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あらすじを考えず、考えたことを書き残しておく。 タイトルにあるように、楽天に勧めたいワインがない。昔は「これが良いワインだけど高い」ということがあったが、いまは売り物がない場合が多い。例・レ・ジャルダン・ド・ラ・マルティニエール ロワールのワイン。日仏商事傘下のワイナリーで、ワインショップが運営するサイトには売り物があるものの、楽天にはない。・ドメーヌタカヒコ 一部で販売された形跡は残っているものの、人気が高くなって買えなくなってしまった。・ベルナール・ファン・ベルグ ブルゴーニュにあったワイナリー。2010年より以前には一部の日本のシッパーさんが輸入して国内で流通していたが、ワイナリー活動後期は日本にまともに入ってきていなかった(中国・東南アジアには入ってきていた)。 よそで買うなりするので良いけれど、こういうマーケットの状態で、楽天アフィリエイトで何を貼れというんだろうね。 アルコホリック・アルマジロさんは下2つの販売実績があるので、共感できる。
2023.04.30
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久しぶりに慌ててワインを購入した。「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード・オムニス 2012」と「シャトー・メルシャン 北信シャルドネ 2014」の2本で、伊勢志摩サミットで提供されたという発表がきっかけだった。<参考資料>「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード オムニス 2012」、「シャトー・メルシャン 北信シャルドネ 2014」、「シャトー・メルシャン アンサンブル ももいろ 2013」がG7伊勢志摩サミット2016で提供!http://www.kirin.co.jp/company/news/2016/0527_01.html 他にも伊勢志摩サミットでは別の日本の作り手のワインも提供されたという。とはいえ、シャトー・メルシャンは何度か見学させてもらったワイナリー。日本開催のG7サミットでメーン級として提供されたというので、入手して飲んでみたい(あるいは飲んでみたいという人をみつけて一緒に飲みたい)という気持ちがむくむくとわき上がった。 オムニスは、よく通う都内の有名ショップに在庫があったことを思い出した。お金ができたら買おうと思っていたのだ。慌てて電話を掛けたら「在庫ありますよ~」とのこと。1本ゲットできた(買い占めに走るネットオークション中毒者がいたら、もう在庫がなくなっていることだろう)。 ついでに北信シャルドネがあるかと尋ねたら、「それはない」との返事。ヴィンテージが違ったワインでは、コト消費の観点からすると意味がない。急がなくては。 ここならあるかも、と考えて電話をかけた先は、勝沼のシャトー・メルシャンのビジターセンター。まだ数本在庫があるとのことだったので、昨日(5月28日)買いにいった。入手できた。 ビジターセンターの棚をのぞいてみたら、オムニスは在庫切れ。北信シャルドネは、訪問時点では棚に3本残っていた。一般売り用は、まだもう少しあるらしい。まもなく売り切れになるだろう。 シャルドネの北信はともかく、オムニスはボルドー系品種のブレンドワインなので、ブルゴーニュ好きには物足りないかもしれない。とはいえ、ピノ・ノワールに適した産地をカバーしていないシャトー・メルシャンの中で、椀子(マリコ)は売り出し中の新しい産地である。大手資本(というほどメルシャン自体は金持ちじゃないと思う)が力を入れる今日的な日本ワインとしては代表的な存在といっていいだろう。 選ばれたワインについては、セレクションした人物の問題で偏りがあるかなとは思う。個人的には、中央葡萄酒などの甲州とか、余市などのピノノワールのワインが含まれていたらもっと良かったのに、という印象を受ける。
2016.05.29
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某百貨店でもう少し安く入手できそう。もう、この種のワインは値段はあってないようなもの。単品で売っただけウメムラさんは良心的な方だ。 ドメーヌ・アルマン・ルソー シャンベルタン [2012]750ml
2015.05.09
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お、おう。すごいね。 [1988] エシェゾー リュシアン・ジャイエ 750ml Echezeaux Lucien Jayer
2015.02.24
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貼っておこう。悩んだ末に少し購入しました。 [2007]Beaune Teuronsボーヌ・トゥーロン 【シャトー・ド・ショレ ※ジェルマン家】 750ml
2013.12.01
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買いにくくて困ります。 [2009] ショレ・レ・ボーヌ シャトー・ド・ショレ
2013.11.02
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ワインを本格的に飲み始めた○年前、このワインをよく探して、買って、飲みました。いまも欲しいけど、お金がつづかないのでしばらく様子見。最近こんなのばっか。スカッソ・ディ・チェザーリ [2001] テヌータ・ヴァルジャーノ
2011.05.05
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ミシェル.ニーヨンのシャサーニュモンラッシェ、一級レ、シャンガン2004を飲んでいる。これは美味い。甘くて酸があってミネラリーで、すこしハチミツのようなコッテリ感さえ。十分熟成している。航空便で直送したせいかもしれないが、こんな美味い白のシャサーニュは、飲んだことがなかった。我ながらブルゴーニュの初心者だと思うが、こんなワインばかり飲めるなら、これは楽しい。(暇なときに写真つきでエントリーし直します)
2010.09.13
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<予告編>飛行機が飛ばないと出張するビジネスマンは大変だあー、とヒトゴトだった私。突然、クロネコから電話が。「あなたのワインはまだ外国の空港にあります。いつ日本に飛んでくるか不明です」むむむ。思いっきり関係があったみたい。一体いつ到着するのかな、注文したワイン。
