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メインは区長杯戦など秋の区民体育祭の参加行事なのですが、1級から6級まで数字級の公式競技もあります
最近は数字級の参加者が少ない競技会が多いようなのですが、本競技会はなんと320組の参加があったのです
そのため競技役員が手不足となり、地元のダンススポーツ連盟から競技経験の無い私などにも応援要請があったという訳です
もっとも競技参加はありませんが、友人達の応援で競技会には何回か足を運んでおり、それなりに裏方を務める知人の姿にも接しておりましたので違和感はありませんでした
私が務めたのは会場係りです
競技会場会場や控え室の設定準備を済ませた後は、参加選手の控え室への誘導が主な仕事になります
控え室が10箇所と多いうえ、競技会場のある階だけでなく階の違う控え室もいくつかあって割り振りが大変でした
それでも直前になって大きな劇場型ホールを確保できたおかげで、廊下や階段まで選手のシートがはみ出すこともなく、専用の男女更衣室も作ったせいもあり仕事はやりやすかったです
それでも参加選手に比較して役員数が不足気味で大変でした
こういってはなんですが年配の女性役員はあんまり動かない方が多いですしね
途中からは選手係を自主的に手伝っていました
競技会場と採点管理の場所が離れているせいもあってヒート割表が選手係りに届くタイミングが遅れ勝ちで、午前中のラテン戦は余裕でこなせたのですが午後のスタンダード戦は大変でした
10ヒートもある級もあるのにヒート割表がなかなか届かず、おまけに控え室も散らばっているせいもあり選手もなかなかスムースに集まらず出番ギリギリまで点呼を続ける始末です
おまけに区民参加行事ということで、区長杯や区民シニアスター戦、区民ビギナーズ戦に役員も駆り出されて出場している人も多く、着替えや競技出場でポロポロ抜けていきます
競技長やステマネからはスムースに進行ができるよう選手待機を行えと選手係りに伝令がとんできます
ヒート割が届かなければ素早い点呼も無理でしょうと、ついついこちらも語気が強くなります
ついには採点管理まで飛んでいってプリントアウトされるのを手を出して待つなんてこともやりました
波乱は準決勝で起きました
3級戦で同点者が出てしまったのです
最後の一組の決勝選出者を5組から選ぶための、5組での同点再試合が行われたのです
それがわかったのがもう1級戦の準決勝が始まった頃でした
早急に再試合出場者を集めなければなりません
また強行手段で採点管理室に出向きじかに選手名をもらってきて、ただちに選手を集めました
3級戦の選手くらいですと同点再戦なんて経験もないでしょう
準決勝出場選手は決勝進出名が知りたくてウロウロしています
その中で掲示板への張り出しよりも早く5組を集めたのですから、同点組の再戦という説明を聞き漏らした組の中には決勝進出がならなかったと思い込んだ人たちが出たのも不思議ではありません
選手係りは選手をまとめる方にかかりっきりです
あわてて本部役員が3級準決勝出場者は服を着替えないようにと10の控え室を伝えて回る騒ぎとんりました
本来なら一番最後に行われる1級戦決勝の後に3級決勝が行われました
採点管理処理の遅れもあってすこし間があいてしまいました
決勝進出者を集合させた時に、同点5組から勝ち残った組のパートナーさんは泣いていました
地獄をのぞいた思いだったのでしょう
3級決勝戦の選手が入場すると待たされた見物客から一番大きな拍手が沸き起こり、私の胸にもホッと熱いものがよぎりました
競技会が終了し選手の退出を待って会場や控え室の後始末をした時には、予定時間をかなり大幅に超過しており激闘の1日が終わりました
1階から4階、部屋から部屋へ、随分走りました
「あんた随分走ったねえ」
見ていたおばちゃんの役員さんからねぎらいの言葉をかけてもらっったのが唯一の私の勲章です
踊るより疲れました^^;
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