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今期から始める種類はこちら。マレーコーカサスオオカブト!ヤフオクで購入したF 1の個体です。コーカサスをメインで飼育されてる方のブログをずっと見ていて、ヤフオクに出品されたので頑張りました!ジャワコーカサスよりも体格がガッチリしている印象。重量感もあって、コーカサスの印象が変わった。マレーコーカサスが人気があることに納得。学名は Chalcosoma chiron kirbyiビークワによるとイギリス昆虫学の父と称されるウィリアム・カービーにちなんでのとこと。ちなみに、ピンク色の丸いキャラクターの英語表記もKirby。いかついコーカサスの学名がなんかかわいい。(♂116ミリ 2023.3)メスも大きくてヘラクレスみたい。うちのジャワコーカサスのメスは小さくてかわいいサイズだからマレーコーカサスの大きさにびっくりさせられ続けている。(♀68ミリ 2023.4)休眠から明けたら早速ペアリングさせて産卵セットを組んでいきたい。◆きのこMat10L クワガタ幼虫、カブトムシ幼虫に使えて大きく育つ脅威のエサ昆虫マット、プロ仕様オールマイティ発酵マット!(クワガタ幼虫の餌・カブト幼虫のえさ) 《200万リットル以上の販売実績》 キノコマット【kitakan_p10_aug5】
2023.04.27
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マレーコーカサスも久しぶりの投稿。ジャワコーカサスと同様、蛹化セットを組むのをサボってしまった。ジャワコーカサスよりも蛹化のタイミングが遅いが、すでに蛹化している個体もいた。(蛹化した♂たち 2024.11)ジャワコーカサスよりも長角が出しにくいとのことだったが、とりあえず2匹はギリギリ長角と言える?個体だった。残り2匹は短角だった。幼虫たちは100g前後だったことから、長角が出る基本ラインは100g程度かと思われる。ちなみにジャワコーカサスは80g程度が基本ラインなので、マレーコーカサスの方が20gほど重くなる。先のジャワコーカサス同様、蛹化セットの重要性を思い知った。幸い、まだ暴れ始める前の幼虫たちがいるので、マットをぎゅうぎゅうに押し固めて蛹化セットを組んだ。ただ、全体的に100g程度までしか育っておらず、大きな個体は望めないかもしれない。ジャワコーカサス同様、時期のブリードについてはよく考えないといけない。
2024.11.10
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ついに手を出してしまった。ウエストウッディの原名亜種、ウエストウッディオオシカクワガタ。内歯が大きく発達したカズミアエもかっこいいが、原名亜種のすらっと伸びて立体的に湾曲した顎はスマートさだけでなく力強さも感じられる原名亜種も一度はブリードしてみたいと思っていた。もちろん、高額種かつ産卵難関種にチャレンジしている時のハラハラドキドキ感がたまらないというのも一つの理由である。ラインは結果的に2ラインとなった。Aライン出品者がACEWORLDから購入して種付けした個体で、卵の質が悪かったため出品されたものDibang Valley産CBF 2 ♀46mm 2023.8羽化Bライン♂DORUKUS FUKUOKAさんから購入。Dibang Valley産CBF1 ♂79mm(種♂84mm×種♀45mm) 2023.4羽化♀ヤフオクにて購入DORUKUS FUKUOKA累代個体Dibang Valley産CBF1 ♂39mm(種♂76.5mm×種♀48.5mm) 2023.9羽化確認産卵セットはカズミアエと同様。ベトナム材中心に一部ナラ材やバクテリア材を入れていく。(2024.8 産卵セット)Aラインは当初こそ形が悪い卵だったが時間が経つにつれて良い方向に向かっていった。結果的に50近く採卵できた。Bラインは休眠中の生体を購入し、後食後一カ月ほどして産卵セットに投入した。最初は材に反応を示さなかったものの、しばらくするとポツポツと産み始めた。結果的にこちらも40近くの採卵できた。(2024.8 ベトナム材に産んだ卵)何種類が材を入れたものの、ほとんどはベトナム材に産卵。高いが1番信頼が置ける。採卵した卵はプリンカップで個別管理。Aラインは無添加発酵マット、Bラインは生オガ発酵マットとした。いずれもミカクワさんで購入。管理上や無添加マットの方が推奨されるが、ある程度数が取れたので生オガ発酵マットを試してみた。採卵後一か月ほどすると孵化し始めた。さらに一か月か二か月ほどしたら菌糸瓶に投入。