2010.04.16
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東急百貨店でワインを購入したのは今年になってまだ2回目だが、今年も幸運なことにラヴノーを購入することができてひと安心だった。残念なことに今年も特級は入手できなかったが、1級を2本購入できた。ルソー2007も何とかシャンベルタンを入手できてひと安心。徹夜はしない主義なので、その割にはまあまあな結果だったかと思う。4月になりいろいろ予約したり購入したりしたが、あとはルジェなどが買えれば、もう秋まではいいかなと思う。自動車税やトンネルカーブの支払いも待っていることだし。試飲はいろいろしたいところ。最近、仏国の某レストランのワインオークション物が入荷しているが、目玉が飛び出るほど高いとはこのことだという感じがする。この中にはラヴノーも含まれている。ラヴノーというと、その昔にエノテカのオンラインショップにお世話になったことを思い出す。昨年も書いたような気がするが、パリでは某レストランと並んで有名なタイユバンから、クロやらモンテ・ド・トネルやらを輸入してきて、1万円未満で(←ここ重要)売っていた。おかげで何本も試すことができて、今こうしてラヴノーをかき集める一員となっている。エノテカから買いたいワインの筆頭は、今でもラヴノーだ。遠まわしの表現になっていないかもしれないが、今じゃ「損して得とれ」なんてワインの世界じゃ死語なんだろうね。由来は似たようなものだし、ブジヴァルの売り出しはたかだが5年ほど前のことでしかないのだけれど。「オークションになったら手を出さない」という格言も聞いたことがあるな。ワインの世界ではありませんが。
2010.04.11
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ツイッターを始めた。色々な人が指摘していることだけど、あのメディアに参加しないのは損だと思う。面識のある人と、たくさんのテーマで時間を共有している感じが楽しい。ブログに比べていろいろ制約があるのも、逆にいいことだ。最初に会ったツイッター利用者は面会予約していた某大学教授だったが、その人はツイート(情報発信)するときは5-6回続けてするので、字数の制約はないに等しい。じゃ、制約って何なのかというと…。使ってみれば分かりますよ。まったく違うハンドルネームで参加しているので、当面は物理的にも内容面でも、このブログとはリンクさせないつもり。でも、いつか自分から関連付けしてしまうだろうなあ…。
2010.03.27
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...なぜですかね(笑) 私が考えた意見ではないが、たまたまツイッターのリンク先で読んだ池田信夫氏の(かなり前の作と思われる)文章を読んで、拍手してしまった。 無断引用になってはいけないので、詳しくは最後のリンク先の1頁をご参照いただきたい。 簡単に要旨を記すと、タイトルに記した「原因」は、サービスより中身にある。品揃えが貧弱なのに値段は普通の大型店と変わらない。日本の流通業界全体が暗黙のカルテルになっている。 池田氏の文章には普段、首を傾げることが多く、実際にお目にかかっても私と意見が会うことはほとんどないと思うが(偉い人に偉そうな言い方してスミマセン)、この一節にはピンときた。あるアングルからみれば非常に正しい。正鵠を射ている。 以前買ったキヤノンのデジタル一眼カメラは、カカクコムで探せばヨドバシで7万円台のものが5万円台になったりしたので、「日本の流通業界全体が暗黙のカルテルになっている」とは思いません。 このあと私が何をいいたいか、このブログの読者の方なら理解していただけると思う。 普通の商品なのに、飢餓感をあおって価格を吊り上げても、まともな客なら2度はだまされない。 1年間に36単位しか入荷しない商品があるとして、それしか割り当てがないのか、卸がそれしか持ってこなかったのかでは、大きく違う。 レア物だから抱き合わせで購入しろ、といわれたところで、それ自体の使用価値、つまり「消費してみて満足か」という点の確認が終われば、こいつは不要という商品も出てくる。ここの見極めのできない人だけ、無駄金を使い続けることになる。 世の中に飢餓感をあおるメディアが数多くある商材って、本当は不要なんじゃないの?マンガ、季刊書籍、ショップのメールマガジンとか。 試して買うことが難しい商品で、無料で試す機会を客に与えるリアル店舗や、自分が実験台となりテキストで感動を伝える努力をするオンライン店舗は、正しい姿勢で勝負をしていると思う。<要約のようなもの>・試飲させる店は顧客本位のあるべき姿の店である。東急はセールの前の週までに試飲機会を提供するべきだ。・楽天はまず、客が欲しくもないイラン商品ばかり並べているという事実をまず理解するべきだ。・店を利用しよう。店の使い捨てにはなるまい。・「今年は決算が厳しい」といっている店は、まず高くて売れない商品の価格を下げるべきだ。伊勢丹より高く同じものを売っているオンラインショップは特に。...。「どこが要約だ」という突っ込みはなしで。池田氏の著作PDFhttp://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/200.pdf
2010.03.22
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シャトー・ド・ムルソーから問い合わせに対する返事がきました。ブルゴーニュ・ブラン・キュヴェ・デクセプションは、ムルソー・ペリエールの畑の中にあるものの、1級畑でも村名畑でもないとのこと。1934年のペリエールの境界画定後にぶどうの木が植えられたため、だそうです。シャトー・ド・ムルソーとしては、ここを1級なり村名なりの畑として認めてもらえるよう期待しているそうです。
2010.01.20
