
行って良かった!!
一寸時間が経ってしまったが、先週末息子と行ったエリッククラプトン主演のMission concertの事を書いておこう。
オークランドに住んでいる上の小熊がクリスマスプレゼントとしてMission Concertの
チケットをくれた事は先(12月)にも書いたが、先週末がそのコンサートだった。
小熊が着いたのは金曜日(26日)の3時半。
小生は本来なら休みのはずだったが、急遽コンサート会場の警備で呼び出されて、小熊の到着には間に合わなかった。
翌日(27日)はコンサート当日。
普段は寝坊の小熊も少し早めに起こしてスミの散歩につき合わさせる。
眠い目を擦りながらも、結構スミと楽しそうに歩いていた。
コンサートは午後3時開場となっていたが、チケットが一般席(GA)だったので少し早めに家を出る。
場所は家から約20分の所にあるNZ最古のそして最大のワイナリー、Mission Estate.
大勢の人達に混じって3時開場を待ち、いざ入場。
しかし、開場待ちの長い列の先頭に居た連中が殆ど良い場所を占拠してしまう(苦笑)。
仕方がないので、我々はステージ正面の丘の斜面に陣取る事にする。
ステージまでは結構距離があるが、双眼鏡を持って行ったしステージ両脇の大画面があるので見るには困らないだろうという事に。
ステージが始まったのが5時から。
最初は前座(Support players)で地元の高校生の中から才能のある子が出てきて歌う。
これはMissionが主催する才能のある子供をサポート、あるいは発掘するプログラムの一環として毎年行われているらしい。
3人の若者が出てきたが、何れも結構上手い。
まだまだ荒削りだけど、磨けば珠になりそうな子も居た。
その他の前座のバンドの演奏が終りいよいよクラプトンのバンドの演奏が始まったのが8時過ぎ。
最初は晴れていた空もいつの間にか雲が出て一寸肌寒くなって来た。
司会者の紹介の後直ぐに演奏が始まったが、パワーと言い、テクニックと言い前座のバンドとは大違い。当たり前と言えば当たり前だが、理由は後で判明。
バンドの編成は、リードギターが3本、ベース1、エレクトリックピアノとキーボードが各1台、そしてドラムスというシンプルな構成。
リードの3本は、クラプトン、1stリード、2ndリードとなっている。
クラプトンは何時ものように、地味な色の半袖のカッターシャツにジーパン。
他のメンバーも似たり寄ったりの格好。
あれ?クラプトンは何処? なんて探してしまった(笑)。
最初の2曲はわざとそれぞれ若手のギターリストにリードを譲って、クラプトンは伴奏だけに徹している。
しかし、この若手の二人のテクも相当強烈というか、半端じゃなく上手い!!
二人ともクラプトンのバンドだから、サポートのポジションだが他のバンドに行けば、それぞれがリードで立派にバンドが組めるくらいのテクがある。
特に1stリードは、そこいらのロックバンドのギターリストが裸足で逃げ出すほどに素晴らしい腕前。
3曲目で御大登場。
他のギターより一寸小さめのギターを抱え、小首をかしげ軽く目を瞑り デッキシューズを履いた足をその場で軽く足踏みするようにしながら弾く独特のポーズ。
派手なアクションはない。 しかも目を閉じて弾くギターからは弦の上を指がスライドするときの音がしない!
これって考えたら凄い事!
サポートのギターリストも同じ。
この辺りはクラプトンの教えが徹底しているのだろうか?
どんなに難しい曲でも目を閉じたまま。
そのテクニックには惚れ惚れすると同時に感動で胸があつくなり、自然と涙がこぼれた。
となりの息子を見ると彼も目を拭っている。
聞けば、こんなに感動したのは初めてで不思議と涙が出たそうな。
それからの2時間は正に圧巻という言葉がピッタリのステージ。
曲の合間の喋りもなければ、紹介もなし。 全く客に媚ないステージ。
そっけないと言えばそれまでだが、観客は彼のテクニックと演奏を見に来ているので、それでも皆ハッピーだった。
途中からギターをアコースティックに持ち替えて得意のブルースも何曲か披露。
これも良かった!
最後の方は2万5千人の観衆が総立ち!
コンサートが終わったのが10時過ぎ。
帰る道すがら、小熊と二人で今見た素晴らしいコンサートの事をじっくりと話し合った。
彼自身、こちらに来る前にオークランドで 世界で5本の指に入ると言われる、若手ロックギターリスト演奏を生で見て来ているが、全然レベルが違うと愕いていた。
見に来て良かった!
親子共々楽しめた一晩だった。
息子よ 有難う。
Dad.
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@tomo5さん