へらぶなの戯言

へらぶなの戯言

2013.05.17
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20130517-1.jpg

減水の始まった室生ダムへ行ってきました。
まだ、30Cm程度ですからほとんど景色に違いは感じられません。

今日、入ったポイントは、No,89番。通称は首吊りです。
ここは台地から急に深くなっている場所で、台地を越えた深場に
へらぶながいる・・・だろうとの予測です。

竿は、17尺の風切竿で浮子は叡峰4枚合わせのセミかんざし。
準備も整い「さあ~、釣るぞ~」っと思った時。

メールです。

京都の御大からです。

どこからか見てるんやろか?って思うくらいのタイミングです。

悪い予感がします。悪い予感は当たる。

気分を入れ替えて釣りをスタートです。

棚は・・・「巨べらのタナは、いっぽんはん」です。

「ん~」打てど暮らせどサワリすらありません。

巨べらは諦めて2本へタナを下げます。

「あれ~」

「え~い」で3本まで下げてみると・・・・・
浮子が馴染みません。

えらく浅いようです。これでは釣れる訳がありません。

台地の向こうの深場まで届いていないようです。これは完全な
ポイントの選択ミスです。

今更、場所替えも大変なので3本弱の床釣りをやってみることに
「巨鯉が来たら嫌やな~」

悪い予感は当たる。

連続3回も1.2号のハリスを簡単に切られたら・・・・・
流石の私でも学習します。
「床は・・・・・あかん。無理や」


そんな私の釣りを見てる視線に気付きました。
黙ってこそっと見てはるので気になり、彼のほうを見ると
ス~っと何処かへ行ってしまうのに、暫くするとまた見てます。
見られると気になるので見返すと、ス~っと何処かへ・・・・

私の見事な竿捌きを見てるのかと思ってたんですが
マッシュボールに入れる手を見てるようです。
気味が悪いので、餌を丸めて投げてやると、驚いて
逃げて行ってしまったのですが、また、戻ってきて見ています。

なんや、シツコイ奴め~
お前の名前は・・・・・<宇田川 鯉蔵>ってことに。
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夕方頃にはお互い打ち解けあって

20130517-3.jpg
私の手から餌を食べる程の仲良しに・・・・・

へらぶなは釣れんかったけど、ええ友達がでけてしまいました。





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最終更新日  2020.10.17 16:08:42
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