アンチエイジングの鬼

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2016年09月14日
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みなさま、こんにちは。

いつのまにやら、9月ですねぇ。
秋の種まき、そしてそのあと早いもので稲刈りの季節です。

大分県中津江村で5月にみんなで植えた苗は、すくすくと成長しています。

img20160912_164154.jpg

農に関わらせて頂いているので、作物を通じて季節をはっきり感じられることに感謝します。

さて、私はあかわらず施術と商品開発で忙しくしています。
今、シャンプーとコンディショナー、アイシャドー、口紅、歯磨きなどをずっと開発中です。
シャンプーとコンディショナーは、かなりいいものが出来あがりつつあります!

シャンプーはオーガニック製品を見渡してみても、もはや石鹸シャンプーなんて絶滅しているありさま。
それもそのはず、石鹸シャンプーの宿命である、水道水のミネラルと結びついて石鹸カスが発生してキシキシし、それが翌日の髪をゴワゴワさせたり、ベタベタさせたりするというあの使い心地の悪さに挫折してしまった方が多いんだと思います。

もちろん石鹸シャンプーを長らく使っている人は、もう慣れっこになっているし、頭皮がどんどん健康になるので髪質がきれいで表面がツルツルで、石鹸カスもつきにくくなってくるために、ゴワゴワも感じにくくなる人が多いわけです。
ただ、この境地に至るまでには、そうとうの修行期間が必要で・・・・

私はというと、許せる使い心地の石鹸シャンプーを模索して使いつつ、実はそれが本当は石鹸ではないかもしれないという衝撃波をくらったりとか(石鹸なはずなのに、PHがなぜか酸性とかね)、いろいろありました。

しかーし、どうしてもあきらめきれませんでした。
どうにかして、石鹸カスを生じさせにくい処方があるはずだと。
そして、ついに、出来たんですよ―――!!!!!!

いや、まだ完全完成ではなく、香りとコンディショナーの調整にもう1歩ですが、
ベースは完成しております。
もちろん石鹸ですから、洗い流す時に多少は軋みますよ。
でも、コンディショナーを使えば、とろっとろのしっとりツルツル。
おまけに、乾かした後のゴワゴワとかベタベタはなく、さらっさらに。

使えば使うほど、髪が元気に丈夫になるんですよ。
美容師さんにいつも髪を褒められます。

ちょっとある白髪は、最近はこれで染めています。



グリーンノートさんのヘナのオーガニック認証バージョン「オーガニータ」。
質が良くて、とにかくよく染まり、香りがきつくありません。
ディープブラウンはヘナプラスインディゴで、白髪をほとんどこげ茶に染めるので、ヘナだけのようにオレンジ浮きしません。

石鹸シャンプーで洗い、ヘナとインディゴ染めでますます髪が元気で丈夫です。
元気になりすぎて、イベント時に毛先を巻いてもらう時、すぐに巻きが取れてしまうという点は問題ですが(;´∀`)

だけど髪って私、アンチエイジングにかなり重要だと思っていて。
俳優さんがドラマで若い頃を演じる時、髪の毛や髪型を変えていることが多いですよね?
顔はお化粧でどうにか出来ても、髪のエイジングはなかなかカモフラージュしにくいのです。
後ろ姿で年齢を醸し出してしまいます。


髪は顔の額縁。
髪さえつやつやしていれば、かなり若々しく見えると思うのです!
それは、人工的なヘアカラーや、ケミカルなトリートメントでは限界があります。
髪こそ、健康美がそのまま出るところだと思うんです!!



お湯だけで洗うという方もいるようですが、覚えておいていただきたいのは、頭皮には顔のTゾーンの約2倍、背中の5倍、腕や足の16倍もの皮脂腺があるということ。
さらに男性は女性の3倍の皮脂量だということ。

そう考えると毎回お湯だけというのは、あまりお勧めできず、だからといって合成シャンプーで皮脂を取りすぎても、ドライ頭皮でフケやかゆみを招いたり、抜け毛や薄毛の原因になることも。

髪は、生命に直接関係のないところだから、いつも1番後回しにされます。
だからエイジングは、まず髪に出やすいのです。
美しい髪のためには、栄養や、頭皮、首、肩の血流も重要なのですが、合成界面活性剤やシリコーンオイル、化学物質などがない、健全な石鹸シャンプーで優しく洗ってあげることも大事です。


