿や盃も目に焼き付けましたが、思い返せないのでHPで確認(笑)
国宝、重要文化財、重要美術品の違いは何だろうと、ふと思い返しました。
重要文化財は有形と無形があります。
文部科学大臣は、有形文化財のうち重要なものを重要文化財に指定することができます。
国宝は、 重要文化財のうち、世界文化の見地から価値の高い物で、たぐいない国民の宝たる物であるとして国(文部科学大臣)が指定したものです。
次点が重要美術品となるわけです。
どれも至宝=宝物には変わりありませんね。
ちなみに、皇室が所有する日本刀や絵画、書跡などの貴重なものは御物(ぎょぶつ)といいます。
重要文化財は文化庁ですが、御物は宮内庁が管轄しています。
日本史みたいになりましたが、個人的には国宝 胡蝶蒔絵将棋盤・駒箱や火縄銃や源氏物語の絵巻に惹かれました。
サントリー美術館にて2024年9月1日までやっています。
興味のある方はコチラ→ 徳川美術館展 尾張徳川家の至宝
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