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今日は、日本・タイ シェフズ協会後援 チャイヤイ
日本・タイカービングコンテストの最終ラウンドでした。
このコンテストは今年の6月~12月にかけ、ラウンド1~4の勝ち抜き方式で行われてきました。
今日、12月3日の最終ラウンドでは、与えられたスペース内に、3時間でカービング作品のディスプレイを完成させます。
私もなんとか最終ラウンドまで残ることができましたので、これまでの練習の成果を出せますように祈りながら、決勝戦に臨みました。
カービング素材は、コンテスト当日にメロン1個と、大根1本、ニンジン1本が主催者側から与えられ、その他は自分で彫りたい素材を用意します。
(与えられた素材は必ず使用しなければいけません。)
私はメロンをもう1個と、スイカを2個、キーウィ、京人参を使用して彫ることにしました。
ディスプレイは、クリスマスにぴったりな話、大好きなシベリアンハスキーが登場する実話 (※) を題材にして雪のディスプレイを製作しました。
(※)1925年、アラスカの町ノームでジフテリアが流行し、多くの人が生死をさまよっていました。
血清は1600キロ以上も離れたアンカレッジ市にしかありません。
猛吹雪のため空路も陸路も絶たれたノームの町に血清を届けるため、1,014キロの道のりを犬ぞりチームがリレー方式で猛吹雪の中を向かいます。その行程の最後から2番目の区間を受け持ったノルウェー出身のカーセン率いる犬ぞりのリーダー犬がシベリアンはスキーのバルトでした。
気温はマイナス57度、視界は極めて悪く、一時はそりの上から最後尾の犬の姿も見えなかったとカーセンは回想しています。47キロの道のりを踏破し、担当区間のゴールであるポートセーフティにバルトたちは到着しました。ノームまで残り40キロ。ところが、未明の到着で、最終区間の担当チームは熟睡しており、装備には時間がかかります。カーセンは最終区間40キロもそのまま進むことを決断しました。
総計127時間30分かけて血清はノームの町に届けられ、ジフテリアを抑え込むことができました。
バルトは全米の英雄になり、セントラルパークに銅像が建てられました。
その後1996年には、スピルバーグ監督によって映画化されたのが、「バルト」という作品です。
土台の製作には、発泡スチロールと
雪職人1号・新雪:モーリン
を使用しています。
3頭の犬も自分でデザインして製作したものです。
結果発表は、コンテスト後に開催された忘年会で行われ、
なんと! ゴールドメダル
をいただくことができました!!!
ぼにぃ~ もうひとつ、金メダルをもらえたよ~
ピチェット先生から先生が 心を込めて? 研いでくださったカービングナイフをいただきました!
うれしいですっ。心からうれしいです。
暖かさを表現したかったので”赤いクリスマス”です。
キーウィのミミズクを多くの方に褒めていただきました。
ご指導下さった森田先生、ピチェット先生、応援してくださった皆様、
どうもありがとうございました。
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