アイシャドーも頑張って作っています。
コチニールやカルミン、コンジョウを使わない、ボタニカルカラーのアイシャドーです。
天然色素でも、虫由来のものや、成り立ちがあまりにも合成なものを使わずに出来ないものかと思っています。

コチニールやカルミンは、中南米に生息するエンジムシ(カイガラムシ)という昆虫のメスで出来ています。
メスは卵を持つと2倍に膨らむため赤色がたくさん取れるんで、卵を産む前にかき集めて熱湯で煮沸して、天日で乾燥させて水かエタノールで抽出して使うのです。
ええっ!て思われるかもしれませんが、ピンク系はこれが主流。

女性が美しくなるために使うものに、卵を産む前に膨らんだエンジムシのメスを潰して使う。
オーガニックコスメとして、何か違う気がしますし、動物性なので、たんぱく質が残るとアレルギーの問題もあります。

消費者庁が2012年に注意喚起を行った背景には、20代の女性がコチニール色素を含むドリンクを飲んだ直後に急性的なアレルギー症状(アナフィラキシーショック)により救急搬送されたという出来事があります。
その他かゆみ、じんま しん、発疹、呼吸困難などのアレルギー症状を示した事例報告があります。

イチゴ牛乳、かき氷の苺シロップ、ハム、ソーセージ、かまぼこ、カニかま、イチゴシロップ、ガム、アイスクリーム、ヨーグルトなどを赤やピンクにするためにもコチニールは使われています。
カンパリの色素もコチニールだったんですが、2007年10月以降は、代替着色料として赤色2号、青色1号、黄色5号を使用ということで、それもどうかと思いますが(´Д`)

化粧品でたんぱく質が残った状態の粗悪な原料のものを使ってて、知らず知らずに皮膚から血中に入って抗体を作ってしまっていた場合、口から入ったコチニールにアレルギー症状が出たというわけなのです。

これを使わないので、化粧品で赤やピンク系を表現できる色の幅が、ぐっと狭まります。
でも、ある植物の粉末を見つけて、コチニールを使わないでも、ピンクの表現が豊かに出来るようになってきました。

特に口紅は、口に入るものだから、どの口紅にも絶対に入っている「あるもの」を使わずに作っています。
これを使わずに作れたら、多分世界初なんじゃないかと思うくらいです。

そう、私のコスメは、非常に制約が多い中で作っています。
みんな使っているし、これを使えば簡単にきれいな色が出る、でもそこにリスクがあるならそれは使わないで作るのです。
だから、オーガニックとかナチュラルとか言いながら、平気で合成着色料を使っている、最近のメイクカラーの傾向には驚いてしまいます。

これは、最近日本初上陸のあるナチュラルリップスティックに入っていた合成着色料
青1、赤201、赤202、赤218、赤227、黄4

ナチュラル派のモデルさんも大絶賛のあるナチュラルカラーに入っていた合成着色料
赤104、赤201、赤226、黄4

むろん石油系合成タール色素です。
いや、こういう口紅やカラー、世の中にはたくさんあるんです。
法律的にも認められていますし、むしろそちらが主流です。

でもね、ナチュラルとかオーガニックを標榜し、オーガニックオイルやオーガニック成分配合とかって大々的にうたって、いかにもナチュラルな売り出し方をしながらこれっていうのが、いったい何なんだって思うんです。
そりゃ合成着色料使えば、自由にいくらでもきれいな色が出せるよねって。

合成着色料どころか、天然色素のコチニールやカルミン、コンジョウ、はたまたタルクまで使わずに、どうにか美しいカラーを作ろうと必死になっている者からすると、なんでやねん!って言いたくなる。

まぁでも、そんなの気にせず、我が道、鬼道を行きます。
クレオパトラ時代に近いようなアイカラー、作るぜ!(笑)
少しずつ出来つつあるので、どうぞお楽しみに!


