あるパーティーダンサーの独り言

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2010.12.05

おいらは最高学府の教授？

(12)

カテゴリ：社交ダンス

土曜日に浜松町のＳホールで開催された知り合いのダンス教師主催のクリスマスパーティーのお手伝いに行ってきました
今月はそういう仕事が増えそうです
で私の役どころと言えば「踊れるカメラマン」
カメラマン兼リボンと言うわけです

アマデモやトライアルと順調にカメラマンの仕事をこなしていきまして、いよいよプロデモです
実は主催者のこの先生昔アメリカでミュージカル劇団に属していたという噂のある方で、演出がちょっとひねっています
まず先生カップルがチャチャチャを踊った後場内が暗転しますと、舞台にポッとスポットライトがあたり歌手のみずほさんがボリュームのある太い声質で「ホワイトクリスマス」をピアノの伴奏で歌いはじめます
ワンコーラス歌うとベースとドラムがリズムをきざみ始めます
そのときに我々リボンはイルミネーションを体に巻きつけてフロアに進みバッテリーのスイッチを入れるのです
そして手近なお客様の手をとり歌にあわせてブルースを踊り始めます
場内は暗いままです
客席からは「わ～」とため息ともつかぬ声があがります
場内を一周するくらいの頃スポットがあたって主催の先生組がスローを踊りながら登場し、我々はイルミネーションを消してお客様の手をとり席に誘導して退場するという趣向です
その後ゲストの先生方も含めてのプロデモと歌手のボーカルが続き、ボーカルにあわせてお客様をフロアに誘いジルバやチャチャチャを我々も踊りました

プロデモが終わるとフィナーレです
暗い場内を我々はフロアに並びスポットをあびて先生が登場して場内が明るくなり「この後皆さんのお相手をいたしますリボンはＴ大のみなさんがたです」と紹介されました
そうリボンは某エリート国立大の学連さん６人だったのです
長身の学生さんたちと手をつないでおじぎした背の低い私はまるで子供のように見えたでしょう
ははは・・・・案内に私の説明はありませんでした＾＾；
型どおりゲストの先生や歌手、バンドも紹介があったあとは食事とダンスタイムです
何人目かのお客さんと踊っていたときのこと「あの～、Ｔ大のみなさんという紹介でしたが、ひょっとして貴方は教授ですか？」
おおっ　しがないダンスパブのリボンから私は天下のＴ大の教授に昇格してしまいました＾＾
残念ながら否定はしましたが

もう一つ泣ける話が
食事はバイキング方式でした
我々リボンもお客様同様に食べていいよという話ですが、開始と同時にフロアーで踊ってますから当然食べる間がありません
散々踊ってから少し食べるかと食事を並べてある台に近寄ると、なんと旺盛なおばちゃま方の食欲の前に食事は一つも残っておりませんでした
昼前からリハーサルにもつきあい昼食も抜きだったのに・・・・
そしてショッキングな展開に・・
やさしいおばちゃん達は学生さんのためにいくらか食事をとりわけてとっていてくれたようなのです
でもおじさんには無し＾＾；
トホホ・・・

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