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今さらながら、本日ボジョレー・ヌーヴォーを買った。2005年以来、4年ぶり。虎ノ門・カーヴドリラックス独自のヌーヴォー。一番安い1680円のもの。家に持ち帰り、そのまま飲んでみる。…うまいじゃん。ガメイだから、コート・ドールのピノ・ノワールと比べれば酷だが。初めての海外旅行でフランスに長期滞在した時、近くのスーパーでさんざん買って飲んだボジョレー(ヌーヴォーではない)より、濃厚かつクリアな味わい。開けて2時間ぐらい経過したせいかもしれないが、タンニンが軽くフルーティーで飲みやすい。2009年、やっぱりいい年なのかな。別の店を2件まわったが、今年はヌーヴォーが良く売れたそうで、ほとんど在庫がなかった。リラックスには5種類ぐらい、どれも結構残っていたので、まだ飲んでない人は購入されてみては如何でしょうか。さて、過去のメル凸の件。過去の事例を振り返ると、一番熱心にやりあったのがネット販売の巨頭の一角、あえて実名を出すが、松澤屋である。志が高い店で、楽天が見習うべき点は少なからずあると思う。ワインの状態が悪いとは思はない。しかしながら、ここの販売方法はダメである。さんざん指摘したが、ついに折り合いがつかず、一時期会員をやめていた。今年、ボルドープリムールのため再び会員となったが、やはりがっかりしたことがあった。次回以降、その内容について詳しく述べたい。
2009.11.29
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買いすぎた。 現金でワインを買うことに徹したいと、ことあるごとに書き込んでいたのに。 なんと、12月支払い分のカード利用額が、ワインだけでウン十万円に達してしまうことになった。 ニバンテさんにはその現場を見られていたのだが、非常に非常に軽率だった。 いいワインが1本、手に入ったが、なんだか自分でも夢をみているような感じだ。 こうなると、あとは例のGRのF盆と、銀座の店のレザムと、大宮の店のオーレリアン・ヴェルデと、岩手の例の店で1本だけ購入したデュジャック・マルコンソール07(今年はこれだけ!)、これら予約したワインを購入するだけで「ゲームオーバー」。 また、借金返済コースに逆戻りですよ。シュン。 DRCの06は、落ち着いてからだなあ…。 さて本題。OWLさんの書き込みで心配だった「気まぐれワイン蔵」のワイン。本日、1本開けました。 シャソルネイのオークセイ・デュレス・レ・クレ2002。一番ダメそうな気がしたので。 低温から始めるとヒネ香しかしない。やっぱだめ? 温度が上昇すると、だんだんシャソルネイらしい香りの広がりの片鱗がみえる。 …しかし、またすぐ消えてしまった。 一緒に飲んでいた家族は「おいしいじゃない」といっており、状態がダメだとは確信できない。 しかし、はっきりいえるのは、ラフォンのムルソーとか、ソゼのピュリニーを飲んだ時のような感動はない。 なおかつ、酔えません。ヒネ香が最後までつきまとう。金だして飲むワインじゃない。ガッカリ。 まあ、明日以降に化けることに期待するしかないが、新酒で飲むシャソルネイはこんなワインじゃないよなあ、02だろ…。ショック。 店の保管が悪いのか、こういうワインなのかの見定めをするには、私では能力不足です。 多分、後者だと思うんだけど…。 気分直しにビール飲んで寝ることにする。
2009.10.25
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竹澤の福箱でデュジャックのクロ・サン・ドニ2007を発見。ロシュや他のよさげなワインがついて5本で5万円弱。これは安い! そう思って、これを押したら購入完了という画面までいったが、はっとしてブラウザを落とした。歯を食いしばって、借金を返すまでガマンだ。 液漏れしていたルジェのサヴィニー・レ・ボーヌ2003は昨夜のうちに飲んでしまった。実に爽やかで軽やか。複雑味はもともと期待していなかったが、トンカツによくあった。液漏れしていても、管理状況がわかっていれば、案外安心して飲めるものだと確信した。
2009.09.22
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「借金生活でも趣味を楽しめる方法って?」ヤフーのトップページで岸部四郎氏の非常に興味深い話がリンクされていました。ワインのコレクションにも通じるところがありますね。さすがに消費者金融からお金は借りていませんが…。皆さん、気をつけましょう。この週末、レシュノーのロシュ2007を東急百貨店で購入しました(午後2時過ぎでも残っているとは…)。はじめは買うつもりがなかったけど、05、06と入手しており、「これだけは例外」と割り切って。資金繰りを想定した上での購入とはいえ、先の収入を見越してカードで買うのは反省すべきでした。バイエ2007に参戦していたら、今ごろ首がまわらなくなっていたでしょう。バイエを購入しなかったのは、実は保管場所がないという個人的な事情が大きかったわけですが(3本セットとか買えない)。DRCやルーミエまでには何とかしたいと思っているが…。どうなることやら。
2009.09.13
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都心のワインショップA私:アンリ・ジャイエを何本か持っていますけど、本当に美味しいのかなって不安になる時がありますよ。店員:そうですよね。フェイクかもしれませんしねー。私:...------------------------神奈川県のワインショップB私:ジャイエはクロ・パラントゥーは持っていないんです。店主:何を持ってるんですか。私:エシェゾーとニュイ・サン・ジョルジュ。店主:ああ、エシェゾーはあんまり美味くないんだよね。私:...------------------------都内の飲食店C店主:この××シャンベルタンは貴重なんだよ。私:おいしいですね。実はこれ、ネットで買って持ってるんです。店主:ネットだと状態がどうか分かんねえよ。私:...------------------------ これらはすべてブルゴーニュおたく、ブルゴーニュ狂のプロフェッショナルとの間で実際に交わした会話の一部である。 ブルゴーニュおたくのプロフェッショナルには、どういうわけか、接客時に一般的な小売店ではとても考えにくいような「ひと言」を口にする方がいらっしゃる。 口をついて出てしまうんだな、これが。 サガみたいなものだろうし、おそらくしゃべった本人は後進への忠告ぐらいのつもりなんだろうけども。 まあ、厳しく指弾するつもりはまったくないので、「王様の耳はロバの耳」というぐらいのつもりで、ここに書き留めたい。 ブルゴーニュファンを自認する各々方には、他山の石としていただきたい。アンリ・ジャイエで熱くなってはダメっすよ(ちなみにCで語っていたワインはルー・デュモン)。 蛇足ながら、東急百貨店や伊勢丹で、こういうひと言をいわれたことはない。当然か。
2009.09.07