さてお知らせです。
今、発売している婦人画報に、ブラウンシュガーファーストの荻野さんと共に出ています。



「東京発の健康おやつのニューリーダー対談」ということで、カラー2ページです。
こういうところに出させて頂けるとは、本当にありがたいことです。

砂糖を使わない100%オーガニックのお菓子を、コスメ立ち上げとほぼ同時に8年前からやっているのですが、ここ数年は実は自社工房まで作り、自社専属のパティシエが作っています。
社内にはチョコレートお菓子委員会というものまであり、しょっちゅう試作をみんなで食べては、意見交換をしあってブラッシュアップしています。

なんで化粧品会社なのにお菓子?と言いますと、化粧品会社なのになんで煮干し?ということと近いものがあるんですが(笑)。
このブログを昔から読んでくださっている方は、経緯をよくご存知かと思いますが、
砂糖や乳製品、溶剤抽出油、トランス脂肪酸を使わず、血糖値を急激に上げにくい甘味料を使った、100%オーガニックのお菓子を作りたかったんです。


最近、砂糖の害についてのドキュメンタリー映画が立て続けに公開され、観に行きました。
監督自ら60日間スプーン40杯の砂糖を摂取し続けたらどうなるかを綴った、スーパーサイズミーの砂糖版みたいな映画「あまくない砂糖の話」。
妊娠糖尿病を発症した女流監督が、家族で砂糖をやめて、数年間世界各国の砂糖の害を説く専門家を訪ね歩いて真実を追求した「シュガーブルース」。

どっちもすごく面白くて、力作でした。
「あまくない砂糖の話」で摂取しているスプーン40杯は、オーストラリアでは平均的な摂取量で、日本人の平均は20杯だそうで、WHOが推奨するのは6杯。
まぁオーストラリアやアメリカまでいかないけど、私たちも知らず知らずに結構な量の砂糖を摂取しているわけです。

男性のガモ―監督自らが40杯、いろんな方法で摂取していくわけなんですけど、摂取カロリーは2300キロカロリーで実験前よりも低く、食べすぎてるわけじゃないんですね。
で、運動も前と変わらずちゃんとやる。


それなのに、まず肝臓が悪くなるんですよ。
で、吹き出物が出来て、どんどん腹が出てウエストが11cmも太くなり、、
体重も8.5kg増えて、中性脂肪が150%増えて、脂肪肝になり、糖尿病の初期症状が出て、はては精神にまで異常が・・・・


いやー、すごい映画でした。
健康の悪化もですが、最後のほうのひどく落ち込んでやる気が出ず、だけど甘いものを見るともっと食べたくなり、食べるとハイテンションになって、また落ちるという中毒状態になっていく様子がもう・・・・・

suger2.JPG


砂糖の刺激は、脳の側坐核に伝わります。
すると脳内麻薬と言われている「エンケファリン」が増えるのですが、「エンケファリン」はその時に得た多幸感を学習し、また次もやろうという脳の強化学習に関わっているのです。
これが砂糖中毒の正体だと言われています。



sugaer.JPG

「シュガーブルース」のほうは、チェコの女性監督が妊娠糖尿病を発症したことがきっかけで砂糖断ちに目覚め、真実を探求する5年間を描いていました。
ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなどの8か国を巡り、科学者や医師、政治家やジャーナリスト、弁護士、ものすごい数の取材です。
その結果、砂糖の摂取が脳の疾患や心臓病、メタボ、2型糖尿病、がんなどに密接な関係があることを突き止めるのです。

最初登場した砂糖漬けだったアンドレア監督32歳の老けっぷりが、まずすごかったです。
その後砂糖断ちをし、加工品を減らし、甘いものが食べたい時は果物の甘みや、胚芽米や麦芽などの全粒穀物から作った甘味料を使用して、家族でお菓子を手作りしていました。
5年間でだんだん顔色がよくなっていき、子供たちは集中力が出て怒りっぽくなくなり、一緒に料理するので家族の会話も増えていきます。


最近ようやく油のことばかり悪く言う風潮から、
糖質や炭水化物の問題点が語られる時代になってきました。
大切なエネルギー源でもある炭水化物とは、適切でいいつきあい方をしたいですね!




お知らせ
私と一緒に働いて下さるスタッフを募集しています!
詳しくは、こちらをご覧下さい。
http://www.amritara.com/company/recruit.html






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Last updated  2016年09月22日 12時36分57秒
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