あるパーティーダンサーの独り言

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2012.03.30

相応しい人間

(7)

カテゴリ：社交ダンス

今日は５週目でサークルがお休みだったためＯセンターのフリーパーティーに行ってきました
なかなか上手な女性が多くて踊りがいのあるパーティーでした
今日の主催者は顔は存じ上げているけど私は参加ははじめてです
お手伝いの女性達に知り合いが多かったのと、主催者のパートナーさんにちょっと恩があったのでいきなりリボンを頼まれたのですが快くおひきうけしました
と言うのは何年か前のことになるのですが、某パーティーで主催者の陰謀（？）により１組でトライアルを踊れと言われ困ったときにお相手をしてくださったのです
ご本人は忘れてしまっているでしょうが私は今でも有難たかった気持ちを忘れていません

パーティーから引き揚げて更衣室で着替えていたときです
顔見知りの男性がこれまた私の顔見知りの男性に言います
「今日最後にミキシングであった女性ひどかったろ。ああいう人は雰囲気考えて来るの控えてもらいたいよな」
「そうそうこっちはスイングしたいのにどうにもならない。そういう人結構いたよね。それなのにこっちが踊ってやろうとするとすっと逃げたりするんだよね」
「安いパーティーがあるじゃない、そっちに行って腕上げて８００円のパーティーにふさわしくなってから来てほしいね」

あきれ果てました
しゃべってる男は以前私が通っていた教室と同じ教室に通っていた、教師いわく「箸にも棒にもかからない男。何度教えてもちっとも改善されない不毛の男」なのです
なのに本人は相当自信があるようで大きく踊ろうとするのですが、いわゆる手で振り回すタイプです
今日も女性のリボンさん達に熱心に申し込んでいましたが、踊ってるリボンさんは顔がこわばってましたっけ
確かに初心者っぽい、こういうパーティーに来るのは初めてなんですと言っていた女性が何人かいました
でも本人も正直に「こういうとこは初めてで自信がないんです」と言っていましたし、そうとわかればごくごく簡単なステップを丁寧に踊ればそれなりについてついてきていました
多分彼女達を振り回したのでしょう

彼がふさわしい人間になるほうが先なんじゃないかな

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