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ブロガー同志の皆さんは苦労されたと報告されてるようですが。私の場合は比較的、すんなり。デジタル回線で「オンフック→リダイヤル」攻撃で、15分ぐらいでつながった。ラヴノーはヴァルミュール、モンテ・ド・トネルが売り切れなのにブランショは残っているという不思議な売れ方。電話が来たときに代替品としてフォレとヴァイヨンも追加。ルソーのシャンベルタンも買えた。電話を切る寸前「あっー!ポンソのACブルゴーニュ!!」と思い出し、慌てて在庫確認したら残ってた。よかった。で、フォレをリリース。ミュニエは、高くてこれ以上買えないと思ってスルー。よくよく振り返ると、小田急でラヴノー買えたのは初めて。午後は某所で試飲会兼アウトレットセール。イケム02、ムートン01、ロックのクロ・ヴージョ05なんかをがんがん頂きました。価格は格安だったり無料だったり。夢のよう。ただし、帰宅したらヒトとして使い物にならない状態に陥った。家族みんなが寝た頃に目が覚め、それからいままでずっとPCに向かってる。久しぶりに休暇を満喫している感じだ。GW明けから2週間、週末もほとんどなく働いたから、家族も許してくれるでしょ。
2009.05.24
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備忘録として勝手に転載。ジョルジュ・ジャイエのエシェゾーは別に瓶詰めしていたってことしか分からない。Ursula Hermacinski Speaks with Martine Saunier on Henri JayerJanuary, 2003 (略)What about the wines of Rouget, or Jayer-Gilles, or Georges Jayer? What is really Henri’s influence if any?Jayer-Gilles is Henri’s first cousin but has nothing to do with Henri. All along Henri oversaw the vineyards owned by his older brothers Lucien and Georges. One owns a piece of Vosne Beaumonts, the other a piece of Echezeaux. Henri cared for the fruit and offered advice to make the wine. Echezeaux Georges Jayer is bottled separately. Henri has two daughters who are not interested in taking over so his nephew by marriage, Emmanuel Rouget came to work with him in the early eighties. Rouget strictly follows Henri’s methods of viticulture and winemaking. The quality in most cases is inseparable. So should we be collecting Emmanuel’s wines now?Of course! (以下略)URL http://www.mwines.com/reviews.asp?1_Interview_on_Henri%20Jayer%20Jan%202003.html
2009.01.25
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来年以降で(笑)。価格も高めであるとはいえ、しまう所がないと手が出せません。■シャルム・シャンベルタン[1995]■リュショット・シャンベルタン[2003]別の店では、シャルムの2000年マグナムが売れずに残っているようです(高いですが)。お知りになりたい方はメッセージをいただければお伝えします。ミュジニだアムルーズだといったものは全然ありませんけど、以前に比べるとジョルジュ・ルーミエも買いやすくなっているようです。
2008.11.01
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楽天に出始めました。ウメムラでも販売中です。先日のルロワといい、安いと感じなくなりました。前はこんなことなかったのですが。クロサンドニ、クロドラロッシュは抱き合わせ販売のみなので、今回は買いません。http://www.rakuten.co.jp/umemura/394536/449293/432632/
2008.10.26
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本日、ヨドバシカメラ新宿本店でキヤノンのフルハイビジョンカメラiVIS HF10(9万5000円くらい)を購入した。一世代前の型落ちの機種に決めたのだが、用途を考えれば性能は十分。最新機種より1万円近くも安かったのはラッキーだった。 AV機器は、ワインのような高級農産物とは価格の決まり方が随分と違う。最初から購入するつもりだったとはいえ、店員との一定の駆け引きも必要になる。 アフターサービスを考えてヨドバシで買うことにしたとはいえ、カカクコムの最安値より2万円近くも高い価格から値引き交渉しなければいけないのだから、何だかなあ。 他の有力候補だったのは、ビクターのスタンダード機Everio GZ-MG330。ハイビジョン方式ではないから画像は甘いが、32倍ズームで4万円前後で買えることにひかれた。一長一短だったが、結局はハイビジョン機にした。 カカクコムでクチコミ欄を読んでいると、このEverio GZ-MG330について「こんな価格で、ある意味すごい、ハイビジョン機から乗り換えたが、使ってみて充分だ」というコメントがあり、興味深かった。 読むと「なるほど、一理ある」と思える内容だったが、奇妙だったのは、このコメントに対する他の方の反応だ。 「私はスタンダード解像度機への逆戻りはあり得ませんが、視聴環境や運用方法、価値観は人それぞれですからね」 「(画質云々はあくまで自己満足の世界)ですが、自分で決断できない人には、より無難なものを奨めるしかないので。。」 「これからSD(注=スタンダード機)でやっていくんだっていう決意表明っぽいですね。(中略)それはそれで良いんじゃないですか。