109シネマズ川崎にて映画の日1000円で鑑賞。
第二次世界大戦中のある父娘の物語で、1994年の『太陽に灼かれて』の続編だそうです。(未見です)
まあ、前作は見ていなくてもストーリーはわかりました。
1943年3月、KGBのドミートリ・アーセンティエフ大佐はスターリンの私邸に呼び出され、ある命令を受ける。
それは、革命の英雄だがスターリンに背いた罪で逮捕されたコトフ大佐の行方を捜すことだった。コトフは記録上は銃殺刑になっているはずであるが、スターリンは彼が生きていると考えていたのだ。
ドミートリは1936年にコトフを逮捕した張本人だった。
彼はコトフの消息をたどってゆく。
1941年、コトフが収容されている政治犯収容所。
6月22日に突如ドイツ軍はソ連に侵攻を開始し、収容所にもドイツ軍の爆撃を受けた。
その混乱の中コトフは収容所を脱出する。
同じ頃、かつてのコトフの妻はドミートリの妻となり、コトフの娘のナージャはドミートリの娘として少年少女団に所属していた。
ナージャは意志の強い少女へと成長し、自分が反逆者であるコトフの娘であることを友人に話したりするなど、ドミートリは気が気ではない。
ナージャはドミートリの言動から、父が生きていることを確信する。
少年少女団の疎開で赤十字の船に乗り込んだナージャだったが、その船はドイツ軍の攻撃を受けて沈没。生き残った彼女は一緒に漂流した牧師の言葉により自分は父と再会するために生き残ったと悟り、父を探す旅を始める。
一方、コトフは懲罰部隊に一兵士として参加し、劣悪な環境で戦闘に参加していた。

前作『太陽に灼かれて』は、かつての恋人だったコトフの妻を取り戻すためにドミートリがコトフを陥れる、という話だそうです。
まぁ、詳細はわからなくてもコトフとドミートリに因縁があることと、歴史的背景がわかればストーリーがわからなくなることはないです。
ストーリーは前後編の前編といった感じで、後編に続く・・・で終わっています。
内容も大河ドラマの総集編といった感じで、1本の映画としては中途半端の感は拭えません。
ナージャはかなり信念の強い少女で、養父のドミートリも持て余している感じです。
そしてさまざまな経験を積んで成長してゆきます。
コトフは的確な判断力で状況を切り抜け、生き延びます。
彼も娘に会うために生きています。
ドミートリはKGB幹部としての恐怖で周囲を抑えます。
ストーリーは彼がコトフを追ってゆく過程で・・・という感じで展開してゆきます。
爆撃される収容所、避難民ごと爆破される橋、赤十字の船を挑発する爆撃機と挑発にのる負傷兵、その後の悲劇、ある村でナージャが遭遇した惨劇、絶望的な状況で戦う懲罰部隊とエリート部隊の混成軍、など迫力のある、そして悲惨なシーンもたくさんあります。
一つ一つのエピソードはけっこう見ごたえのあるものも。
ただ、ところどころでテンポが悪かったりするのが残念。
内容は盛りだくさんでしたが、未整理だったり、中途半端だったり。
続編を見てみないとなんとも・・・という感じの映画でした。
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