ラスベガス ロサンゼルスの旅

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2020年03月13日
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高齢者は新型コロナウイルスにかからないためにもなお一層の注意が必要です

2019年10月19日、投稿者は 急性心筋梗塞を発症、緊急手術を受けて一命を取り留
める事が出来ました。自分のために今後の参考になる記事を見つけたので紹介します
心不全(心筋梗塞など)は「進行性で命縮める」後期高齢者死因1位 
兵庫県立丹波医療センター内科(循環器)河崎悟部長の講演


養生に努めることが不可欠」「患者さんの生活を置き去りにして治療はできない。心不全という病
気をよく知って」「心不全について正しく理解し治療を」と呼びかけました。(河崎悟部長)

同県丹波市内で「丹波地域での心不全について」と題し講演した河崎先生は、「心不全は進行性で
命を短くする病気だということを理解してもらうことがまず大事」とし、それを理解した上で「悪
い知らせでも患者さんに伝え、一緒に治療に取り組みたい。節制や服薬などを通じ、患者さんが自
身の生活の質を支えられるようにしたい」と述べた。

河崎先生は、2010年兵庫県立丹波医療センターに赴任。自身が中心となり、休止していた循環器
内科の24時間365日救急の受け入れを再開させるなど、医療提供体制の充実に取り組んできた一
方で、がんと比べ、心不全という病気への理解が患者の間で進んでおらず、一緒に治療に取り組む
ことの難しさに直面したことを打ち明けました。

高齢化で心不全はさらに増えるとし、75歳以上の後期高齢者ではがんを逆転し、死因の1位が心不
全と紹介。心不全は、がんと同じ進行性でありながら、病状が行き来する点が異なっているとし、
「がんは、ステージが進むと戻らないが、心不全は治療をすると戻る。救命が難しいところまでい
った患者さんが劇的に良くなって退院したり、突然急変したりする」と説明しました。
また、いったん心臓の機能が落ちると、元には戻らないが、「放っておくと悪くなる」と、治療に
取り組む必要性を説き、治療が良くなったことで長生きができるようになっていることも紹介した
投薬のほか▽血流が悪い人には血流を増やし心臓への血を増やす「カテーテルインターベンショ
ン」▽ペースメーカーの埋め込み▽心臓が悪くなると機能が落ちる肺を補い、心臓を助ける呼吸補
助機器▽全身の血液供給を良くする心臓リハビリテーション―などの医療を提供しています。
医療技術を尽くしても、心不全入院患者の43%が再入院症例との同県立柏原病院のデータと、再
発入院の6割が塩分や水分の取り過ぎなど患者要因によるものとする学術論文のデータを示し、
「患者自身が病気を知り、養生に努めることが不可欠」と説明しました。

病気への意識を高めてもらうために「進行性で、命を短くする」ことを伝え、生活改善に取り組ん
でもらうことが有用と考えましたが、「患者にそういったことを言うのは好ましくない」との考え
もありました。2017年に日本循環器学会などが示したガイドラインに初めて「だんだん悪くなり
生命を縮める病気」と記載されたことで患者にとっては厳しい事実を伝えられるようになり、長年
の悩みが解消されたといいます。「患者さんの生活を置き去りにして治療はできない。心不全とい
う病気をよく知って」と強調していました。






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最終更新日  2020年07月22日 05時04分00秒
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