自分らしく生きる

2019.10.21
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 責任感、真剣味が足りない?
 人の指示で動くことに慣らされた人が、自分で考え、行動するクセをつけるには、
・感性を磨くこと
が必要です。
 長年、組織の中やでき上がったシステム、仕組みの中で半自動的に動いてきた人は、知らず知らずのうちに、感性(感度)が鈍っているものです。
 たとえば、親会社や決まった得意先から、半自動的に注文が入るような子会社の人々、予算の枠内で動けば、毎月決まった給与が入ってきて収入の心配はほとんどない大企業の社員、公務員、教職員などは、「自分で、得意先を探し、受注し、代金を回収すること」などどうしていいかわからないものです。
 ある種の人々には、どこに、ユーザーがいるのか、自分では探せないでしょう。もっとも一部民間企業ではどういう商品やサービスをユーザーは望んでいるのか、毎日のように、ミーティングや調査をして検討しています。しかし、公務員、教職員などには、そういう習慣はありません。
 民間企業と政府関係機関で、同じような仕事をしているケースでは、政府関係機関の方が、財政基盤がしっかりしているだけ有利なはずなのに、民間に遅れをとってしまうこともよくあります。
 共同住宅、マンションなど都市の住宅供給で、住宅都市整備公団が民間企業に負け、高い、狭い、遠い、住宅しかできずに、大赤字をかかえ、ついに業務縮小、一部撤退などに追い込まれたのは経営のまずさに原因があります。これも元をただせば、鈍い感性によるものと考えられます。
 つまり、これら役人(それに近い政府関係機関の職員)には、マネジメントの感覚が著しく不足しているだけでなく、住民(ユーザー)が「どんな生活をし、何を考えているか」ということへの「関心」が欠如しているのです。
 そのほか ―― 大蔵、厚生、科学技術庁をはじめ、中央、地方の各行政機関に関連した不祥事も、自分たちが国民の血税をあずかり、市民生活が、自分たちに委ねられているという自覚、認識、責任感がまるでないことに基因していると考えられます。まず、
・どこに、問題があるのか
に「気づくこと」が先決ですが、先に述べたように、公務員の研修でも「問題は何ですか」ときかれても、ピンとこないようでは、住民不在の行政になることは、むしろ当然といってよいでしょう。

 何ごとにも、真剣に取り組んでいるか
 この研修の受講者に限らず「何が問題か」に「気づくこと」が、すべての出発点となるのです。
 感性が鈍り、大きな問題があるのに、気づかないようでは、いろいろな面で悪影響が出ます。
 たとえば、産業廃棄物の処理場の許認可権は県に委ねられています。ところが、担当者は、地域の状況も知らず、ほとんど書類の上だけで許可を出してしまうこともあるといいます。住民や市町村が、よほどチェックしないと、許可になっていない毒性のあるものが廃棄され、河川や地域の環境を汚染するおそれも多分にあることを指摘する人もいます。
 ある町では、広大な地域なのに、チェックする行政担当者はわずか二名、とうていチェックできない状態です。このままで行くと、気がついた時には、広大な地域に毒物が広がって、収拾がつかないことになりかねません。
 鹿児島、神奈川、香川、北海道、埼玉、栃木などいろいろな地域で、産廃と環境汚染のトラブルが起きています。
 しかし、都道府県レベルの行政官で、この問題の重要性に「気づいて」仕事をしている人がどれだけいるか、というとお寒い限りです。しかも、現行法では、裁判に持ち込んでも、業者の方に利があり、法改正の必要性を強調する識者もいます。
 ここでは、産業廃棄物処理場問題をとりあげましたが、私たちの生活、環境をとり巻く問題は、ますます複雑、困難、深刻になりつつあります。
 こう考えただけでも、公務員の皆さんは、襟を正して仕事をしていただかなければならないと思うのですが、役所へ行って公務員の仕事ぶりを見ていると、とうていそのような真剣な姿勢が伝わってくることは少ないのです。
 民間企業は、これにくらべて、業績を上げることが義務づけられていますので、真剣味はあるのがふつうです。しかし、これも、大企業、大組織になると責任感がうすれがちです。
 自立する前提は、やはり
・自分の責任を自覚すること
・真剣に仕事をすること
です。そういう中から、問題に気づく感性も育ち、磨かれるのです






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最終更新日  2019.10.21 00:00:19
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