PR
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ
今、小学校を知ることは未来の日本を考えることです。地域のさまざまな子どもが集まり、そこで生活することが何を意味するのかを描いた映画「小学校〜それは小さな社会〜」。この作品では、子どもの立場、親の立場、教師の立場から小学校生活を見つめることができます。
桜が満開の4月。新年度は入学式から始まる。授業が始まり、1年生は挙手の仕方や廊下の歩き方、掃除や給食当番など、集団生活の一員としての規律と秩序について初めて学ぶ。そんな1年生の手助けをするのは6年生だ。小さくてまだ何もわからない1年生も、わずか6年の間に自分が何者であるかという自覚を持ち、6年生にふさわしい行動を取るようになる。主人公は学校そのもの。カメラは、1年生と6年生に焦点を絞り、春夏秋冬、彼らの学校生活を追う。コロナ禍において学校行事実施の有無に悩み、安全と犠牲をめぐる議論を重ねる教師、社会生活におけるマナーを学んでいく1年生、経験を重ね次章への準備を始める6年生……。3学期になり、2年生に進む1年生は、新1年生のために音楽演奏をすることになる。彼らは社会の一員として生きていくために、ものごとをやり遂げる責任感や、そこで得られる達成感を感じて学び、また“誰かのために何かをする喜び”も体験するのだ。桜のつぼみがほころび始め、また新年度が始まる。引用先:映画紹介文から
ドキュメンタリー映画の公式サイト→ 小学校〜それは小さな社会〜
映画「小学校〜それは小さな社会〜」は、まさに小学校生活の本質を捉えた作品です。この映画を観ることで、教師たちが日々直面する葛藤や喜び、そして子どもたちの成長する姿が心に響きます。特に、1年生と6年生が季節とともに成長する過程を描くシーンは感動的で、観ている私たちも自分の成長を重ね合わせることができました。
また、コロナ禍による学校生活の変化や、日本独自の給食や運動会などの文化が描かれており、観客は自分の子ども時代を思い出すことができるでしょう。この映画は、現在の教育現場や子どもたちの現状を理解する上で非常に貴重な視点を提供してくれます。
ドキュメンタリーでありながら、まるでドラマを観ているかのような緊張感と感動が詰まっています。子どもの成長を見守る親や教師はもちろん、自分自身の過去を振り返りたい大人たちにもぜひ観ていただきたい作品です。彼らの成長とともに、自分自身も新たな気づきを得ることができるでしょう。
一方、小学校を「社会」として見ると閉塞感も感じました。特に自分の感情と葛藤しながら生徒と向き合う先生達が印象的でした。映画を通じて子どもの成長が伺えるのでアカデミー賞にノミネートされるのは、小学校を舞台としたドキュメンタリーとしてうなずけます。自分が子どもだったころとは様子が大きく変わってきているとも実感しました。
映画を観て、日本国内では不登校の問題もあること、また、舞台は世田谷の小学校なので、中学受験をする子どもも多会のではとも思います。その子にとっての幸せを願うことに変わりはありませんが、どこで何をして子どもが摩擦や葛藤を乗り越え、自己肯定感を育むことができるのかを考え続けなければならないと思いました。
映画「小学校〜それは小さな社会〜」は、日本の小学校生活を多角的に描いたドキュメンタリーです。1年生から6年生までの成長や、教師たちの葛藤を通じて、学校が小さな社会としてどのように機能するかを映し出します。コロナ禍の影響や、日本独特の学校文化も描かれ、観客に考えさせられる作品です。全体として、子どもの成長や社会的役割の重要性を深く考えさせられる映画でした。
・6カ国転校生 ナージャの発見 [ キリーロバ・ナージャ ]
6つの国4つの言葉で学ぶとどうなるか?
机の並べ方、筆記用具、テスト、ランチ……世界の教室はこんなに違った!
「ふつう」がひっくり返り、世界の見え方が変わる本。引用:書籍紹介より
四谷大塚国語教材の使い方 2025.01.31
中学受験開始までに習得しておきたいこと 2025.01.29
2025年海陽学園中学校特別給費生入試問題… 2025.01.28