カズミアエの反省を踏まえて菌糸瓶は全てミカクワさんのウエストウッディ菌糸UG800とした。無添加マットで管理したAラインは全て初令。一方、発酵マットで管理したBラインは初令が三分の二、二令が三分の一いた。やはり添加剤が入っているマットの方が成長が早い。(2024.12 二令幼虫)12月末時点でAライン31匹、Bライン38匹となっている。Aラインは最後良くなったものの、孵化率は良くなかった。Bラインは数はAラインに及ばないものの、採卵した卵のほとんどが孵化してくれた。いずれの♀もヤフオクで購入したものだが、ブリーダーさんの管理が良く、しっかりと産卵してくれた。自分も採れた幼虫たちをしっかり育てて次に繋げられるようにしたい。
2024.12.27
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ダールマンツヤクワガタの亜種インターメディア。ブルマイスターツヤクワガタ、アルケスツヤクワガタとともに100㎜を超えるツヤクワガタになる。ウエストウッディが買えないので一番似てるクワガタということで2022年9月にパラワン島産のワイルドペアを購入した。(2022.9 パラワン島産のペア)産地 フィリピン パラワン島 ガントン山♂ 87㎜ ♀ フリー累代 Wildインターメディアツヤクワガタの産地はパラワン島とネグロス島が有名。比較したことはないが、ネグロス島産の方がアゴがまっすぐ伸びやすく大きくなりやすいと聞く。Wild品なのでペアリングの必要はないが、寿命が見込めないからこそ確実に採卵するためにペアリングさせる。インターメディアなど黒いツヤクワガタの産卵は癖がないときく。なので産卵セットはベーシックにNマット水分多めをフワづめ。水分量の説明は難しいが、なんどがにぎるとフシュフシュと音が出るくらい。ただ、後から調整できるように若干少なめでもいいかもしれない。マットはふるいにかけた方が産卵数は伸びるとのことだが、産卵が簡単な種類いうことで省略。(2022.9 産卵セット)産卵セット投入後、1日2日で割り出す。待ちきれないという理由もあるが、産卵が確認できない場合に水分量の調整や別のマットの追加など少しずつ改良できるようにするためもある。産卵が始まればどんどん産んでくれるので、1週間に一回程度で割り出す。そのため小ケースくらいがちょうどいい。ただ、今回はそんな心配もなく、ぷりぷり産卵してくれた。採卵した卵はプリンカップできて個別に管理した。しかし、ここは反省点で、カブトムシ同様にマットを食べて育つインターメディアは体内の酵母や共生菌などを利用して土を栄養に分解している。そのため、幼虫の飼育には酵母や共生菌をしっかり増やしてやる必要がある。それには単独管理ではなく多頭飼育で幼虫の密度を高めた方が向いている。(個別管理のイメージ。ツヤクワガタではこのやり方にしない方がいい。)単独管理していた幼虫は、2ヶ月ほどしたら大きな容器に移そうと思っていたが、なかなか大きくなってくれない。4ヶ月経ってほとんどが二令だった。ちなみに室温は22℃ほど。低すぎる訳ではないし、おそらく単独で管理していたことが理由と思われる。この経験からツヤクワガタは3令になるまで多頭飼育にしているが、フェモラリスもクベラも5ヶ月で最大30g代まで育ってくれている。(2023.2 孵化して4ヶ月程度なので成長が遅い)(2023.3 2月の時よりは大きい幼虫が見られるが…)容器への移し替えは、プリンカップを逆さまにして新しい容器に丸ごと入れる。プッチンプリンをお皿に盛る時と同じ。その上から新しいマットを盛る。♂幼虫はDOSの3200CCのボトル、♀は月夜野きのこ園の1400CCボトルに入れる予定だったが、ほとんど二令幼虫のため雌雄判別ができず、勢いでほとんどを3200ボトルに投入した。マットは3種類。①Uマット②Fマット③ハワイアンビートルのj-02。結論から言うとどのマットでも結果は変わらなかった。ツヤクワガタの飼育ではよほどのことでない限りはマットの全交換はしない。幼虫が食べたり固めたりして減った分を継ぎ足していくイメージ。そのため、マットは劣化しにくくて品質が安定しているものでなければならない。その点でいえば、今回選んだマットはどれも差はなかった。結局、容器の入れ替えの他には特段作業らしい作業はない。実はインターメディアに限って言えば、マットの継ぎ足しや交換はほとんどしていなかった。やることもなく、だいたい孵化から一年が過ぎた2023年秋頃から繭玉を作り出したのが容器越しに確認でき始めた。ツヤクワガタ飼育で一番難しいのが蛹化から羽化までの繭玉の期間だと考えている。