自分にとっては全く不十分なので眼中にありませんが、逆にほめてくれる人がいて世の中が成り立っているような気がします」 ...これらのコメントを投稿した皆さんは、ハイビジョン機よりスタンダード機がいいという意見がそんなに許せないのだろうか?ほっとけばいいのに。GK? 「『どうしてハイビジョンのカメラも持っていたのにそれで撮ってくれなかったの?』と将来子供に責められるかもしれない事も考えて、ハイビジョンにしておくにこしたことはないでしょうね」 というコメントに至っては、悪いけど笑ってしまった。 自分が子供の立場だったら、記録フィルムの質より、そこに映っている内容の方がずっと大事だと思うけどなー。 両親は私の子供の頃のスチール写真を何十枚か残してくれただけだが、2人とも高度成長期に猛烈に働いて家計を支えてくれた。「どうして8ミリで撮影しておいてくれなかったの」なんて考えたこともない。 もし将来、立派な酒飲みに育った息子に「どうして、僕のバースデー・ヴィンテージのシャトー・ラトゥールを1ケース買っておいてくれなかったの?」といわれたら、皆さん何と答えますか? ↓8万6000円。こっちの方がはるかに安いです。■【送料無料】【振込手数料当社負担】iVIS HF10 iVIS HF10
2008.10.13
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海外市場で1ユーロ=135円台だそうで。信じられない。来年登場する2006年ヴィンテージのワインはかなり価格が下がるかも。このままユーロが下がっていてくれれば、06の割高ワインはショップの肥やしになるだろう。そういえば、95、96ごろのドモニク・ローランの高い特級銘柄って、今でも店先でよく見かける。ユーロのキャッシュを140円前後で購入するかどうか、悩みどころだ。ちなみにFXは危ないので、頼みこまれたってやりません。外国為替市場でドル高、ユーロ高を見込んでポジションを抱えていた個人投資家は、いったん立ち往生せざるを得ないでしょう。シシルイルイですな。
2008.10.07
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先日、購入したアルマン・ルソーのシャンベルタン2005がペリカン便のために危機の淵に立ったエピソードを書いたが、そのワイン写真がこれ。 2005年にはシリアルナンバーが入っている。昨年までと違うので、かなり驚いた。偽造対策かな? このワインの由来を改めて書いておくと、ラックが輸入し、小田急百貨店が販売した正規品。このようにナンバーが入っているシャンベルタンは、たぶん本物だろう。 ちなみに、一緒に買ったクロ・ド・ベーズや、だいぶ前に2カ所から各1本購入したクロ・サン・ジャックなどには例年通りナンバーなどがなかったので、おそらくシャンベルタンのみの偽造防止策だと思われる。並行もののルソー・シャンベルタン2005を見かけたら、ナンバーがあるかどうか確認した方が良さそうだ。 リアルワインガイドの編集部はせっかく現地訪問しているんだから、このへんのことも、しっかり記事化しておいて欲しいと思うのだが。
2008.08.02
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最近、国内のブルゴーニュワイン市場は二極化していると感じている。 毎年、決まったドメーヌのワインが決まった時期に売り出され、それらは確かに年々値上がりしている。2005年は04年から大きくジャンプアップし、06年はさらに若干高くなった感じがする。ロベール・グロフィエは著名ドメーヌの中では早く出回り指標的な動きをするので、ワインの価格の動きを予想する上で興味深い。 一方で、ヌーヴェル・セレクションの輸入する物に顕著だが、同じブルゴーニュワインでも、02年、03年ぐらいとそれほど変わらない値段で05年や06年が売り出されていることも多い。ラック・コーポレーションなら先日書いたシャブリのラヴノーなどがそうで、昔に比べて確かに値上がりしてはいるんだけど、もう無茶苦茶上がってしまったという感じはしない。ユーロの値上がり、ビン、エチケット、コルク、燃料代などが価格に反映した程度、つまりコスト増加が要因だと分かる範囲でのみ値上がりしているように思える。 また、これから増えそうな予感がするのが、人気の薄いヴィンテージの処分売り。最近届いたあるネットショップの価格表をみると、有名ドメーヌやネゴシアンのコート・ド・ニュイの特級が、何種類も1万円を切る価格でオファーされている。この店は、在庫の期間が一定以上たつとほぼ自動的に処分売りをしてくれるので重宝しているが、05年以外のワインの場合、高めの価格に消費者が反応していないことが読み取れる。 そんなことを考えていた今日、リアルワインガイド最新号を読んでヌーヴェル・セレクション社のHPが出来ていることを知り、閲覧してみた。ここの「インサイダー・インタビュー」では、クルティエ・セレクションに関わるベテランのクルティエの話が紹介されている。また、リンク先の「wine-navi」というサイトに上田社長のロング・インタビュー記事が出ていた。ブルゴーニュワインの愛好家ならどちらもぜひ読むべき記事だと思う。ブルゴーニュワインの高騰が、コストアップ要因と、市況の過熱をみてサプライチェーンの参加者が吊り上げる投機期待の2つが混じっていることがよく分かる。 クルティエ・セレクションとして出てくる安いワインに品質上の問題はなく、川上であるブルゴーニュの生産者が安く蔵出しする特別な理由があるということだ。川上から安く出れば、最終的な小売価格も安くなり、卸や小売り、われわれ消費者すべてにとって幸運といえる。生産者も、在庫を現金化できるという意味ではありがたいだろう。 一方、いったん日本国内に入り、売れ残って出てくる安いワインは、川中なり川下にいる卸や小売りの需要の見誤りが原因である。投げ売りは消費者にとってはありがたいが、卸や小売りの事業継続性を脅かすリスクとなる。逆に2005年のような年に、小売り側が「ここは一発価格を上げてやろう」と考える動機にもなる。 こうしたことを考えていて思うことは、(1)「高いワインが美味い」という仮説は根拠が薄い(2)2004年や06年のブルゴーニュワインは、これから数年のうちに結構投げ売りが出そうだ―ということだ。ジョルジュ・ルーミエのような超人気ドメーヌのワインや、人気ドメーヌの特級やACブルゴーニュはすぐ売れるだろうが、在庫が多めのワインは買い急いだりせず、価格の妥当性や店の姿勢をよく見極めた方が良い。 商流の末端にいる消費者は、買いたくなければ買わなくてすむという有利な立場にいることを忘れるべきではない。ヌーヴェル・セレクション社 http://www.nouvellesselections.com/wine-navi http://www.wine-navi.com/
