理系一筋夕子のブログ

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2011.11.11
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カテゴリ: 骨休め会話
夕子「衣替えの感覚がダメになったって言ってたわね」
村松「うん。だからといって、今年初めからの列島各地の異変や梅雨入り梅雨明けの不規則なんかも無関係なんだ。要するに自分のせいだ」
夕子「気の持ちようってこと・・・? 」

村松「うん。ちょうど一年前、・・・いきなり下劣な話から始まるけど、デリヘル通いを始めた。それが・・・とにかく金食い虫だからあいだをずいぶんあけて、とりあえず今年4月でキッパリ縁を切った。その去年のことだけど、何しろ出かけるのは夜真っ暗になってからだから、ほぼ完全装備の防寒着で行った。そのさ、一枚二枚と服を着る時の気分っていうのかな、これがごく自然で、寒くない着替えが出来たんだ。逆に言うと、秋が深まったとは言っても、昼間はどれくらい重ね着したらいいかも無意識に出来た。それが今はまだ夏のTシャツが半そでから長袖に代わった程度。親父の死後しばらくは、お袋と二人でごく普段の気持ちでいられたのにな・・・」

夕子「でも『恐竜境』更新再開したでしょ。あなたにしては凄いエネルギーだと思うけど・・・」
村松「軽いウツ状態なのは確かみたいに思えるけどね、軽いから何かせねばと実行する気が起きたのかもしれない。でもお前さんの波のない健康的な生活ぶりにはいつも驚いているよ。たいしたものだ。幼児期の虐待経験が大人になっても病的なものとして出ていない。めまいもかなり克服して、メリスロンは頓服的に必要とするだけだし」

夕子「でも毎日単調だし孤独感はあるわよ」
村松「テレビは見る ? 」
夕子「見ない。ジャンルがほぼ固定されて、要するにバカ番組ばっかだもの」
村松「俺はお袋の健康管理のために、スポット天気予報だけをデータ放送としてつけてたけど、テレビつけっぱなしってのもしゃくになって、今は確認の時だけにして消してる」

夕子「バイクは乗ってる ? 」
村松「スクーターだけ。買い物にね。それもお袋の食事はヘルパー任せに変えたから、自分のぶんを・・・と言っても食欲ないから、週2回ほど、まとめ買いするだけ。ナナハンは多分バッテリー上がってるな。それと250ccもほとんど乗らないからいずれ上がるよ。バイクに乗ろうっていう気力がこの夏から急になくなった」

夕子「ああ、思い出した。あなた、そろそろバイクの買い替え道楽に終止符を打つって言って、5月から何台か買い替えたものね。何しろ車と違ってほとんどの店で試乗が出来ないからね」
村松「それにしても・・・おっと、お前さんには悪いけど、250の四気筒なんて、パワーバンドが高回転に限られてるから、加減速が安心して出来ない。それでもね、お袋の夏の洋服やパジャマ買いに行ったころは、バリオスでまあまあ張り切って店に入って行ったんだけど・・」

夕子「あたしは・・・若気の至りもあったけど、一応サーキットで高回転エンジンのバイク練習したしね。それに比べるとVツイン(註 / V型二気筒)はほとんど全域パワーバンドで乗りやすいでしょ」
村松「そう。たとえばさ、去年少しだけ乗ったイギリス製のトライアンフ・ボンネビルはさ、中古で排気量790ccで最高出力62psなんだけど、これが何んともメリハリのないバイクでさ、発進加速もインパクトがないし、何速に変えてもその都度の走行インパクトなし。こんなこと言うと、トライアンフファンに怒られるだろうけどね、カワサキ・ゼファーの引っ張るような加速感やギヤ・チェンジごとの変速の実感がまるでない」

トライアンフ・ボンネビルT100

夕子「でも同じ二気筒でもVTRはわずか250ccでしょ。それでもVTRのほうが感じがいいのね」
村松「こっちのほうが速い感じがするほどだよ。何しろ乾燥車重141kgで32ps。パワーウエイトレシオが4.4だからね。ちなみに俺の軽のワゴンRは10。わずか250ccのバイクの乗りやすさが納得出来る」

夕子「ねえ、最初の話どうなったの ? ウツ気味っての・・」
村松「母一人子一人って言うだろ。気がついたんだけどさ、たとえ片親でもね、母親が気が張っていて子供を育てているあいだってのはさ、母子共々生活にハリがあると思うんだ。でさ、お袋に悪い気がするけど、今は俺がお袋の世話に明け暮れる日課だろ。普通の会話はもう出来ない。日曜の夜遅くゴミ出しに行くと、あとは翌日からのデイ・サービスに備えてお袋の隣の部屋のベッドに横になるだけ・・」

夕子「でもさ、水をさすようで悪いけど、ついこないだまで結構張り切っていたでしょ。去年暮れは田所宅の模型まで作ったし・・」
村松「そう。決してお袋のせいじゃない。次のシーンのための造型にかかれば気力も昂じて来ると思うんだ。むしろお袋が身体そのものは元気だから、お袋の年金で生活は困らないしね。もっとも、生活費の大部分は将来を考えて俺の預金から引き落としてるけどね。やっぱり俺次第だ。気分昂揚は何かすることだとわかるんだけどね。たとえ今の状態でも、お袋が生きていてくれるのは、知らないうちに励みになるし、全くの孤独からは救われてるんだ」