まず、この期間で落ちる個体が多いからだ。ツヤクワガタは繭玉を作ってから蛹化するまだの期間がやたらと長い。繭玉は自分のフンでかなり強固に作られていて、長期間その中にいることで窒息や蒸れによって落ちてしまうものと考えている。そのため、繭玉だけ掘り起こして別の容器に入れるか、不要なマットを捨てて繭玉だけ容器に戻すなどして繭玉の水分を抜くようにしている。この時、酸欠防止のため繭を削りつつ、ギリギリ中が見えるくらいの穴を開けておくようにしている。繭玉を取り出す時に注意しなければならないのはそのタイミング。できればツヤクワガタは繭玉を作ってから蛹化するまでの期間が長い。前蛹なっていない時に掘り出すと、ショックで前蛹になるまでの期間が伸びたり、最悪繭玉から出てきてしまうこともある。大体繭玉を作って3ヶ月くらいだったら試しに掘り出してみるようにしている。繭入りしてから相当の期間は掘り出せないので、酸欠にならないように最後のマット追加の際は水分量を少なめにする必要がある。また、当たり前だが、繭を壊さないように取り出す必要がある。繭を壊すと幼虫が再度繭を作る必要がある。そのため、余計な体力を消耗させるだけでなく、繭を作るのに必要な体液を使わせるので小さく羽化することに繋がる。羽化の際にも注意が必要でとなる。ツヤクワガタの繭玉の中はかなり狭く、長歯の♂のアゴが曲がってしまう事故が起きる可能性がある。そのため、♂の場合、繭を取り出した時に開けた穴から定期的に様子を確認して蛹化したタイミングでその穴を少し大きくしてやる。羽化して頭が上がったタイミングで繭を割ってやり、顎が伸びきっているか確認してあげる。2024.7現在、あと数匹が蛹と幼虫をやっているものの大体が羽化してきた。幼虫期間が1年、繭入りして6月で羽化という感じ。4月に羽化して後食が始まった♀もいるが、まだ休眠中の生体がほとんど。ただ少しずつ動き出してはいるので、休眠期間は大体3、4ヶ月といったところだろうか。ちなみに室温はエアコン20℃。♂は96㎜を筆頭に95㎜が2匹。ほとんどが長歯だった。♀は全て測っているわけではないが56㎜が計測した中では最高となる。(2024.6 96㎜の♂)(2024.6 ♂のほとんどが長歯で羽化してきた)ツヤクワガタの中でもインターメディアは長歯を出しやすいと感じたし、何よりも幼虫が丈夫で落ちにくく、マット交換も何回か継ぎ足すだけなのでツヤクワガタ初心者にオススメのクワガタだと思った。長歯は80㎜くらいでも出てきたが、96㎜と比較すると96㎜の大きさに圧倒される。最大で100㎜を超える種なのでそれを目指してもいいかもしれない。すらっと伸びたアゴにツヤツヤのボディーは見ていて惚れ惚れする。ただ、飼育スペースを取るのと羽化まで一年半かかるのでよく考えたいと思う。長々と書いたものの、まだ自分も初心者の域を出ないので、ここに書いた飼育方法は随時改善して行きたい。
2024.07.03
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久しぶりの投稿。孵化してから4月までの経過の記録。例によって写真を撮るのをサボって写真は少なめ。(2023.7 アルティメットミカカブクワさんから購入したWild♂)孵化後2ヶ月したら菌糸ビンに投入。菌糸はいくつか試してみる。①ミカクワさんのUG800(オオヒラタケ)②大夢K(カワラ)③DOSブナSRDヒラタケ(ヒラタケ)仕事と育児でなかなかクワガタに割く時間が取れないので、入手のしやすさを第一に考えた。ミカクワさんは比較的在庫切れが少ないように感じるし、②と③は楽天市場で買える。①は成虫の購入元であるミカクワさんがウッディ用に作られているので。②はカワラを使ってみたかったので。③はチャレンジ的な意味合いで試してみた。12月に初令投入して4ヶ月後の結果は以下のとおり。(2024.4 初令投入から4ヶ月後の幼虫たち)小せぇ!!!このひと言につきる。上記は一部だが、ほとんどが7〜9g。1gなんて子もいる。ただ、①UG800はよく食べているようで、10gを超える幼虫たちは皆この菌糸だった。②大夢と③ブナSRDヒラタケはどっちもどっちだが、大夢の方が菌糸を食べれずに落ちてしまう幼虫多かった印象。いずれにせよ、全体的に成長が悪く、なんらかの改善が必要かと思う。ちなみに室温はエアコン20℃設定。高すぎでも低すぎでもないかとは思うが、何が原因なのか…とりあえず、小さい幼虫たちはマット飼育に切り替えて、3令幼虫たちは引き続き菌糸で飼育して行くこととする。
2024.07.02
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