2008.06.14
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ブログが更新出来ません…。ワインもいろいろ購入しているし、ワイン以外で最近感じること(アナウンサーの川田亜子さんのこととか)も結構あるので、書くことには困らないものの、最近はどうにも時間がなくて困る。とりあえず次回は本日入手したPONSOTやHUDELOT BAILLETのことでも書きたい。楽天でこういうワインが買えなくなったのはなぜかを考えながら。考えてもしょうがない気もするので、考えるのはやめておこう。
2008.06.01
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この前の土曜日は朝早くから東急本店前に並び、フランソワ・ラヴノーの2005年ヴィンテージを買い込んだ。 以前からここでたびたび取り上げているように、ラヴノーは大好きな作り手。ここのモンテ・ド・トネル(5000円ぐらいだった)をエノテカで購入し、ブルゴーニュの白の魅力に目覚めたほど。 今回も単価が安く、是非欲しかったので、首尾よく特級のクロなどを入手できてよかったのだけれど、あのワインをこの蔵出し(たぶん)価格で購入できるのは、結構貴重なんだそうです。翌日、某百貨店できいたら、ブルゴーニュに強いその店にも、新酒では入荷してこないのだそうな。 さて、暇つぶしの話。 私、月に1回ぐらい東急の本店や東横店に並んでは家族からひんしゅくを買っているのだが(最近は、「ひんしゅくは金を出してでも買え」なんていう人もいますね。このブログもそうかも(^^;))、並んでいる時にいかに暇をつぶすかというのが、長年?の課題だった。 今回、新聞を持ち込んで切り抜きをしてみたところ、結構いい暇つぶしになった。こりゃ、いいね。 今回、紙袋に新聞紙の束を入れ、百貨店で並んでみた。新聞は切り抜く必要のある記事が掲載されている面だけを束にして持参し、並んでいる間に座ってハサミで切り抜いてみたが、他の記事も読んだりしていると、結構時間がつぶれる。 欠点といえば、どんな記事を切っているか、隣の人にばれてしまうことでしょうか。 整理券の配布時間までに切り抜きが終わり、切り抜いた記事はクリアファイルに保存。ハギレは持ってきた紙袋と一緒にしてゴミ箱に捨てた。 皆さんもやってみてはいかがですか。 もうひとつ、今はまっている暇つぶしは仏語会話集。 GUIDE PRATIQUE DE LA COMMUNICATION(DIDIER)という、むかし仏語の勉強をしている時に購入した本ですが、まったくマスターできていないので、このさいと思い、仕事帰りに地下鉄で読んでいる。 いろんな表現方法が説明してあって良いのだけれど、ネンキが入っているので、現実から乖離してしまった部分もある。なんといっても、登場する通貨がフランだ! よく読むと突っ込みどころが多くて、面白い。 コンピューターを買う場面で、店員が「IL CONTIENT UN DISQUE DUR」と説明しているところを読むと「今どきフランス人だって、ハードディスクっていうんじゃねえの」とか思う。 また、同じ店員が「プリンターは別売りで3000フラン、レーザープリンターだと15000フラン」とか説明しているけど、そりゃいくら昔とはいえ高すぎだろ。 分からない単語は、電子辞書でがんがん調べる。仏語会話に挫折した方にはオススメです。※アマゾンに在庫がありましたね。まだ売ってるんだ…。http://www.amazon.co.jp/Guide-Pratique-Communication-CHAMBERLAIN/dp/227805063X
2008.05.13
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生まれてはじめて中国・上海に旅行に行った。といっても市内に1泊だけで、ほとんど何も見ずに帰ってきたようなものだった。 昨年タイを訪れた時は、免税店でDRCなど豪華なブルゴーニュワインが信じられない高い値段で売られていたことが印象深かったが、今回かけ足で利用した浦東国際空港の免税店ではめぼしいものは特になし。マルゴーのセカンドが円換算で1万円以上の値段で売られていた。興味が持てず、正確な値段やヴィンテージも控えるのを忘れた。 ワインなどより、出国審査の金属チェックのコーナーで働いていたきれいな女性職員の方がよっぽど気になっていた。 私の場合、アジアに旅行に行くとフランスワインへの関心が減る。たった数日旅行しただけだが、アルマン・ルソーの2005年争奪戦への関心など、きれいさっぱり薄らいでしまった。あれだけのワインとはいえ、みなさん、よく3万円、4万円と気前よくお金を使う気になれますね~、エチケットに「2005」って書いてあるだけでしょ~、って感じです。 まあ、今はお酒が飲めないからということもありますがね。
2008.04.20
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本日、縁あって、公人とでもいうべき年配の男性とお会いする機会がありました。お酒を飲む場で(←私は飲んでませんが)、私も聞き役の一人としてフランクにお話を伺いましたが、なかなか興味深い方でした。部下に「嘘はつくな」といってると。そして「知っている時に、知らないというな。そういう場合は、言えないといえ」と。あまり役に立つ話じゃありませんが、興味深かったので備忘録として書き残します。松坂屋の件は早く確認作業をしたいと思っていますが、仕事が立て込むと更新がままなりません。お許しを。
2008.03.27
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タイユバンのジャン・クロード・ブリナ氏が亡くなったそうですね。合掌。私にはご縁のないレストランでしたが、何年か前の元旦にエノテカが売り出したブジヴァルは面白い試みだと思いました。死ぬまでにミシュランの三ツ星を奪回したかったでしょう。
2008.01.09
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あ~、がっかり。ラ・ロマネさん、ブログ休養を宣言されました。残念です。ワインとの接し方がとても自然で楽しそうで、理想のワインライフを見せていただいていました。当ブログでも発足当初によくコメントしていただいていて、勝手に私淑していたのですが…。いつか再開されることを祈念しています。Qさんといい、いつの間にか閉鎖されたkurivouさんといい、ネット上でしかお付き合いのない先輩方のブログが読めなくなって残念です。