夕子「でも何んだか人ごとじゃなくなって来た。あの子がもうじき社会へ出て独立すると、たとえばあの子の彼女、そのうちにはお嫁さんにとっては、あたしは邪魔な存在になるんだしね・・」
村松「話題変えてごめん。俺、今にして痛感するんだけど、よくまあ翼開長120cmもあるプテラノドン作ったよなぁ。そのあと急速にパワーダウンしてから、あの『ガー公』を初めの物語に持って来る造型なんかに気が重くなっちゃった・・。
元の教室の机に向かってるとさ、机越しに六分の一タイムマシンをセットの台に置いたままの風景が目障りでね・・んなこと言っちまってはまずいか・・」

夕子「『富士恐竜パーク』を思いついたころが懐かしいって感じかしら」
村松「タイムマシンもほとんどボール紙のやわなヤツだからさ、何んか今の俺の頼りなさと重なるんだよな。座席も固定出来ない仕組みだし、主役のフィギュアも服の着せ替えが面倒でね。ま、結論は俺の気力減退だ。60前後ってのは精神的に危ないって、特に団塊の世代前後の俺たちは言われているしね」

夕子「でも、のどに異常がなくて良かったね」
村松「タバコ再開しちゃった」
夕子「久しぶりに吸った時はまずかったって言ったのにね。あ、嫌なことがあったんだったね。そのストレスから・・」
村松「金食い虫だし、余裕ないんだから、またキッパリやめたいけどね。お袋のせいになんかしないで、自分の生活へのハリを取り戻さなきゃなんないな・・・」

夕子「外出がほとんどなくなったってことは、本屋もビデオ屋も行かないわけね」
村松「うん。俺は元々深くのめりこむ趣味はないからね。思い切って言うけど、『恐竜境』はお袋の容態がまだ軽い時期の開始だったから、今は無期限中止ってことにしようかって思ってるの」

夕子「単発ジオラマのほうが良かったね、今となっては・・・。いいじゃない、無期限中止でも」
村松「ホントに ? 」
夕子「うん。偉そうなようだけど、人それぞれ人生には起伏があるから、バブル崩壊じゃないけど、今がどん底と思えば、この先気がついたら何かにまた張り切っているってことになるかも知れないしね。ゴミ出しとかそんな生活の日課じゃなくてね。今焦るのは良くないよ。あなたが学生時代以来の神経症を克服したときみたいに、変な表現すると、だらだらしてればいいのよ」

村松「少し気が楽になったような感じだ」
夕子「でも、くれぐれも『前向きに』なんて考えないでね。いつごろからかのハヤリ言葉だからあんなの。・・・あ、それからまたガー公のことだけど、初めに謝っておくわ。ごめんなさい」

村松「え ? 俺、何んにも思い当たらないよ。何んで詫びなきゃなんないの ? 」
夕子「ガー公と村松のコミカルなからみのシーンなの・・。あのさ、あたし、主役の二人の安全ばっかり気にして、『移植電磁波』なんて設定したでしょ。だとするとね、村松が釣った魚をガー公に横取りされて腹を立てて、それでガー公に宙吊りにされるってこと、理屈の上で成り立たなくなるのよ」

翼竜群
翼竜『ガー公』登場シーン取消しも視野に入れた全面書き直しの案が出て来ました。rainbowmaskは画像抜きならば次回作にかかる筆力はありそうですが、模型作りは現状では意欲回復困難と私はみています。

村松「あ、そうか ! ・・・とすると、弱ったな。俺は造型が減って楽になるけど・・」
夕子「でもね、プランターを『翼竜の川』の水面に見立てる設定なんかは、出来たら用意して欲しいの。でね、電磁波は、人間側からの一方通行に設定して、やっぱり村松には釣りをやらせたいの」
村松「なるほど」
夕子「あなたが今つらいのはわかるけどね、食欲なかったら、あなたの20代半ばの頃みたいに、外で何も食べないで行動するっていう習慣思い出せば、動けないことないでしょ」

村松「出会いの頃、奇妙にとられた話思い出した。懐かしいな」
夕子「それとね、六分の一探検車模型、思い切ってどかしたらセットが広く感じられるような気がするんだけど・・」
村松「ううむ、お前さん、しっかりしてるな」

夕子「それからあなたがもうずっと前、気にしてた村松の釣り糸のことだけど、これも無理するの思い切ってやめてさ、あなた得意のアナログでいったらどうかって・・」
村松「・・・」
夕子「つまり、実写の川と合成するのかも知れないけどね、釣り道具一式用意して行くわけじゃないんだから、釣り糸はたとえばあり合わせの荷造り用の細いヒモなんかでいいと思うの。餌とかなんかはセリフだけにしてさ、それで釣り糸の画像作るときは、ボールペンなんかで直接描けば充分って思うけど」

村松「なるほど」
夕子「いい ? くれぐれも無理しないでね。でも、あなた最新版の出発シーン更新した時、改めて前の序章読み返して、感慨深い思いに浸ったって言ったでしょ。あなた、まだ『恐竜境』に愛着があるのよ。だから、前向きでなくて後ろ向きで充分だから、無理しないで、取り掛かろうと思うだけってとこから再スタートでいいのよ」
村松「いや、かたじけない。ありがたい。見直した。お前さん、最大の理解者だ」

夕子「あら、オチは無し ? 」
村松「うん。でも近々おごらせてもらうかな」
夕子「あら、初雪降るかしら。でも食欲ないのにあたしだけ悪いみたい・・」
村松「ナニ、俺は形だけデザートみたいの注文して、お前さんにあげるよ」
夕子「プロット作り直すわね。でも、急がせないから安心してね。詳しいことはまたね」





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最終更新日  2011.11.11 21:42:32
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