トタン板が錆びて穴が開き、下地木材の腐った庇(軒)を解体した 。トタン葺に限らず、屋根を葺く場合は、軒先から棟へと材を設置していくため、その途中にある一部分を交換修理するのは、少々強引に行わねばならない。
このトタン葺は、一文字葺と言う葺き方のようで、瓦のように幾つものトタンパーツを重ね合わせる方式だ。一つのパーツは、吊子(つりこ)と言われるトタン片を介して下地木材に固定されおり、パーツ自体には一本の釘も打たれていない。
また、トタン板同士は、ハゼと呼ばれる折り返し継ぎ手で相互に引っ掛けてある。このため、 一度相手方方向に押し込むようにし、互いのハゼを外してから出ないと外れない。
軒先から解いたトタンと下地の間にバールを差し込み、吊子に打たれた釘を抜いていくことで横一列分のトタン板を外すことができる。 釘はステンレス製で錆びはほとんどない。
黒いシートはアスファルトルーフィングと呼ばれる屋根防水膜で、トタン板などの屋根材とペアで屋根を雨水から護る仕組みになっている。これも軒先部は要交換である。
外したトタン板は、軒先を中心に外周部が錆びていた。
腐った合板を「 電気丸ノコ(チップソー付)
リョービ
MW-46
」を使って途中から切断した。
任意の切り込み深さで木材を切断するには、電動丸のこが適しているが、反面、事故の危険性も高いため、注意深く利用したい。
交換すべき下地木材を採寸し、ここまでの作業とした。
(つづく)
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