2008.01.08
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来年の今ごろまでお酒が飲めません。がっくり。9月に持病が再発したものの、すぐに体調が持ち直したので気をよくしてワインを飲んでたら症状が悪くなり、ドクターから禁酒令がかかってしまいました。楽しみにしていた22日のワイン会に出られなくなり、とても残念。2005年のテイスティングもすべてお預け。日頃の行いが悪いから、こうなるのだろうか。治癒してもワインが飲めるからだに戻れるかどうか分かりません。が、再来年にはブルゴーニュに旅行に行けるようになることを目指し、禁酒と健康管理、貯金、仏語習得に励みたいと考えております。妊婦さんて、こういう禁酒期間がけっこう長いんですね。こういう状態になって、そんなことをしみじみ思うのでした。
2007.12.17
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ここのお店には、お気に入りにリンクを入れて頻繁に巡回していたが、なぜかクレジットローンのサイトに変わっていた。店長のブログを見ようとしても同じ内容が表示される。http://www.fleur-de-primeur.com/ 東京(確か世田谷)から軽井沢に引っ越した店で、在庫も魅力的でいつか購入したいと思っていた。今年の夏はずっとお休みで、最近やっと再開したと喜んでいたのに。閉店したのだろうか。あのワインのストックはどこにいってしまうのだろう。もう買えないかもしれないと思うと残念だ。追記…今日(11月3日)にクリックしてみたら、何事もなかったかのように元に戻っていました。一体、何だったんでしょうか???。ひとまず安心です。
2007.10.30
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「Life of Nishimura」は、京都の西村酒店というお店のご主人が書いているブログです。西村酒店さんは、ちょっと前に楽天をひきはらった元ネットショップでもあります。「Life of Nishimura」は楽天時代から続くご主人のエッセイ(ぼやき?)が中心ですが、非常に興味深い内容が多く、勝手にご紹介させてもらいます。ジャン・グリヴォーの訪問時の記事などは、他のどこでも読めない、とても濃い濃い内容です。 私はここのご主人にお会いしたことはありませんが、ブログの過去の記事を拝見する限り、とてもストレートで厳しい性格ながら、ブルゴーニュワインに対する情熱に溢れる頼もしい方です。 ここ数日、ジョルジュ・ルーミエの入手に関連してご主人のブログでやりとりをさせてもらいました。こちらのブログへの感想もいただきました(ずばずば斬っていただいていますが…(^^;))。 もし、まだご存知ない方がいらっしゃったら、ぜひご覧になってください。左のbookmarksからも入ることができます。 ちなみに、ワインはメール経由で販売を続けていらっしゃいます。http://nishimurasaketen.sakura.ne.jp/
2007.09.24
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ネットや百貨店で2005年ヴィンテージの売れ方をみることが多いが、下のクラスを飲む暇もなく、売り出されるワインに飛びつく人が多いというのが実情ではないだろうか。この点で、2005年は2002年と共通している。価格は上昇し、販売本数も品薄気味とあって、衝動買いを誘いやすい地合いである。 しかし。価格の上昇にどこまで正当性があるのか、「品薄」の実態はどうか、という点について、実はかなり怪しい部分があると思っている。 価格の上昇については、まず何といってもユーロ高であり、さらに原油高に起因する輸送費の上昇が重なる。購入者側は「仕方ない」とあきらめているところがある。しかし、一般にどんな商品であっても、コスト上昇を理由に簡単に価格に転嫁できるものではない。できるとすれば、それはユーザーが価格の上方修正に甘いからだと断言していいと思う。 ある日用品メーカー社員は「洗剤の価格は安いままだ」と嘆く。今の小さい箱の洗濯用洗剤は、かつて洗剤自体の洗浄力向上により登場した。当初は旧型の大きな箱の洗剤と同じ800円ぐらいしたらしいが、今や特売価格は200円ぐらいに過ぎない。洗剤の原料は石油や植物由来の油だから、いま価格が上昇してもおかしくないが、実際には既存製品が値上がりすることはない。各メーカーとも、新しい機能をつけた新製品を従来品より若干高い価格帯で売り出し、消費者に購入してもらって売り上げを伸ばそうとしている。涙ぐましい話だと思う。 洗剤がデフレ経済の代表的存在となったことは、国内の小売業界の競争の厳しさと無縁ではない。例えばスーパー最大手のイオンは、大手メーカー製の食品や日用品など100種類の通常店頭価格を年内は引き上げないという「価格凍結宣言」を行うそうである(毎日新聞8月4日朝刊)。原材料価格の高騰でメーカーの値上げ発表が相次いでいる中で割安感をアピールする狙いだそうだが、寡占化が進む小売業界による力技と感じるのは私だけだろうか。 大規模小売店主導の値決めが激しさを増し、全国にシャッター商店街を生んできた負の側面がある。しかし、この安売りの姿勢が一般の消費者から支持されきたことも事実だ。 そして、規制緩和で存亡の危機に立たされた酒屋の中に、利益率の高い商材であるワインに経営資源を集中し、楽天に出店し販路を広げ成功しているショップが少なくない。大規模小売店が町の商店を駆逐したこととコインの裏表の関係にあると私は思っている。 しょせんワインはぜいたく品である。衣服を洗濯しない生活は考えられないが、ワインのない生活などフツーにある。ましてや、ブルゴーニュ、コート・ドールのワインの数は世界のワインの生産量のごくわずかでしかない。 だからイオンで販売される食品や日用品とは違い、マスの競争原理が成立しない。高級ブランドの専門店と同じように、卸売価格や小売価格をいくらで設定しようと、基本的にはインポーターや小売店の勝手であり、消費者がどうこういう立場にはない。嫌なら、もうブルゴーニュワインを買わなければいいだけだ。 逆に、地方都市で家族経営をしているネットショップが、東京の百貨店と同じインポーターから仕入れたワインを何%ディスカウントして売ろうが、それも小売店の勝手である。経営努力をしない他の店が何と言おうと、顧客を広げたい店の努力を邪魔するべきではない。 以上は原理原則の話にすぎない。これらを踏まえても納得がいかないことがあると感じるとするなら、それは便乗値上げであり、価格カルテルであり、メディアを専ら小売価格吊り上げに利用することだと思う。(つづく)
2007.08.07
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年初の誓いを全然守れていません。いかんです。 唐突ですが、生まれて初めてタイにいってきました。ドナルドも両手をあわせて「サワディー・カップ」。 バンコク市内の中心部からやや北に、kingpowerという有名な免税店があります。お酒も売ってましたので、ひやかしで入ってみました。 ワイン売り場のセラー内には「バーガンディ」コーナーがあり、ここにはひたすらDRCだけ並んでいました(写真は撮り忘れました)。マグナムも結構ありました。銘柄、ヴィンテージ別でいくと、軽く30種類ぐらいあったでしょうか。 ロマネコンティとかヴォーヌロマネ1級といったレアものこそなかったものの、タマ数は豊富で、モンラッシェ数ヴィンテージ、99のリシュブールなど、一部関係筋には垂涎もののアイテムがありしました。たしか、リシュブールはマグナムもあったのではないでしょうか。 しかし、その価格が問題。今、為替レートは1バーツ=3.6円ぐらいですが、各ワインの価格は、「単位が円だったらまあ安いかも」という数字でした。プライスタグをじっくりにらんでみたものの、やっぱりタイバーツ。ひらたくいうと、私の脳内のDRC相場価格の約3倍でした。世界的にDRCが値上がりしている理由が何となく分かった気がしました。 売り場のおねえさん、言葉を失っている僕に、日本語で「高いですか」って話しかけないでください。「ええ、高いです」と思わず答えてしまったじゃないですか。 涙目になって「ブルゴーニュはここだけかな??」と探すと、セラーの外の棚にもブルゴーニュの棚を発見。こっちはこっちで、ほとんどルイ・ラトゥールなどネゴシアンものばかり。わざわざ店員さんが寄ってきて「そっちは安いワインですよ」と教えてくれました。そんなに安くないと思うよ。日本では見慣れない畑名のムルソーなどが置いてあり、ちょっと興味をひきました。 モエ・エ・シャンドンは普通のN.V.で1700バーツぐらい。ポメリー、ルイーズ、クリコといった有名メゾンがいくつかありましたが、日本国内より総じて高い。特筆事項はありません。 まー、タイの免税店で真剣にフランスワインを買おうとしにくる日本人観光客はいないでしょうから、これでいいんでしょうね。中国、韓国、シンガポールのお金持ちあたりがターゲットなんでしょうか。しかし高いな~。もし、ルロワのミュジニー2002が10万円台半ばぐらいまでで売っていたら、かなり迷ったとは思いますが。 結局、隣でタイのお酒を売っているお店でタイ産ウィスキーをおみやげに買いました。50CL程度で80バーツ…安ぅ。 それでもまだ足りない感じだったので、空港のファミリーマートでシンハービールを1本買いました。税込みで50バーツ。あと2、3本買ってもよかったな。 昔、誰かが僕に「ビールと豆腐は作ったその土地で賞味するのが一番」と教えてくれました。ちょっと趣旨が違うかもしれませんが、新鮮さが求められるビールこそ、免税店でお土産用に売ってくれればいいのにと強く感じました。 ちなみに、タイの空港からの出国時は、免税品で買ったワインはすべて機内持ち込みOK。シンハービールはトランクの中に入れてチェックインしました。 バンコクには数日間いただけでしたが、シンハーとかチャンとかいった地元ビールをがぶ飲みしていたせいか、「ワインを買いたい、飲みたい」と思わなくなりました。これは我ながらすごいことだと思います。帰国後はワインショップのメルマガがきても、見出しだけ読んで、すぐ削除できるぐらいまで物欲が消えました。 東急本店でドーヴィサのクロを箱ごと買ってたおっちゃんを悔しいと思ったのが遠い昔のことのようです。 みなさんもワインを買いすぎてお金がなくなったり、飲みすぎて体調不良になったときには、南の国にいってワインから自分を強制隔離してみるのもいいかもしれません。お試しあれ(←とかいいながら、JAL機内では無料のマコンヴィラージュをがぶ飲みしていましたが(爆))
2007.03.13
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ブログの更新は久しぶり。ワインはマイペースで飲んできたものの、サラリーマン稼業に忙殺され、「写真を撮って、アップして」という作業を行う心の余裕がすっかりなくなってしまった。 先輩諸兄のブログは読んでいるのに、自分のブログは完全に放置。いけないよなあ。 年の初めということもあり、もう少し肩の荷をおろして取り組もうと決意した。これからは、ひとり言をブツブツ書いていくことにしよう。 さて、私も皆さんにならって、今年の目標を立ててみたいと思います。達成できるかな。(1)ワイン購入本数を年間150本に抑える。(2)ワイン購入用資金を貯める。目標額に達するまで1本2万円以上のワインは買わない。(3)ワインと健康維持を両立する。(4)週1本はブログの記事を書く。 昨年末は、例年と同じことながら、DRCやヴォギュエ、コシュ・デュリなど分不相応なワインを購入し続けた。さすがにロマネコンティとかミュジニーV.V.は買わなかった(買えなかった)ものの、シャーヴのエルミタージュ2003とか、いろいろ気の向くままに手を出し続けた。 ワインは趣味なんだから、キャッシュ(ないしはカード1回払い)だけで買い続けなくてはいかん。「緊急避難のためのリボ払い」はやめる。まだ大丈夫だけれど、貯金を食いつぶしはじめたりすれば、取り返しがつかない。 大晦日から元旦未明にかけて飲んだユベール・リニエ。今回が初めてで、なるほど誰でも欲しがる味わいだと納得した。ピノノワールの冷涼な口あたりの中に、ぽつりぽつりと様々な要素が現れた。最後の一杯で、ほんの少し強いコルク臭が感じられた。
2007.01.03
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フランスに旅行してきました。趣味にしているワインも購入できました。これからフランスへ行く方への情報提供になればと思い、ブログを開設しました。よろしくお願いします。うまいーち
2006.10.15
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